ベトナム人の留学生のF子さんからメールが届いた。
タイトルは「私の卒業式に参加してくれませんか?」だった。
それを見て「困ったなー」と思った。
彼女は神戸の大学を卒業するので、「神戸まで来て下さい」という意味かと思った。


F子さんが通った大学のHPから(ずいぶんと環境が良さそうだ)


本文を開いて「そうではない」と分った。
卒業式の様子をZOOMで見られるとのことで、IDとパスワードも知らせて来ていた。

私はパソコンにZOOMは入れてあるが、一度も使ったことがない。
その理由は私のパソコンはデスクトップ型でカメラもマイクも付いていないので、双方向の会話が出来ないので使わないままになっていたのである。


F子さんが卒業する神戸の大学のWEBに接続する画面。


彼女は実習生として日本で働き、一時帰国した後に今度はその時に貯めたお金で
日本に留学して来た。最初は札幌の日本語学校に入った。

その時に私は伊達市の友人達に連絡し、「札幌に行く時があれば、F子さんを呼び出して食事をご馳走して欲しい」とお願いした。
私のお願いに応えて、伊達市の多くの友人達がF子さんと食事をしてくれた。


慌ててZOOMの画面に切り替えた。


その後、F子さんは神戸の大学に進学した。
そしてその間に日本語能力試験で1級に合格し、運転免許も取得し、就職先も決まり前途洋々の人生を歩み始めた。

更に素敵な日本人の彼氏も出来て、自分がベトナム人ということを忘れているのではないかと思うくらいの人生の転機を迎えている。


私のパソコン画面に現れた卒業式の光景(学長の挨拶)


卒業式で彼女の学部が登場するのは、午前10時から10時30分だと知らせて来た。
今までに一度もZOOMを使ったことが無いので、大丈夫かと心配だった。
もし折角の卒業式を見られなかったら、彼女になんと言い訳をすれば良いのだろう?

この年になっても「初めてのこと」にはドキドキする。
最近になり録画の方法もネットで調べて分ったので、この機会に使うことにした。


卒業生は男性が圧倒的に多かった。


午前9時に彼女が知らせて来たURLに接続し、パスワードを入れてみた。
すると「ログインID、またはパスワードが無効です」と表示が出た。

まだ早過ぎると思い、「卒業式が始まる午前10時にならないと、接続できないのかな?」と思い直した。しかし午前10時になっても、まだ駄目だった。この時は焦った。


司会の女性が優秀学生の名前を読み上げる。


そこで気が付いた。大学のホームページを開いてから「卒業式」→「ZOOM」と行くと私は勝手に思い込んでいたが、最初からZOOMを開くのではないかと気が付いた。
そして急いでZOOMを開き、生徒名、ID,パスワードを入力した。
既に卒業式は始まっていたが、5分遅れで接続出来た。

コロナの影響で講堂ではなく、少し広い教室で卒業式が行われていた。
しかしカメラの設置場所の関係で、残念ながらF子さんの姿は確認出来なかった。
初めてのZOOM 経験なので、自分だけで「これで良し」としたのであった。


知らなかったがキリスト教系の学校で、全員で賛美歌を歌う。


(おまけの話)
少し前からfacebookを始めた。
これはコロナのせいで、マンションのデジカメクラブのメンバー間での写真の評価の会合が持ち難くなったからである。
たった1人の私達よりかなり若い女性会員にfacebookの使い方を教わり、そこに写真を投稿しては楽しんでいた。


私のfacebookのページ(ペッパーとポアン)


するとfacebookの機能で、「もしかして知り合いでは?」という表示が頻繁に出て来て、その中には台湾やベトナムの友人も発見した。
そこで「友達になる」をクリックして、限定的にメンバーに入ってもらった。

まだまだfacebookを使いこなしていないので、次々と現れる「もしかして知り合いでは?」に困り、毎日のように削除している。


私のfacebookの友人はベトナム人の方が多い。


ある時、facebookにベトナムの日本語学校の若い女性の先生から「今かけてもいいですか?」というメッセージが届いていた。その時は意味が分からなかった。
画面を見たら上の方に電話機の絵があった。
どうやらこれを使うと世界中に無料で電話がかけられるらしい。

次に彼女から「明日の午後3時にかけます」とメッセージが届いたが、その時は彼女の方が都合が悪くなりキャンセルとなった。だがよく考えたら、私のパソコンにはマイクが無いのだから、電話は出来ないと分ったのである。
(その後、メーカーに問い合わせたら、「イヤフォンを使えば出来る」と分った)


Aさんのfacebookに貼り付けてあったビデオ。 私の顧問先のベトナムの会社のS社長が「Saigon FM」に出ていた(中央)


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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