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[2008.06.19]
■日本の原風景『伊達紋別駅』
女房が東京からやって来る友人達に合流して小樽に行くので、早朝の列車に乗る為に伊達紋別駅に送って行った。 
いつもはスーパー北斗で行くので、そのつもりになっていたら、そんな早い時間のスーパー北斗は無いことを知って驚いた。 
 
そもそも、朝一番の列車は6時30分発の鈍行列車である。 
東京から来る友人達に午前9時に合流する為に千歳空港に行くには、この列車に乗って東室蘭駅まで行き、そこから急行列車に乗り換えて南千歳駅に行き、そこから千歳空港駅まで行くという方法になる。 


方向音痴の女房は、そんな難しいのは大丈夫かと心配している。 
駅に着くと改札口はフリーパスで駅員がまだ誰も来ていない。昨日の内に切符を買っておいて良かったと思った。 
 
すると待合室に居た女性が声を掛けて来た。 
伊達市内の美容院A&Iのオーナーの奥さんと、その息子である。彼らは札幌まで行くと言う。連れが出来たので、これで安心して千歳空港まで行けると女房は大喜びであった。 
 
列車の到着時間が近づくと乗客が集まって来る。 
3~4人のオジサンと他は室蘭まで行く大勢の男女の高校生である。 
田舎の高校生は制服を着ているので学生らしくていい。 
 
顔つきも都会のやわな学生と違い、引き締まっている。 
それは早朝の寒さのせいか? 
東京じゃ私服が殆どなので、見た目では遊んでいるのか勉強しているのか分からない。 
 
 
定刻の6時30分に列車はノロノロとやって来た。 
1両編成のディーゼルエンジンのローカル列車である。 
なんだか胸が詰まる。日本の原風景を見たような気がした。 
正しい日本の田舎の風景である。駅で見掛けたポスターがまたいい。 
 
 
この町の賑わいと近代化とあまりにかけ離れた風景に戸惑い、そして自分の子供の頃に戻されたような気がして嬉しくなった。 
でも、列車が出て行っても駅員はまだ出勤して来なかった。これって、いいのー? 
 
(おまけの話) 
女房を送ってからコテージに戻ろうと町を走っていたら、ポスフールの方向から太めのオジサンがウォーキングで来るのが見えた。なんだか見たことのある人だ。 
 
通り過ぎる時にチラッと見えた横顔は、あの手風琴の小松幸雄さんだった。私の作詞した『2人の旅を探して』の作曲をしてくれた恩人である。 
脇目も振らずに歩いている。町には誰もいない。小松さんだけだ。 
 
車をUターンさせて小松さんに声を掛ける。 
彼は毎朝ウォーキングをして減量に挑戦しているようだ。 
『どのくらい歩いたの?』と聞いたら、万歩計を見ながら『まだ4000歩だ』と言っていた。 
『あまり長く歩くと疲れてしまい仕事に差し支えるので、この程度にしている』と言う。 
仕事に芸能活動にと頑張っている小松さんだが、私からのアドバイス。 
『ウォーキングも悪くないが、食事を規則正しく、酒を控え目にすれば、減量は簡単ですよー』 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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