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[2009.03.10]
■越冬キャベツが伊達から届く
伊達のK社長からメールが来た。 
『キャベツが届いたのでお送りします。持って来てくれた方は越冬キャベツと言っていますが、多分、氷室に入れた物だと思います。雪を被せると凍らないで熟成するので、農協の人に聞いたら、氷室も同じ条件になるので、雪を被せたキャベツと味は変わらないとのことです。』とあった。 
 
K社長から届いた越冬キャベツ 


この越冬キャベツというのは、秋に収穫したキャベツを雪の中に埋めて、年を越してから掘り出す。すると甘味が凄く増したキャベツになるという物らしい。 
北海道和寒町が越冬キャベツの元祖のようで、全国的にも大変な人気のようである。 
農家も自分達の作物に付加価値を付ける為に色々と考える時代になった。 
 
K社長がこの越冬キャベツを送って来てくれたのには訳がある。 
昨年の11月に伊達市から若手経済人達が上京し、千葉商科大学の島田学長の勉強会に参加した。 
その時の直会で六本木の居酒屋に集まった。 
 
そして、その席に居合わせた私は、K社長が島田学長に『越冬キャベツというものがある。それは素晴らしく甘くて美味しいので、送ります』と言っているのを聞いて、『私にも送ってー』とお願いしたのが、今になってそれが届いたのである。 
 
そのキャベツを夕食の時に食べてみた。 
K社長のお勧めの食べ方である『生のままで和風ドレッシングをかけてたべる』という方法を試してみた。 
これは確かに甘くて美味しい。 
他には蒸してからポン酢をかけても食べてみた。 
これもなかなかいける味だ。 
 
生と蒸しキャベツ 
 
大きなキャベツを2個も頂いたので、我が家だけで楽しむのも勿体ないと思い、毎年夏に伊達に遊びに来る女房の友人のM子さんにプレゼントした。 
彼女は絵手紙の先生でもあるので、これはよい題材であろうと思う。 
 
箱の中には他にも『海草マツモ』と『ミミノリ』という聞いたことも無い物が入っていた。 
伊達のことでも、まだまだ知らないことが山ほどありそうだ。 
 
ミミノリの味噌汁 
 
キャベツのお礼に仏像を彫ろうかなー? 
でも、『要らない』と言われそうだなー。 
 
(おまけの話) 
キャベツと言えば、亡くなった私の母の思い出がある。 
母は父の仕事を手伝っていたので、いつも忙しくしていた。 
それに子供が4人もいたのだから、今の電化された時代とは違うので、家事と仕事で大変な忙しさであったろうと想像出来る。 
 
そんな母が時々、作ってくれた料理が『くずしロール』であった。 
正確には『崩しロールキャベツ』である。 
これはどんな料理かと言えば、母の言葉を借りれば、『ロールキャベツは食べる時には、どうせ崩してしまうのだから、最初から崩しておいた』という代物である。 
いまになって考えると、とんでもない飛んでる母だった。 
 
くずしロール 
 
材料も調理方法も味付けもロールキャベツと全く同じである。ただ、キャベツを巻く手間を省き、食べる時にフォークで切り分けないで済むように、最初からキャベツは細かくなっている。 
私はこの『崩しロール』が大好きで、結婚してからも女房に作ってもらっている。 
 
伊達のK社長から越冬キャベツを送ってもらい、亡き母を思い出した。近い内にお墓参りに行こうと思う。 
K社長、『越冬キャベツで母を思い出させてくれて、ありがとう御座いました。』 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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