今年の1月8日のブログで「Ct値とは?」というタイトルで、日本のPCR検査の不都合に関して駄文を書いた。要点を簡略に記すと、「日本のPCR検査の基準とされているCt値が異常に高い為に、陽性ではない人でも陽性とされてしまう」という問題点を指摘した。


我が家の2匹の猫(家から出ないので、猫コロナの心配は無い)


私がネットで良く見ている番組に、「松田政策研究所」のYOUTUBEがある。
番組の中で「Ct値を適正にするために、ネット署名を集めて厚生労働省に申し入れよう」という「正常化プロジェクト」からの提案があった。私はその提案に納得したので署名に参加したが、その後のことは分らなかった。


ポアン(♀)7歳くらい。


2月18日のYOUTUBEを見たら、番組の主催者の松田学氏がCt値に付いての署名のその後の報告があった。
ネット署名は約1万2000通集り、これを厚生労働省に提出したそうだ。

その結果、1月22日付で厚労省から全国の保健所に対し「無症状者のPCR検査時のCt値を30~35にするよう」通達が出されたそうだ。しかしこのことは公表されていないので、国民は知らない。


ペッパー(♀)7歳くらい。


そして番組では大阪市立大学の名誉教授の「井上正康」氏が、更に詳しくPCR検査に付いて解説をしていた。私は暇人なので、コロナに関する本も何冊も読んだしネット番組も見ているので、もうコロナに関しては素人ではなくなっているかもしれない。

PCR検査時のCt値に付いてWHOさえも「35以上は無意味」と言っているのだから、日本は「今さら」とはいえ変えたのは良かったと思う。


ビックカメラの入口の検温カメラ。


東京都の毎日の陽性者数を見ていると、通達が出された1週間後くらいから、陽性者数が劇的に減って来ている。これがCt値を変更したからなのか、緊急事態宣言の結果なのかは不明である。
政府もCt値を変更したことを発表していないから分からない。


ビルに入る時も検温カメラで。


役所のやることだから行動は遅いので、Ct値の変更が陽性者数に反映されて来るのには時間が掛かるので、今後は更に減るのかもしれない。
保健所は「既に購入済のPCR検査試薬を使い切ってからにしたい」などと考えているかもしれない。

一方で今までの陽性者数との連続性が絶たれるので、比較が難しくなる。
「最初から35にしておけば良かった」と言っても、もう遅い。


「新型コロナ 7つの謎」★★★(専門的で少し難しい)


最近のコロナに関するテレビ報道が可笑しい。
それまではコロナを散々煽っていたが、陽性者が減って来て困った。
そこでやり方を変えて、「水曜日では過去最大」、「繁華街の人出が増えているので、これから感染者が増える」などと煽りを止めない。

今までは感染者数がニュースのトップだったのに、今ではワクチン接種に変っている。 それよりCt値の変更を報道してくれ!


どこへ行っても消毒で、手が荒れてしまう。


(おまけの話)
東京の人口は約1400万人である。
一方で新型コロナウィルスの陽性者の人数は、2月末で約11万1347人である。
これは人口の0.8%であるから、1000人いたら8人が陽性者ということになる。

今までに亡くなった都民の総計は1370人である。
これを計算すると0.0097%であるから、都民の1万人に約1人が亡くなっていることになる。


新型コロナの流行で、詐欺事件が増えているようだ。


毎年、日本中でインフルエンザに感染する人は1000万人と言われている。
その内の約1万人が亡くなっている。ところが新型コロナの流行でインフルエンザが抑えられて、今シーズンはなんと1000人しかインフルエンザ感染者がいない。

これをウィルス干渉と言うらしい。
お陰で例年なら1万人がインフルエンザで亡くなるところを、今シーズンは殆ど死者が出ていないようだ。


地下鉄「大江戸線」は1両が機関車トーマスだった。


今までに新型コロナウィルスで亡くなった人の合計人数は,全国で7859人である。
しかしこの数字には「他の病気で亡くなっても、死後のPCR検査が陽性ならば新型コロナでの死亡者数に数えられている」という変なことが行なわれている。

毎年の日本の死亡者数は135万人ほどで、高齢化で毎年死亡者数は増えている。
ところが新型コロナのお陰で高齢者が手洗い、うがい、消毒などを徹底したので、昨年の死亡者数が減ったという現象が起きた。コロナも悪いばかりじゃない。


コロナに負けずに出掛ける私。「地下鉄新宿駅の改札口」


伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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