■干し柿製造のその後
12月4日のブログで干し柿製造の話を書いた。 『その後、どーしたんだろう?巧く出来たんだろうか?』と気にしている人がいるかもしれないと思った。いないかなー?
そこで、その干し柿のその後の話である。
我が家の庭にある柿の木は1本だけであるが、毎年かなりの実を付ける。200個は実っていると思う。
我が家に来る人達には持ち帰ってもらうが、それでも食べ切れない。
毎年のことであるが、残りは小鳥の餌に残してあげる。
冬になり、餌が乏しくなった鳥たちが我が家の庭にやって来る。
女房は小鳥たちの為に常に餌を用意しているが、それが切れると子鳥たちは柿に向かう。
庭に来る鳥は、すずめ、ホオジロ、メジロ、オナガ、カラス、シジュウカラなどのようだ。
私は鳥の名前には詳しくないので、よく分からない。
庭の小鳥たち
そこで、干し柿の話である。
12月22日に干し柿を家の中に取り込んだ。
雨の日は家の中に取り込むようにしていたが、突然の雨や天気予報を忘れていて雨に降られた時もあった。
形が悪い。売っている干し柿とはだいぶ形が違う。
干し柿
ひと口食べてみた。
それは甘くて、またその食感は店で売っているものと同じだ。でも、それ以上は食べる気が起きなかった。
なにしろ見た目が悪い。
しかもそれは汚く不潔そうに見える。
食べ物というのは、美味しく感じる為には見た目が大事なのだと分かった。
(おまけの話)
12月19日に退院してから、ズーと家に居る。
特にどこといって悪いような感じは無い。健康な時と変わらないように思う。
ただ、私は前立腺にヨウ素125という放射線を出す物質を50個も埋め込んであるので、あまり歩きまわるわけにはいかない。
私に接触する人が危険なのだからではない。
歩くと埋め込んだヨウ素125が稀に体外に出てしまう恐れがあるのだという。
多くの場合はなにかの拍子に、尿に混じって出て行くらしい。
その為に、私は小便をする度に、その小便をプラスティックのコップに取り、電灯にかざして要素125が落ちていないかどうかを確認する。
そして、なにも落ちていないと確認した後にトイレに流す。
従って、外出した時もこのようなことをしなければならないのであるから、外出先で同じようなことをするのは大変だし、また周りから不審に思われて警察に通報される恐れもある。それも嫌なので家にいる。
特に危険なのは、自転車に乗ること、階段を登ること、駆け出すことのようだ。
そんなことを避けるために、私は暫くは家にいることにした。
3ヵ月ごとの検診でもレントゲンを撮って、埋め込んだ50個が確実にそこにあるかどうかを調べるのが主な目的である。サイボーグになると凡人には分からない苦労があるのである。