徒然ならざる伊達日記

「なんで伊達に移住してきたの」と聞かれる度に
「北海道で子育てがしたかったから」と答えてきた。
まるでドラマ「北の国から」みたいだねと言われたこともあったが、
「北の国から」を観たことがなかった。
最近、そのドラマ「北の国から」をすべて視聴した。
1981年の秋から始まって、特別編の最後が2002年だから
約20年間の物語を最初の放送から40年も経って観たのだが、
とても感動した。

特に都会と田舎の違いを
子供達の成長と葛藤によって表現するところなど、
大いに共感した。
そして水も電気も自給自足しようと奮闘する姿は、
資源のないこの国の生き方を見直そうと
問いかけているようにも感じた。

私たちも北海道に来て、都会とは違う可能性を大いに感じた。
自分達が食べる分くらいなら野菜を育てることもできる。
魚をとることもできる。
水や電気を自賄いしようとは思わないが、手段がないわけではない。

全てのシステムが整っている都会とは違う選択肢が田舎にはある。
不自由なことも、北の国からの五郎さんのように楽しむことで、
自分次第の生き方ができる。
ドラマではないけれど吹雪で車が動かず、
埋もれて命を落とす事故はあるけれど、
そうした自然の厳しさをわかって共存する知恵も育つ。

遅れのない交通機関、止まらない水道電気、
夜中でも安心安全な街が当たり前の大都会が
自然の脅威に晒されるたびに、
田舎のように少しは整っていない位の方が
人間には丁度いいのではないかと思ったりする。


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25年前、東京からこの北海道伊達市に移住した。都会であくせくして生きてきた自分にとって、この街は楽園のようだった。そんな楽園も暮らしていくといろんなことがあった。徒然なる街ではなく、変化があり退屈しない街に住んで感じたことを600字に絞って綴っていこうと思う。

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