■ポップコーン持参で映画観賞
アメリカの映画界の81回アカデミー賞の授賞式の様子をケーブルテレビのWOWOWでみた。午後9時から3時間もの長丁場だった。 今回は特に日本映画の『おくりびと』がノミネートされていたので、それが受賞できるかどうかに興味が湧いて、最後まで見てしまった。
幸いに『おくりびと』は外国語映画賞を受賞した。
この映画を昨年の10月30日に見て、私はかなり感動した覚えがある。
最近の日本映画はなかなか質が高くなった。
今までのアカデミー賞ではサムライものが評価されていたのが、やっと日本も現代ものに良い作品が出て来て、それが受賞出来たことは映画好きの私としては、自分のことのように嬉しい。
アカデミー賞の授賞式に触発されて、その翌日には私は映画鑑賞である。今回の映画は『チェンジ・リング』である。
(これは実話で面白いです。)
東宝シネマ
さて、映画観賞にはポップコーンが付き物である。
いつもは映画館で買うのだが、今回は菅原さんから送られたトウモロコシを家で加工してから持参した。
持ち込みをしていいのか悪いのか分からないので、隠して持ち込んだ。
菅原さんのポップコーン
映画が始まる前に注意事項がスクリーンに映し出される。
『禁煙』、『携帯電話禁止』、『前の席を蹴らない』、『録画禁止』などの表示は出るが、『ポップコーン持ち込み禁止』は出ないので、OKなのかな?
同じ映画を見るのでも、自作のポップコーンはまた特別な味で、その分、映画も楽しめた。
映画人口は増えているようだが、それでも映画館に家からポップコーンを持ち込む人は私くらいではないかと思う。
東宝シネマ・コンセッション
(おまけの話)
私の子供の頃はディズニー映画で育った。
総天然色と言って、今では当たり前だが、カラーが美しかったのを覚えている。
そんな記憶があるので、娘が中学生の時にフロリダのディズニー・ワールドに家族で行った。まだインターネットの無い時代だったので、ニューヨーク在住の友人にデイズニー・ワールドの中のホテルの予約をお願いした。
ロサンゼルスからオーランド行きの飛行機に乗ろうとして、チケットを買う為に空港窓口に行った。そして『オーランド3枚』と言ったら、まるで通じない。
何度かやり取りをして分かった。
ORLANDOというのはアメリカ人は『オランドー』と発音するのであった。
日本の旅行社もカタカナ表示の時は発音通りにして欲しい。
ディズニー・ワールドの中のホテルに宿泊して、予約をするとディズニーのキャラクター達が朝食の席に来てくれて、一緒に食事をしたり、写真を撮ってくれる。
このイベントはアメリカ人の間でも人気が高かったので、3日間の宿泊でも1回しか来てくれなかった。
近くにはMGMのテーマパークもあったので、そこへも行った。そんな経験をした娘は私以上に映画好きの大人となったようだ。
今年になってから見た映画は『マンマミーア』と『ベンジャミン・バトン』であるが、次は主演男優賞をとった『ミルク』を見たい。