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じもとブロガー
心の伊達市民 第一号
今年の桜は例年と違い、開花したらすぐに満開になってしまった。
いつもなら中央区の桜でも、場所によって開花から満開になる時期が違った。
だからゆっくりと見て廻れたのだが、今年はそうはいかなかった。
短い日数で見て廻らないと、いつものつもりでいたら今年は葉桜になってしまう。
桜の花びらの絨毯(新宿御苑)
今年の東京地方は3月20日に開花宣言が出されて、その2日後の22日は雪が降った。
「これでは満開は遅くなるな」と思ったら24日から急に気温が高くなり、「4月中旬の気温」とか、「5月並みの気温」などの報道が出て来た。これで一気に桜の花が開いて行った。
だから今年の桜見物は何ヵ所も見るとなると、かなり忙しくなってしまった。
月島川の桜と屋形船
私は桜の写真を撮るために都内を歩き廻ったが、3回のブログでは紹介できなかった写真がある。
桜続きでは嫌がられるかもしれないと思ったが、来年はどうなるか分からないので「おまけの桜」で紹介したい。
前回までに登場していない名所だが、私のお勧めの場所がある。
それは中央区と江東区の堺にある「石川島公園」である。
隅田川勝どきテラス公園の桜
ここは「リバーシティ21」という高級マンション住宅街で、住民には有名人が多く、あの竹中平蔵氏も住んでいるらしい。そこは隅田川と晴海運河に囲まれた地区で隅田川の中州のような場所である。
隅田川と晴海運河に面した岸辺に桜が植えられている。
私が行った日は天気予報が外れてポカポカ陽気で、平日なのに家族連れで大賑わいだった。
ここは桜並木がトンネルになるので、撮影する時には外せない場所だ。
「リバーシティ21」の土手の桜
次に門前仲町に行き、大横川の桜を撮影した。ここは満開を少し過ぎて、川面には花びらが落ちていた。
大横川に架かる橋の上には大勢の見物客が来ていて、みんなスマホで桜と川を撮影している。
最近は一眼レフカメラを持って来る人が、極端に減ったように感じる。
そこへカヌーがやって来て、川から桜を見物していた。
上から見ると、桜、川、カヌーという絵になりそうな構図である。
大横川の満開の桜
今回はマンションの友人のXさんを誘ってあげた。「コロナより桜」の(1)に登場した人である。
1人ではどこにも出掛けられないので、可哀そうに思った私が声を掛けたのである。
その翌日に彼からメールが来て『今週は午後1時以降なら、いつもでOKです』と返事があった。
そこで私の都合に合わせて31日に決めた。するとXさんからメールが届き、『その日は都合が悪い』と知らせて来た。自分から「いつでもOK」と言ったのを忘れてしまったらしい。
腹が立ったが、ここはボランティア精神で私の予定を変更したのであった。自分も年寄りではあるが、「全くジジイは困る!」と思ったのであった。
満開の桜見物のカヌーと人(大横川)
Xさんは身障者ということで、中央区からタクシー券を支給されている。
その期限が翌日で切れるというので、マンションから石川島公園、そこから門前仲町の大横川、そして帰宅と3回もタクシーを利用した。それでもXさんは7000円分が余ってしまった。
私は特にタクシーに乗りたいとは思っていなかったが、Xさんの為になるべく歩かないように計画した。
この日の午前中は私は豊洲に桜の撮影に行ったので、それでも帰って来てスマホを見たら8261歩も歩いていた。
高齢カップルでカヌーで桜見物
(おまけの話)
私は桜は水面があるところが似合うと感じている。
満開の時に水面が桜色に染まるのも、なかなか良いものである。
桜が散る頃になると、花びらが水面に落ちて「花筏」を作る。
この「花筏」という言葉も、情緒があり私は好きな言葉である。
我が家の近くでは門前仲町に流れる「大横川」で見ることが出来る。
岡本太郎の「若い時計台」と桜(数寄屋橋公園)
少し前に「サクランボ」の話を書いたが、私が生まれて初めてサクランボを食べたのは小学校の高学年の頃だった。私が10~12歳の時だが、その頃はまだ終戦後10年も経っていなかった。
その頃に毎年、我が家に青森県弘前市から女性カメラマンがやって来ていた。そしてお土産にサクランボを持って来た。
私はその時に初めてサクランボを食べたのだが、「美味しいなー」と思った。
彼女の年齢は20代だったと思うが、その女性とオヤジの関係がどんなものだったのか今になって知りたくなった。
オブジェ「水の情景」と桜(はとば公園)
日本にい住んでいる欧米系の外国人も、日本人の真似をして桜の時期は花見をする。
しかし、その時でもどういうわけか、白人はマスクをしないで歩いている人が多い。
日本には『目は口ほどにものを言う』という言葉があるが、欧米人は表情を見る時に目ではなく口元を見るようだ。だから『日本人は目を隠すサングラスを嫌うが、欧米人はマスクを嫌う』と、どこかの学者が書いていた。ところが白人でも女房が日本人の場合は、亭主はマスクをしている。これは女房に怒られるからだろう。
日比谷のゴジラと桜
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伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
引用元:洞爺湖周辺地域マガジン「むしゃなび」
https://mushanavi.com/author/jiyujin/blog2/entry-7088.html
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