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[2008.12.22]
■体も車も死ぬまでのお付き合い
私の乗っている車が車検の時期を迎えたと地元のHさんから連絡があった。 
車種はクラウン・マイルドハイブリッドという特殊な車で、この車は私が買った当時、石原都知事が都内の車から出るばい煙を減らす為に強力な条例を作った時に生まれたという、いわば落とし児である。 
クラウンは法人車と言われるくらいで、法人が所有する率が非常に高い。 
当時もハイブリッド車には小型のプリウスがあったが、官庁関係者はそんな小さな車に乗ることを嫌ったのか、トヨタが急きょ作った法人車である。 


だから、ハイブリッドではない。マイルドなのである。 
それは何かといえば、車が止まればエンジンも止まるというだけの車である。 
その程度でお茶を濁した車が売れるはずもなく、所有しているのは官庁ばかりで、個人で所有している私はやはり変わり者なのである。 
 
中野坂上の成願寺境内で 
 
ところで車検の話である。 
杏林大学病院に入院するその日の午前中にHさんの会社に車を届けた。車検にはお金が掛かる。 
それに任意自動車保険にもお金が掛かる。 
もうこの車には7年間も乗っている。 
私が乗っている限りはどこも悪くないように感じる。 
自覚症状が無いだけで、どこかは具合が悪くなっているだろうということは私の体みたいなものだ。 
 
もう引退したのだし、自分の体は新しく交換は出来ないのだから、この車も動かなくなるまで愛情を込めて乗ってあげようかと思っている。 
でも、すぐ自分の意見を変える私だから、保証は出来ないが・・・。 
 
(おまけの話) 
引退したらお金は掛からないのかと思っていた。 
ところが、そうではない。 
現役の時は時間が無いので、お金を使う暇が無い。 
引退すると時間が有り余るので、それは言ってみれば、お金を使う時間ばかりだ。 
 
引退すると、すぐに年金が出るのではない。 
2ヶ月は待たねばならない。 
健康保険組合の保険を延長してもらっても、会社負担分も自分で支払わねばならない。 
更に前年の収入に応じた住民税が襲って来る。 
社用車を使っていた私のような者は、車の維持費、ガソリン代、保険料、車検費用と次から次へと請求が来る。 
 
そして大きいのが、『やっと仕事から解放されたー』という喜びのあまり、毎日のようにお金を使う為に出掛けたり、旅行に行ったりしてしまうことである。 
 
そこで、先日のことだが女房と『世界がこんな経済状況なのだから、少し倹約をする生活にしよう』と話し合った。 
夏に伊達に行かなければ、大いに倹約出来るのだが、そうもいかない。 
私達を待っていてくれる友人達がガッカリするから・・・。 
どうすればいいのか思案中である。 
 
ハワイの了寛和尚のカレンダー 
 
そんなわけで、いま社長をやっている人はお金のことを考えれば、生涯現役の方がいいかもしれない。 
 
でも、思い掛けないリスクもある。 
段々と厳しくなって行く経済状況の中で、正しい判断を下すのは年齢的に難しくなって来る。 
それが自分では気が付かない。そして、最後は自己破産に追い込まれるというケースもあることを考慮して社長を続ける覚悟をした方が良い。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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