TVのニュースで「丸の内エリアで自動運転バスの実証実験を開始」を見た。
「もしかして」と思いインターネットで検索してみたら、「乗車希望者募集」が
あった。実験期間は3月8日から14日までで、500人を乗せるようだ。
すぐにネットで申し込んだら、運良く最終日の14日の午後1時10分からの1席だけ
が空いていた。




丸の内仲通りを走る実証実験運転車「NAVYA(ナビヤ)」

 

自動運転バスが走るルートは丸の内仲通りである。
普段は東京駅前のビル街を横断する一方通行路で、日中は歩行者専用道となっている。
自動運転車が走るのは片道350メートルと短い直線ルートである。


時間になり、手指の消毒、額の検温を済ませて乗車する。
乗客6人に係員が2人乗り出発した。時速6キロなので、ノロノロと進む。




ラグビー日本代表のマイケル・リーチとNAVYA

 

道路は石畳なので、ゴツゴツしていて乗り心地は良くない。
途中で停留所に止るが形だけで、すぐに出発となる。


約7分の乗車で、降りる時にタブレットを渡されてアンケートに答える。
色々と質問があったが、「有料でも乗りますか?」には「乗らない」と答えて車を
降りた。何ごとも経験だが、これは見るだけで良かった。


 

丸の内仲通りのゆるきゃら「マルケン」

 

(おまけの話)
日本気象協会が東京の桜の開花は3月16日と発表した。
今年の開花は昨年より2日遅く、平年より10日も早そうだ。


桜の開花には「600度の法則」というのがあるようだ。
それは「2月1日以降の毎日の最高気温を合計して行き、それが600度になると開花する」という法則である。




靖国神社の大鳥居の左側に咲く桜

 

因みに日本気象協会は国土交通省の外郭団体で民間企業である。
1993年の法改正で気象予報士制度が出来て、民間会社でも天気予報が出せるようになったのだそうだ。


日本気象協会が開花宣言を出す標準木は靖国神社にある。
場所は神門を入った右側で、神楽殿の斜め前にある。
毎年のことであるが、開花宣言が出そうな日には木の周りにはテレビ局のカメラマンが大勢来ている。




標準木の周りは「2蜜」状態だった。

 

私はここへ越して来る前は多摩の小金井市に住んでいた。
小金井は字の通りに「小金の井戸がある」と言うほど、清らかな水に恵まれていた。


また多摩川上水は桜の名所であり、小学生の時に学校から桜の苗木を配られたこともあるほど市内の家庭には桜の木が植えてあった。
お花見の時期には毎年、酔っ払って多摩川上水に落ちて死ぬ人がいたものだった。




報道陣が我が物顔で脚立まで使うので、後ろから見えない!

 

今では宅地開発が進み住宅地も細分化されてしまい、桜の木も少なくなってしまった。
その代りに都立小金井公園に行くと大きな桜の木が沢山あり、お花見の時期には都内近郊から多くのお花見客が来るようになった。


小金井に住んでいた頃は毎年のように小金井公園に行って満開の桜を見て、花が散って誰もいなくなり、地面に花弁の絨毯が出来るのも見に行ったものだ。




私の目視では、3輪まで確認出来た。

 

3月14日に「もしかして今日かも?」と思い、靖国神社に標準木を見に行った。
東京駅から地下鉄「東西線」に乗れば、2駅で「九段下駅」に着く。
そこから歩いて行くのだが、大鳥居の横の桜は7分咲きだった。
参道は緊急事態宣言下だというのに、かなりの人が歩いている。
みんな、もう自粛に飽き飽きしたのかもしれない。




気象協会の係員が花の数を数えていた・・らしい。

 

靖国神社に行ってみて驚いた。最近は驚くことが多い。
標準木の周りには人垣が出来てて、2蜜(密集、密接)状態だった。
報道陣もビデオカメラと長い棒の先に取り付けたマイクを用意していて、一番前に陣取っている。数年前まで、こんなことは無かった。




千鳥ヶ淵の桜はまだまだだった。

 

午後2時になり日本気象協会の職員が来て、標準木を見上げて花の数を数えていた。
そして報道陣に向ってなにか言っていたが、遠くにいた私は聞こえなかった。
だが拍手が聞こえたので、「開花宣言をしたのかな?」と思ったが確証は無かった。


「千鳥ヶ淵の開花状況は?」と思いそちらに廻ったが、まだまだ先のようだった。
帰りの地下鉄の中でスマホで確認したら、あの時に開花宣言をしていたのであった。




桜の木の幹に咲く花を見付けた。


 


伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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