明日は緊急事態宣言が解除される日だ。
1回目の緊急事態宣言は、昨年の4月7日から5月6日までだった。

2回目は本年1月8日から2月7日までだったが、感染者数が減らないので1ヶ月の延長となってしまった。解除日の3月7日が近付いたら、「まだまだ」という専門家の意見を取り入れて1都3県のみ3月21日まで延長となった。


豊洲大橋の下を行く遊覧船「卑弥呼」


もうこうなると誰もが飽き飽きしてしまい、「これ以上、どうすればいいの?」となり、私は緊急事態宣言は意味が無くなって来てしまったように感じていた。
私は以前から毎日、外出て歩き回り、ランチを食べて帰って来ていた。
そこで体験的に感じていたのは、「外出自粛とコロナの相関関係は無い」である。


「豊洲ぐるり公園」で見付けた「クロバー畑」。


歩いているだけでは、新型コロナウィルスに感染しない。
外食もサラリーマンが行くような店は、みんな1人で来て黙々と食べてサッと帰る。

入店の際は検温、手指の消毒、そして隣の席との間にはプラスチックの仕切り板があるし、中級店よりよほどシッカリ対応をしている。


環状2号線の「豊洲大橋」(橋の向こうに我が家が見える)


3月21日は緊急事態宣言の最終日である。
天気予報によると雨が降り風も強いと書いてあったので、解除の前々日に様子を見にウォーキングに行ってみた。
天気も穏やかなので、家から豊洲ぐるり公園を通って「豊洲ららぽーと」まで行くことにした。


「豊洲ぐるり公園」にはバーベキュー場所もある。


マンションの横を走る虎ノ門から豊洲市場へ通じる「環状2号線」の側道を歩く。
土曜日のせいか、若いサラリーマンがジョギングをしている。
みんなマスクをしているのが可笑しい。若い女性も走っている。
みんな「コロナより、健康第一」なのだろう。


「Brillia」(全天候型60メートル・トラック)


豊洲大橋を渡り、豊洲ぐるり公園に降りる。
視覚障がい者と伴走者が手に綱を持って繋ぎ、何組もが走っていた。
その後ろをジョギングの女性が追いかけて行くが、障がい者の走りが早くて追い付けず驚く。

運河沿いでは大勢の釣り人が、何を釣るのか糸を垂らしている。
みんな休みを楽しんでいるようだ。コロナを怖がっているようには見えない。


「晴海大橋」


「豊洲ららぽーと」に着いたら、お子様向けのイベントをやっていた。
若い夫婦が子供を連れて来ていて、色々なゲームを楽しんでいる。
「緊急事態宣言なんて、どこの国の話?」という感じがした。

緊急事態宣言と感染者数との関係はハッキリしないのだから、他の対策を考えなければならないのだが医者には無理かもしれない。そろそろ企業経営者の出番ではないか?


「寒緋桜」


(おまけの話)
今回のコロナ騒動で一番の被害者は、私は飲食業の人達だと思っている。
「果たして飲食と新型コロナウィルスの感染には、本当に関係があるのだろうか?」と以前から私は感じていた。
「営業時間を午後9時から8時までに短縮しろ!」と言われて、ほとんど商売にならなくなっている。


元IHIの造船所の跡地を生かしたドックの船着き場。


私は「誰か飲食業の人は東京都を訴えないのかな?」と思っていた。
そんな時に、勇気のある企業が現れた。グローバル・ダイニングという会社だ。

提訴の理由として「緊急事態宣言下で、法的根拠があいまいな中で自粛要請がなされて来ました。そういった日本社会におけるコロナ禍の不条理に対して、色々な方が色々なことを思っているはずです。この訴訟が、そういった思いを集約する場になればと考えています」と社長は話していた。


運河の向こう側に晴海のマンション群が見える。


今回のコロナ騒動は世界中でなぜなのかマスコミが煽り、政治もそれに乗り、科学的な検証が「なおざり」になっていたように感じている。
日本でも自粛をした後に、数字で相関関係の検証結果を発表していない。

マスコミは陽性者を感染者と言うし、いつもは「欧米では・・・」と言う癖に、日本が感染者数でも死者数でも欧米の50分の1くらいなのに、それも言わない。
これでは新聞離れ、テレビ離れは当り前である。自分で自分の首を絞めている。


バス通りの歩道の桜も満開だった(大島桜)


伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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