
心の伊達市民 第一号
ブログ休止中の話題(2017年7月24日)
(写真は7月19日の上野不忍池の蓮の花の開花状況です。(7月19日、午前10時撮影)
6月12日に東京地方裁判所に出向き、「朝日新聞集団訴訟」の原告として傍聴する予定が時間を間違えて傍聴できなかった話は既に書いた。
その第3回口頭弁論が7月21日午後3時から、東京高等裁判所で行われることが分かった。
私は原告団の1人だが名前だけで、誰も知り合いもいないし団長が誰か顔も知らない。
なにしろ原告は2万5000人以上で、殆どの人がインターネットを通じて原告団に加わった。
この裁判は1昨年から行われていて、東京地方裁判所での審理では「損害賠償請求」は認められなかった。いわゆる「敗訴」であった。
日本の裁判は三審制なので判決に不満な原告団は高等裁判所に上告したのが、今回の控訴審の3回目なのである。
私も結構、いい加減なところがあるし知識も不足していて、東京高等裁判所、東京地方裁判所、東京簡易裁判所、東京家庭裁判所は全て同じ建物の中にあり、法廷も一緒だということを初めて知った。
こんなことを第3回口頭弁論で初めて知るのでは、原告団にいるのが恥ずかしい。
普通の人は裁判なんて縁遠いが、私は費用も掛からないのでボケ防止原告として参加している。
7月21日は暑い日だった。女房はこの件では私に何も聞かない。
もしかしたら、私が女房が知らない事件の被告で裁判所に呼び出されていると勘違いしていて、「聞いてはいけない」と思っているのかもしれない。
当日は傍聴者が多い可能性があるので、傍聴券を求めて午後2時に現地に行くことにした。
この日の東京は気温が33度と高く、ジジイには辛い。
バスで有楽町駅まで行き、そこから日比谷公園を通り抜けて霞が関に行く。
裁判所の前に行くと街宣車が停まっていて、関係者がアジテーションを行っている。
上空がうるさいので見上げると、朝日新聞社のヘリコプターが嫌がらせでホバリングしている。街宣活動を邪魔するつもりなのだろうが、朝日新聞も大人気ないなー。
午後2時になり傍聴券の配布が始まった。今回は傍聴者が少なく、抽選は無かった。
手荷物検査を受けてから、101号法廷に入る。
午後3時開廷なのに、裁判官が法廷に来たのは10分も遅刻だった。
開廷したら裁判官が原告の弁護士に「○○号、陳述書は原本で、○○号は複写ですね。判決は9月29日午前11時に行います」と言っただけで、2分で閉廷になってしまった。
暑い中をわざわざ出掛けて行ったのに裁判官は遅刻しても謝らず、しかも2分で終りじゃ、「全くどうしてくれるんだよー!」。
この裁判は民事訴訟なので、TVドラマで見るような丁々発止は無く、書類審査だけで裁判が進むので、裁判は第1回の原告陳述を聞かないと傍聴してもあまり面白味は無い。
今の私は判決の日に行くかどうか迷っている。私の予想では「敗訴」ではないかと思う。
*新聞に関する情報
私の住むマンションの同じ階の人達が、どのくらい新聞を取っているか調べてみた。
そして驚いた。22室あるのに、新聞を取っている家は、なんと4軒だけだった。
いずれ新聞は読まれなくなり、廃刊に追い込まれるだろう。
(おまけの話)
7月18日の午後3時頃から東京の空が暗くなり、急に強い雨が降って来た。
窓から見ると、北西の方向が特に真っ暗になっている。
夕方のTVニュースで「豊島区巣鴨、文京区駒込辺りに大きな雹が降った」と知った。
映像では2センチくらいの大きさの雹が、車の屋根をデコボコにしていた。
台東区上野はそこから近いので、不忍池の蓮がやられたかもしれないと思った。
そろそろ見頃を迎えているはずの蓮が全滅したら困ると思い、翌日になってからわざわざ見に行った。蓮の葉が穴だらけになり、花は落花していると想像して池に向かった。
遠くから見ると大勢の観光客がいるのが見えた。
近付いてみたら、幸いなことに何事も起きていなかった。
雹は局地的に降ったようで、数キロ先の巣鴨地蔵通りの被害が嘘のようだった。
蓮の花は美しい姿を見せていて、これから1ヶ月くらいは楽しめそうだ。
8月末にベトナム人留学生が姉妹で私のところに来ると言っていたが、その時まで花が持って欲しいと願う。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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布でつづる千羽鶴 [1000PEACE / 室蘭・札幌]
布をつなぐ、人をつなぐ、命をつなぐ。 今、室蘭からじわりじわりと広がり始めている集団アートの動きがあります。 ひとつひとつ”はぎれ”を手で縫って作られた、ハートをくわえた小鳥たち。ハート部分には参加者の名前やイニシャルが刺繍されています。これをタペストリーに縫い付けていき、どんどん集まっていくと…… 月へ向かうことりの群れが描かれた、巨大なタペストリーとなります。完成目標は1,000羽、長さ14m相当です。 ”月は星座と違って、世界中のどこから見ても同じ形だから”、”欠けて見えなくなっても、必ず光が戻るから” 、このデザインにしたそうです。 このプロジェクトの名前は「1000のことり」。布でつづる千羽鶴、アートによる平和の意志表示です。政治的なスローガンや言葉は一切使わず、”ころさないで”の一点で、そしてサイン(イニシャル・マークも可)の刺繍だけで、1,000人が繋がります。このタペストリーは完成後、「非戦」を求める場に飾られます。サイン参加者が使用することも可能だそうです。 ひとりひとりの想いが込められたパッチワークの美しさにエネルギーを感じます。現在、北は札幌、南は佐賀県まで参加者がいるとのこと。平和に心をよせるアートの波が、ゆるやかに広がっていっています。 今年20周年を迎える 『1000PEACE』 『1000PEACE』は、「戦争は昔話じゃない。現在進行形のリアルだ。お金も、地位もない、無名の自分にできることは何?」と感じた人たちが集まってできた有志団体です。 「未来の世代につながる具体的な行動をしている個人や団体を応援する」のが活動内容。対象は、国外・国内を問わず、忙しい日常の中で自分たちにできることをしています。活動内容は、その都度集まった人たちで自由に考え、話し合って決めます。 戦後60年の年であった2005年7月、募金を集めイラクの水支援に送ったことが始まり。そして今年20周年を迎えます。主に札幌を拠点に活動していましたが、今は室蘭に拠点が移っています。 直近では、パレスチナのこども達の心のケアの一環として、「パレスチナへのことり」プロジェクトもありました。北海道パレスチナ医療奉仕団の後発隊メンバーに「日本からのお土産」を託そうと、2024年10月~12月の間に子どもが描いた絵とカードを集めたのです。しかし現地の状況が緊迫し渡航を断念。次の渡航がいつになるかはわかりませんが、集まった169枚の絵はそれまで大切に保管されるとのことです。日本のこども達の絵とことり達がパレスチナのこども達に届く日が早く来ますように。 『1000のことり』に参加するには 1000PEACE には公的な事務所がないため、代表個人の連絡先が問い合わせ先となっています。「自分も参加したい」「ことりを預かって周りに声をかけるよ」という方がいらっしゃいましたら、下記問い合わせフォームよりお問い合わせください。 ~『1000のことり』参加の流れ~ ①お問い合わせフォームから『1000PEACE』と繋がる ▶直接お会いできる方 ②好きなことりセットを選ぶ ③参加シートにお名前を記入して戻す(ご自身で刺繍してもOK) ④片方のことりは自分のものに! ▶遠方の方 参加ハガキに記入していただき、後日、片方のことりが届きます。 実はことり達は双子で、1セット2羽になっており、片方は参加者が貰えるんです!ことりのハートにサインを縫って終わりではなく、このタペストリーがどこかで飾られるとき、自分のことりを探せるというワクワクが残されるのです。その場で終わりとならない、日常で忘れてしまいそうなときに思い出させてくれることりが近くにいてくれるのも大切ですね。ご興味を持たれた方は下記リンクよりお問い合わせください。 ~参加希望、お問い合わせはこちらまで~(筆者が代表の方をお繋ぎします。)
misaki
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