■半年ぶりの現役復帰
現役復帰といっても、仕事の話ではない。 もうとても仕事では現役に復帰はおろか、派遣でも雇ってもらえないことは自分が一番良く知っている。
復帰話はゴルフのことである。
昨年の10月に伊達から東京に戻り、1回だけゴルフをした。その後、前立腺癌の検査と手術の為に病院に通う身となったので、10月初め頃から今年の4月初めまでゴルフは全くやっていない。
6ヶ月のお休みであった。
12月の手術後の体調も全く問題無いので、そろそろゴルフを再開しようかと思っていた。
でも寒い時は嫌だと思っていたら、友人のY君が奥さんの看病で5年も休んでいたゴルフを再開するという。
それならと、私も合わせて再開することになった。
そこで4月6日に甲府の境川CCへ行った。
境川CC IN10番
4月になると甲府盆地に一面に広がった桃畑の花が満開となる。
桃の花
ピンクの絨毯を敷き詰めたような畑の中に、白いすももの花も満開となっている。
すももの花
斜面に続く桃の花の向こうには、石和温泉と甲府の町が見える。
これは誠に素晴らしい景観で、1年に1度だけの、しかも1週間も無いビッグイベントである。
もう何日もしない内に、農家の人が摘果の為に花を摘む。
そうなると、もう桃の花の絨毯は終りとなる。
(おまけの話)
本題がゴルフであった。
6ヶ月間も全くゴルフクラブを握ったこともない。
久し振りなので、行く前に庭で素振りをしようかと思い、クラブを持って庭に出た。
そして気が付いた。
狭い庭に今年は畑を作ったので、クラブを振り回す場所すらなくなってしまった。
仕方ないので、畑の雑草を抜いてから部屋に戻る。
ゴルフ当日はスタート前に20発くらいだけ練習場でボールを打った。そしてスタートした。
久し振りでもなんとかなるものである。
お休みする前とあまり変わらない「45・44」というスコアであった。
それを見たY君が『癌でも鯛だなー』と言った。
これは『腐っても鯛』をもじった言葉である。
同級生は酷いことを言うなー。
でも、そこがまた同級生の良いところだと思っている。