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[2007.11.14]
■男の手料理「マーボー豆腐」を食す
デジカメクラブでは年に3回くらい撮影旅行がある。いつも沖縄から駆け付けるF君の希望で日程と場所が決まる。今回は長野県の穂高である。 
 
穂高には競馬好きの府中の同級生のI君が別荘を持っている。私も何回か泊めてもらったことがあるので、今回も宿泊をお願いする。 
I君は『その時までに別荘が売れなければいいよー』と言っていた。幸いというか、生憎というか、まだ別荘は売れていない。 
 
長野に行く前にI君とゴルフをした時に、たまたま料理の話になった。彼はいまマーボー豆腐に凝っている。それも自分で作ると言う。 
その時は話だけでも美味しそうだった。 
 
そこで今回の旅行では彼に自慢のマーボー豆腐を作ってもらうことにした。私はイコロ農園から送られた北海道の自慢のお米『ななつぼし』と、伊達の割烹『天馬』がお礼に送って来た『いくらの醤油漬け』を持参した。 



I君のマーボー豆腐は手が掛かっている。肉は挽き肉を使わず薄切り肉を包丁で細かく刻む。『挽き肉なんて、なんの肉が入っているか分らない』と言う。さすが俄か料理人である。味付けは彼独特の方法で、辛味の他に隠し味として味噌を入れる。 
 
美味しい米とマーボー豆腐といくらの醤油漬けで、普段は半合も食べない者達がお代りまでしてる。I君はどうやら競馬予想より料理の方が上手なようだ。 
食後の後片付けはいつも家でやっていて馴れている沖縄のF君がやってくれた。私は『食べる人』である。これからもI君とF君には必ず参加してもらおうと思う。 
 
食後はお決まりの健康問題から始まり、昔話から女房の悪口へと進む。引退したオヤジはみんな同じ問題を抱えている。それがまた可笑しい。S君は9時半になったら寝ると言う。私が『もうすぐ寝たきりになれるんだから、今から急いで寝ることはないんじゃないか?』と言うのに、2階に上がって寝てしまった。 
 
気の合う仲間との撮影旅行は写真撮影も楽しいが、それよりも夜の会話が楽しい。 
現役の同級生諸君。早く引退して我々の仲間に入りませんか? 
 
 
(おまけの話) 
別荘の話である。 
昔から『別荘と二号さんは持つものじゃない』と言われている。その理由は、『持つまでは楽しみだが、持ったら最後、後の始末に困る』と言われている。私も以前に八ヶ岳に別荘地を持っていた。 
 
その時は若さゆえの気の迷いで別荘地を買ってしまった。 
すぐに家を建てるお金が無かったので、その時は近くの貸別荘を借りて夏を過ごした。 
そして気が付いた。『別荘は買う必要はない。買ったら、いつもそこへ行かなければならなくなる』。 
 
色々な場所に興味のある私は、そこで別荘を建てるのを止めて、すぐに別荘地を売りに出した。ところが、あんなに簡単に買えた別荘地が売れない。 
 
やっと売れたのは、それから10年も後だった。それも買った時より安かった。買ってくれた人は学校の先生だったが、今は持て余しているだろうなー。I君の別荘も売れなければ、いつまでも貸してもらえるので我々は嬉しい。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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