(2013年8月29日))「ブログ閉鎖中の話題」

毎日、生徒3人と2回の食事をしている時には、色々な話題が出る。
でも日本語が満足でないので、話題は限られる。


ある生徒が夕食時に、「次の日曜日に、私の田舎のドンナイに来ませんか?」と言った。



バスの中のオヤジの覆面のような日差し除け。暑くないのか?




私は「もう2回もドンナイには行っている。だから駄目。なにか面白いことはある?」と聞いた。


すると彼女は「私の家はお酒を造っています」と言ったのである。
そこで私は、「行く!、行く!」となった。



大勢の時は、床にご馳走を並べて食べるのが普通

して、またバスでドンナイに行ってしまった。
その子の家は酒を作っていると言うので、日本のイメージを持っていた。





ところが、来てみてビックリした。 

密造酒を作っているような感じの小さなメーカーで、どうやら手作りの焼酎を作っているようだ。





こんな簡単な設備で酒を造る。

母親の工程説明では、米を蒸し、それを5~6日間で発酵させ、蒸留釜に入れて、冷やして取り出せば完成のようだ。


一応は政府の許可証もあるので、密造酒ではない。お客は飲み屋や一般の客で、家まで買いに来るそうだ。





近くのお寺で、オッサン達が興じていたゲーム。




1リットルで200円~500円までの種類があり、アルコールの度が上がると高くなるようだ。


私は60度の焼酎を舐めてみたが、強烈だった。
帰りにはお土産に、3リットル入りの焼酎を持たされてしまった。






台所には調理台が無いので、床にしゃがんで料理を作る。田舎では普通のことである。





女生徒が「隣の家でハリネズミを飼っているので、見たいですか?」と私に聞いた。
「見たい!」と言うと、連れて行ってくれた。私は動物園でしか見たことがない。


なんと、この国ではハリネズミを食べるそうだ。

しかも相当に高級な肉だそうで、1キロで1500円もするので、庶民は食べられない。生徒達も「食べたことはない」と言っていた。






隣の家ではハリネズミの養殖を行っていた。毛は装飾品屋に売り、肉はレストランへ。




その後、「釣りに行きましょう」と言うので付き合ったが、全然釣れず、すぐに飽きてしまった。酒造りを見に行くのが目的だったので、釣りは気分が乗らなかったのである。



釣りをしたが、全然釣れず、すぐ飽きた。

(おまけの話)
一緒にドンナイに行った学生の内の3人が、日本レストランでアルバイトをしている。
そこで帰りにそのレストランに、アルバイトの3人を含め7人で寄った。





店の名は「E」といい、ベトナムでは珍しく日本の洋食を出している。私は迷わず「ハンバーグ定食」を注文した。日本円換算で750円は相当に高い。でも、美味しかった。
久し振りに、日本の味に出合って生き返った。






日本の味を出していた「ハンバーグ」。ライス、スープ、飲み物が付いて750円。

店の日本人マネージャーが挨拶に出て来たので、少し話をする。
態度が少しオカマっぽい。
彼は近所の日本食の店を食べ歩いたが、「まともな店は無い」と憤慨していた。



日本レストランでアルバイトすると、日本語が上手になる。


でも、マネージャーが去った後にアルバイトの男の子に聞いたら、「彼は私のことが好きらしく、なんだかんだと言っては体に触るので嫌だ」と言っていた。


でも、「店が暇なので、お客のいない時には日本語の勉強が出来るので、続けている」と言っていた。 困った日本人もいるものだ。



ドンナイの近くの川では、漁師が魚を獲っていた。











伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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