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[2009.01.07]
■カレンダー
カレンダーというものは1枚も家に無いと困るものである。 
引退すると毎日が日曜日なのだから現役の人から見れば、『カレンダーなんて不要だろう』と思われるが、そうでもなくて、必要な時がある。 
 
カレンダーをもらえば、家では自室や食堂やトイレなどには欲しい。そうかといって、それは買う物ではないと私は昔から思っている。 
現役の頃は有り余るほどの量のカレンダーが取引先から届いた。それが引退すると、取引先が無いので殆ど来なくなる。 
そこで、女房などは気に入ったカレンダーを買って来る。 


それでも我が家にもいくつかは届く。 
毎年来るのが、伊達市の不動産会社『ランディック』の卓上型である。 
これは日めくりの厚手の物とは違い、変に余計な格言などが付いていないので、置いておくにも邪魔にならない。 
 
ランディック・カレンダー 
 
斜め向かいのタクシー会社からも来る。 
下に社名が大きく書かれている。 
これは趣味の悪い風景画などが書いてあるので、そのままゴミ箱行きである。 
私の車を車検に出しているHオート・クリニックのものは世界の風景写真である。 
カメラマンである私としては、一応パラパラとめくってみる。 
でも飾る場所が無いので、暫くは部屋の片隅に置いておく。 
 
仏像教室の先生が昨年暮にハワイの教室に行った時に、天台宗ハワイ別院に立ち寄って荒了寛和尚からもらって来たカレンダーを送ってくれた。 
これは昨年の私のブログにも登場しているカレンダーで、その絵と説法が気に入っているので、私の部屋に飾る。 
 
荒了寛和尚のカレンダー 
 
他にも少しは頂くことがあるが、もう飾り切れないしセンスが合わないので困る。 
ランディックのK社長、『来年も送って下さい。1冊でいいです。』 
 
(おまけの話) 
暮になると会社はカレンダーを配ったり、お得意様にお歳暮を届ける。 
私の現役の時も、私の会社では暫くはそうしていた。 
ある時のことである。景気が悪くなり、お歳暮とカレンダーを止めた。 
80円を割る円高不況で、少しでも経費を削減したかったからだ。 
 
その反動があるかと思ったら、なにも無かった。 
相手は貰ったかどうかも気にしていなかったのである。 
そこで次の年から違うことを始めた。 
12月になると私や社員が取引先を訪問した場合は、沢山の素焼で出来た翌年の干支が書かれた杯を持参して、会う人ごとに1つ差し上げた。 
そして、『お正月にはこれでお屠蘇を召し上がってください。そして是非とも12個集めて下さい。』と伝えた。 
社名を入れるなんて野暮なことはしない。 
 
2年目くらいまでは、大した効果は無かった。 
ところが、3年目くらいになると、段々と集める楽しみが出て来るのか、『来年もお願いします。』とか、『転勤になるのですが、そちらに送ってくれませんか』という人が出て来る。 
 
こうして、私の会社は僅かな金額で大きな印象を与えることが出来た。 
そんな経験をしたので、お歳暮やカレンダーは見直しをした方がいい場合もある。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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