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[2009.01.30]
■新宿路地裏ツアーガイド
江戸東京建物園が休館日だったので家に戻り、Fさんにその後の予定を聞いた。 
なにも予定が入っていないFさんは東京は不案内だということなので、そんなFさんを1人にしてもおけないので、私が東京ナイトツアーのガイドを申し出た。 
 
するとFさんから思い掛けない提案があった。『私は品川プリンスホテルのツインの部屋を予約してあるが、1人で泊まるのはもったいないので、橋本さん、良かったら一緒に泊まりませんか?』 
普通は東京に住んでいると東京のホテルに泊まる必要は無い。だから、私は東京のホテルに泊まったことがない。 
そこでお誘いに乗ることにした。 


新宿の目 
 
夕方になり、2人で電車に乗って新宿に向かう。 
私はFさんを普通の観光では行けない場所に案内し、帰ったら伊達の人達に自慢をしてもらおうと考えた。 
 
新宿副都心 
 
新宿副都心のイルミネーションを見てから、頃あいの良い時間となったので、私が写真撮影で気に入っている新宿西口の思い出横丁に行く。 
 
思い出横丁 
 
ここは戦後のバラックのままの飲み屋街で、酒の飲めない私はいつも店の外から見ているだけだったが、その日は酒飲みの連れがいるので大手を振って入る。 
焼き鳥、おでんなどを頼み、私はウーロン茶、Fさんは日本酒を飲む。 
 
思い出横丁の飲み屋 
 
次に歌舞伎町に出て、ケバケバしい猥雑な雰囲気を味わってもらう。閉館となったコマ劇場の後側に廻り、ラブホテル街を案内する。 
そのまま進み新大久保のコリアタウンに行って、オムニ食堂に入る。 
 
Fさんはマッコリに続きジンロを注文する。私は石焼ビビンパと海鮮チジミを頼む。 
大いに飲み、大いに食べ、大いに語り、10時にホテルに戻る。そこでまた話が弾み、寝たのは12時を過ぎていた。 
 
翌日は午前10時に衆議院議員会館に行き、北海道選出のM議員に面会する。 
FさんはM議員の経営する病院の理事であり、私はその病院の露天風呂の愛好者という関係だ。 
本会議が中断していたので、M議員は事務所にいた。 
昨夜のナイトツアーの話をしたら、『私もそんな場所に行ってみたい』と言われた。 
お昼になったらM議員が亡くなった黒沢明監督の息子が経営している蕎麦屋でご馳走をしてくれた。 
私は選挙区が違うので、投票でお役にも立てずに申し訳ない。 
 
(おまけの話) 
品川プリンスホテルは空港に行くのが便利なので、伊達の人達の定宿のようだ。 
Tさん夫妻もここに泊まっていたし、Fさんは前日の朝食会場で数人の伊達の経済人にバッタリ出くわしたと言っていた。 
 
7時になったのでFさんと一緒に朝食会場に行く。 
朝食はもの凄く大きな会場でバイキング方式である。 
家ではパン食の私は宿に泊まると和食を食べたくなる。 
私は和食を食べた後にフルーツを取りに行った。 
 
グレープフルーツを取り、その先のフルーツポンチを取るかどうか迷っていた。 
私の後ろの若い女性が横から手を伸ばし、フルーツポンチをお皿に取ろうとした。その時のことである。 
私の前のオヤジが大きな声で怒鳴った。 
『山奥から出て来た田舎者!、列に順番に並べ!、マナーを覚えろ!』 
私も驚いたが、その若い女性は怯えて去って行った。 
 
私が迷っていたのが悪いんで、彼女はそんなに悪くない。 
でも考えてみたら、その会場で『東京生まれ、東京育ち』は私だけかもしれない。 
そのオヤジも私から見れば、山奥から出て来た田舎者なのじゃないかな? 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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