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[2007.11.20]
■ハワイまで来て内職仕事をする羽目に(2)
ハワイには来年の仏像展の準備の為に行ったのだが・・・・・。 
準備の為の日程は荒住職から提案があった。『天台宗ハワイ別院の開教35周年法要のお祝いに日本から日光山輪王寺の門徒が来るが、その日に合わせたらどうか?』。 
それではということで16日に別院に行き、彼らに合流する予定でいた。 
 
ところが荒住職の骨折りで、『折角の仏像展なら、ハワイの大勢の人に見てもらう為にハワイ・アートアカデミーとの共催を計画した』と言う。そして、展示場所も市内のショッピング・センターの中の部屋を使うように段取りをしてくれた。 
 
ハワイ・アートアカデミーという組織はハワイの日系人の芸術愛好家組織で、かなり長い歴史もある。毎年の展覧会にはハワイ州知事やホノルル市長も賞を出しているという権威のある組織である。そこに合流となると私の作品では見劣りがすることは間違いない。 
でも私はまだ駆け出しであるから、間違っても知事賞なんてもらえる筈が無いので安心だ。 


 
既に開催場所をハワイ別院としたポスターを用意して行った我々は、急きょ場所の変更の書き換えをしないといけなくなった。でも、もう時間も予算も無い。 
仕方ないので、ポスターの開催場所の部分にだけ変更場所の紙を貼ることにした。 
 
パソコンで新しい住所を書いた細長い紙を沢山作り、それを貼る作業が始まった。 
1000枚もあるのだから、そう簡単ではない。 
細かい手作業が不得手な私はなかなか作業がはかどらない。やっと終ったのは午後5時を回っていた。ワイキキ海岸で夕陽を撮影する予定だった私はその時間が無くなってしまった。しかも、指がつってしまったのには参った。 
 
私の冗談半分の提案から始まったハワイでの仏像展は、思いもよらない展開となり、とてつもない催しと発展して行ってしまった。何事もやってみないと分らないという見本みたいな話である。何故か私はそういう巡り合わせとなる人生を歩んでいる。 
 
 
(おまけの話) 
連れが『アメリカに来たんだから、本場のステーキを食べたいね~』と言った。 
現地の人に聞いた評判のステーキレストランに予約の電話を入れた。当日の夕方の電話だったので、生憎と満席で断られた。 
 
そこで、ホテルで他のステーキレストランを教えてもらった。 
フロントマンは親切に地図にグリーンの印まで付けてくれた。ホテルからは近そうなので1人で場所の確認に行った。でも、その場所にレストランは無い。 
ビルのガードマンに聞いてみたら、地図を見ながら彼は『あそこのホテルだ』と言った。 
そのホテルに行き、日系人らしいフロントの男に聞いた。 
ところが、その男は『このホテルにステーキ・レストランは無い』と言うではないか。 
でも、念の為に店の名前を言ったら、発音が悪いせいか『日本人か?』と日本語で聞いてきた。『そうだ』と答えると、『そこの信号を右に行けばある』と日本語で言う。 
 
『でも、そこの信号を右に曲がると公園ですよ』と私が言うと、『そうかー。左だな』と、なんとも頼りない怪しい日本語である。でも、左に行ってもレストランは無かった。 
私のホテルに戻ってフロントマンに文句を言おうと勇んで帰ったら、彼は勤務シフトが終って居なかった。ハワイでは皆が私に嘘をつくなんてあるのかなー? 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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