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じもとブロガー
心の伊達市民 第一号
毎度、ニュースでは「インバウンド」が放送されている。
英語で「inbound」とは、「外から内へ」という意味なので、外国人旅行者なら、「inbound tourists」と言わなければならない。これも変なカタカナ英語である。
有名観光地の京都などでは、住民がバスに乗れない、舞子さんが追い掛け回されるなど迷惑なことが起きている。
しかし外国人観光客といっても、親日の人ばかりではない。
我が国は反日の国々に囲まれている。少し前には靖国神社で、口にも出したくないような飽きれた行動をした中国人がいた。私も公営交通では、インバウンドの被害者の1人である。昔の外国人観光客は、公営交通は利用していないで、タクシーか観光バスを使っていた覚えがある。
そこで今回は外国人観光客で溢れている、築地市場を見て廻った。
家から歩いて行けるので、たまに買い物に行ったり、波除神社にお参りをする。
私が勝どきに越して来た13年前の築地市場は、閑散としていた。
小売り大手企業は市場を通さず生産者から直接仕入れるようになり、卸市場の役割はかなり減っていたのである。
それが仲買や卸が豊洲市場に移ってしまい、苦肉の策として「立ち食い」を始めたのが大当たりしたようだ。飲食店相手の小規模の店は閉店し、その場所を立ち食い店に貸し出した。それが儲かると分かり、次々と新規の店がオープンした。
いまでは食べ歩き店と立ち食い店と、カウンターの店ばかりになっている。
ここへ来る外国人はマナーが悪い国からの人も多く、アチコチに注意書きがある。
でも英語、中国語、韓国語だけでは足りない。いまではアジアの国々からだけでなく、いままでは縁の無かった遠方の国からも来ている。特に目に付くのがイスラム圏からの観光客だ。バカバカしい値段のものを食べているのは、中国人のようだ。
私も若い頃に外国に行くと、その国の市場に行った。
市場でその国の庶民の生活が窺い知れたのである。
ところが築地は昔と違い、飲食店のテーマパークのようだ。
細い横道に入ると、歩くのままならない。
食べ物を食べながらやって来る外国人に、それを服に付けられないかと心配しながら歩く始末だ。
「まぐろの握り」寿司屋の前では、店員が「並ばないで下さい。数分後にもう一度来て下さい」なんて札を持って立っている。これじゃ、儲かるはずだ。
築地市場の物価は日本とは違い、インフレである。
玉子焼きで有名なテリー伊藤の実家の「丸武」では、串刺し玉子焼きが少し前の100円から150円になっていた。いちご飴が串に3個刺さっていて、500円もする。
私はアホらしくて、築地市場で買い食いはしない。
(おまけの話)
市場の方があまりに混雑しているので、築地市場の外れの波除神社に行った。
築地というのは「築」と「地」であるから、「作った地面」という意味だ。
350年ほど前はこの一帯は海で、徳川家綱公が埋立を進めたが、堤防を何度築いても波にさらわれてしまう。ある夜に海面に光を放って漂うものがあり、不思議に思って船を出してみると稲荷大神のご神体で、それを持ち帰り社殿を建てて祀ったところ波が静まったという言い伝えがある。それが波除神社である。
波除神社の鳥居をくぐると、右側に「天井大獅子」、左側に「お歯黒獅子」の2つの獅子頭がある。私の行った6月7日は波除神社の例大祭の日に当り、この日から3日間は盛大な祭が行なわれる。買い食いに夢中の外国人観光客は、まだ祭のことを知らず、ここまでは来ていない。日本人ガイドに案内されたわずかな観光客が来ているだけだった。
市場の喧騒とは違い、静寂が境内を覆っていた。
例大祭の最大の見ものは10日(日)の獅子頭神輿の全町巡行である。
いつもは神輿庫に収められていて見られない「千貫神輿」は、この4日間は見られる。
神輿の巡行は何度も見ているので、今回は日曜日という私の休息日でもあるのでパスとした。
でも10日には買い食いの外国人観光客も、大勢で神輿巡行を見るだろう。
お祭りは日本の大事な文化なので、守り続けて行きたいものだ。
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伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
アクセス総数:1,422,095
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
引用元:洞爺湖周辺地域マガジン「むしゃなび」
https://mushanavi.com/author/jiyujin/blog2/life/entry-22767.html
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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築地が品のない場所になってしまって、悲しいです。