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[2008.10.27]
■平凡な静かな時が流れる日々
伊達から自宅に戻っても、特に変わったことは無かった。 
ただ、庭の植木がボーボーに伸びていて、かなり貧乏ったく見える。 
仕方ないので、帰った翌日の暑い日に枝を落とす。 
2時間も働いたら、かなり見られるようになった。 
これもイコロ農園で農作業をやったことによる体力増強が効いている。 
我が家の庭にある狭い畑には留守中の家のことをお願いしているオバサンが野菜を植えてくれていた。 
これはなんという野菜なんだろう? 
 



駅の傍の本屋に用事があるので自転車に乗ろうと思ったら、暫く使っていなかったのでタイヤの空気が抜けていた。 
ブツブツ言いながら自転車を曳いて自転車屋に行く。 
20円を支払って、自分でコンプレッサーから空気を入れる。 
 
久し振りの私の地元の小金井なので、町の中を自転車で走ってみる。 
駅の傍の高層マンションはかなり出来上がっている。 
駅前通りは特に新しく開店した店は無い。 
裏に廻ると空地になっているところが所々に見える驚くような変化もなく、4ヶ月なんて人生の中ではあっという間の時間なんだろうと思う。 
 
家に帰り、女房が留守なので昨夜の残りのイコロ米で簡単な食事をする。 
伊達から帰る時にOさんから頂いた栗を、指示通りに天日で干す。 
その時に、コテージの傍で拾った小さな栗も一緒に干した。 
そして、私の同級生の作家の嵐山光三郎の著書『悪党芭蕉』を読む。伊達に居る時となんと違う生活なんだろうと、自分でも不思議に思う。 
静かに過ぎる時を1人で楽しむというのも悪くないなーと感じている。 
 
(おまけの話) 
中野坂上の教室の近くで『仏像 in 伊達』の反省会を行うという知らせがあった。 
私は特に反省することも無かったが、出掛けてみた。 
 
仏像教室のある成願寺の近くに私の友人N君が専務理事をしている東京工芸大学という学校がある。 
昔の東京写真大学である。 
そこで開催されている写真展『沈没した時代』というテーマの写真をデジカメクラブの会長のM君と一緒に見る。 
 
写真展を見た後にM君と別れ、反省会に向かう。 
会場となったイタリアン・レストランでは仏像彫刻の先生初め伊達に行った人達はみな、『楽しかったー。これも橋本さんのお陰です』と嬉しいことを言ってくれる。 
 
反省することも無いので、楽しく食事をしてから教室に行く。 
4ヶ月振りの仏像彫刻はさすがに大きなブランクで、すぐに疲れてしまう。 
これからまた初歩からやり直そう。 
 
 
写真は私の先生が10月に東北の二戸の天台寺を訪問し、天台寺を訪問し、瀬戸内寂聴住職に贈った本人像である。 
さすがに私の先生は上手だ。よく似ている。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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