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[2008.10.28]
■この街は、なぜ元気なのか?
夏の間に伊達に滞在している時に『かんき出版』のS社長と知り合った。 
その後、S社長の依頼で私が会社をM&Aで売却した話を本に載せたいということになり、それが『社長の幸せな辞め方』という本になった。 
この時は私自身が後継者問題で苦労をしている社長を多く知っていたので、『少しは世の中のお役に立ちたい』という願いもあって引き受けた。 
 



ところが、その後、また連絡があった。 
今度は伊達市が町おこしで成功した事例を本にするので、それに少しだけ取材に協力して欲しいというものであった。 
私は伊達市の成功に関与したというつもりも無いし、自覚も無い。 
ただ、自分達が伊達市の滞在を楽しんでいるだけである。 
それでも、それが少しは本を出す上でお役に立てるならと、以前に東京の帝国ホテルで長時間の取材に応じた。 
著者はノンフィクション作家の桐山秀樹さんである。 
 
それが忘れた頃になって、本になって自宅に届けられた。 
タイトルは『この街は、なぜ元気なのか?』(北海道伊達市モデル)というもので、196ページもある本だった。 
 
 
目次を見ると、伊達市がいかにして財政破綻に近い状態から蘇ったかが分かるようになっている。 
 
登場人物は全て実名で、知り合いばかりなので、私にとっては興味深い。 
私のブログのように、『K女史』、『K社長』、『R理事長』なんてボカしてない。その分、なお面白い。 
タイトルもいいので、これは日本中の市町村に売れそうだ。 
町おこしに興味がある人にはお勧めの1冊である。 
『かんき出版』から出ていて、定価は1500円+税金です。 
でも、この本を読んで、町おこしとは大変なんだなーと人ごとのように思う。 
 
(おまけの話) 
この本には私が伊達に来る前のことで、私の知らないことも多く出ている。 
『へー、そうなんだー』なんて思いながら読み進む。 
167ページに進むと『心の伊達市民第一号』という見出しがある。 
 
ここから私のことが始まる。それが8ページも続く。 
大筋では間違いではないが、創作・脚色の部分もあるように思う。 
取材の時は色々な話題に飛んだし、取材者の桐山さんが話を引き出すのが上手なので、その時に私は何を言ったかも忘れている。 
 
ブログもそうだが、本も面白くなければ読んでもらえない。 
その為に私の話が誇張されたりしている部分もある。 
それによって知らずに迷惑を掛けた人もいるかもしれない。特に、K社長には迷惑を掛けたかもしれない。 
お詫びをしたい。 
 
イコロ農園のオーナーのTさんも本の中ではずいぶんと悪者扱いだ。それに専業農家みたいに書かれている。 
でもTさんは人間が出来ているから、そんなことには怒らないかもしれない。 
この本で伊達市の人間模様が分かるので、是非とも買って読んで下さい。 
そうすれば、私のブログをもっと楽しめるかもしれない。 
でも、いくら売れても、私にはお金は入りません。 
 
それにしても、6年前にたまたま通りがかっただけで、知り合いも居なかった町なのに、その町の本にまで登場してしまうとは、私には前世から伊達に縁があったのかもしれない。 
縁というものは不思議なものだ。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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