心の伊達市民 第一号

安倍元総理大臣が暗殺されて、その後、9月27日に国葬が行なわれることになった。
その国葬に反対して、「招待されたが出席しない」と表明する国会議員や有名人がいる。日本では葬儀に行かない時は、黙って行かないのが礼儀だろう。

イギリスのエリザベス女王が亡くなり、同じく国葬が9月19日に行われた。
同じ9月に世界的な葬儀が2つも行われると、「世界の代表者は忙しいだろうなー」と余計な心配をしている私だ。


  国葬は9月19日から準備が始まるようだ。


増上寺で行われた安倍元総理大臣のお通夜に行って、その大混雑で参った記憶があるので、今回の葬儀では一般献花台が設けられるようだが、私は遠慮することにした。
その代りに、事前に葬儀が行われる武道館の準備の様子を見に行った。
まだ葬儀の日までかなりあったせいか、葬儀の雰囲気はなにも無く拍子抜けした。

この日は「黄緑色会」という、なんとも変な名前のグループのコンサートが行われるようだ。葬儀会場は舞台関係は専門家が1日くらいで、あっという間に準備してしまうのだろう。


武道館はまだコンサートのグッズ売り場だった。


武道館を出て立体歩道橋を渡り、靖国神社に行った。
神社のギンナンが、そろそろ地面に落ちる頃ではないかと思ったのである。
大鳥居をくぐり右側が、いつもギンナンが落ちている場所である。

例年ならギンナンを拾いに来ているオバちゃん達がいるはずなのだが、この時は誰もいない。上を見上げると、ギンナンが鈴なりで大豊作のようだ。
だが、まだ落ちるには早いようだった。


鈴なりのギンナン


いくつかを拾い上げて、杭の上に並べて写真を撮った。
掃除か工事か分からないが、作業衣を着たオヤジがマスク越しに変な顔をして私を見ていた。武道館では直射日光に当たっていたので、靖国神社の日影がありがたい。

気温が30度と高いが、湿度は低いようで日影では涼しく汗をかかない。
しばらく休んで、この日は本殿にはお参りをしないで駐車場の横から外に出た。


落ちていたギンナンを並べて「パチリ」


靖国神社を出て、内堀通りを三宅坂の方へ歩いて行った。
この日の3つ目の目的地は「イギリス大使館」である。
進行方向左手には、ビルにしては珍しい赤色のオフィスビルがある。
ここにはイタリア文化館が入居していて、表から窓越しにイタリア人が見えた。

その先の右手には「二松学舎大学」があり、大きな垂れ幕に「国語力で世界とつながる」と関係者以外には意味不明の文字が書いてあった。


イギリス大使館は訪れる人が絶えなかった。


千鳥ヶ淵の交差点を渡ると、右側にイギリス大使館がある。
ここは広大な敷地で、アメリカ大使館の何倍もある。
内堀通りと大使館の間には林があり、道路からは直接、中は見えない。
私は敷地の端にある裏門前の小径を、正面入口に向って歩いて行った。
行く手に大勢の人影が見えた。近付くと弔問に訪れた日本人たちで、手に花束を持っている。


イギリス大使館の表札。


正面入口の立て札をみたら『記帳は午後2時からです』とあり、この日が最終日なので昼前から待っている人達だった。門前には大量の花束が積まれ、多くの弔問者が来ていることが分かる。時々、大使館ナンバーの車が敷地内に入って行く。
記帳開始時間の午後2時になったら、相当の人が並ぶだろう。

私は2時間以上も待てないので、門前で手を合わせて失礼をした。
イギリス大使館が今まで私が見た中で、一番敷地が広く、風格がある。
この日は「葬儀予定場所」、「戦死者の魂が休む場所」、そして「死者への記帳」と3ヵ所も死者と関わる徘徊だった。


 この日の午前中だけの花束。


(おまけの話)
イギリス大使館からの帰りに中央区役所行った。
既に申込済みのマイナポイントに関する、2度目の質問をしようと考えたのである。
私は7月に区役所でマイナポイントの手続きをしたのだが、9月10日を過ぎても入金が無かった。それを疑問に思い、少し前に区役所に1度目の理由を聞きに行ったことがある。

その時の区役所の担当者は『RAKUTEN Edy にポイントを入れる申込みをしてあるのなら、それから後はここでは分からない。Edy に直接、問い合わせて欲しい』と言った。


 皇居「半蔵門」


そこで私はEdyにメールで問い合わせた結果、返信に『申し込みをしてありますか?』と変な回答が来た。私は驚いて、この日の帰りに区役所に行って、Edyからの回答を持って確認をしに行ったのである。係の女性は親切に、直接Edyに電話をして確認してくれた。

かなり長い時間、係の女性とEdyとの会話の後に、私に電話を代った。
そしてやっと理解した。「Edyにポイントが付くのは10月10日以降」と言われたからだ。それなら1回目の区役所での質問の時、Edyのメール回答の時、そして今回の質問の時と、3回も「ポイントが付くのは、10月10日以降です」と言えば済んだ内容ではないか!


「半蔵門」から警視庁方面を見る。


最近のことだが、幼稚園バスに幼児が置き去りにされて、熱中症で亡くなった事件があった。このケースでも「運転手の車内確認。同乗していた女性従業員の車内確認。幼稚園での出欠確認。無断欠席の場合の家庭への確認」と4回も事件を未然に防ぐチャンスがあったのに、それを無駄にした。

私の今回の件でも、3回も無駄にした。最近の日本人は少し変ではないか?
仕事の領域が細分化されたせいなのか、責任感が乏しくなったのか、私の現役の時には起きないかったようなことが起きている。「JAPAN as No.1」と言われた時代もあったが、もう日本は二流国に成り下がってしまったようだ。


国立劇場の向かい側辺りから「半蔵門」を見る。


コメント

コメントを書く
お名前 必須

名前を入力してください。

メールアドレス
(表示されません)

正しいメールアドレスを入力してください。

コメント必須

コメントを入力してください。

コメントに不適切な言葉が含まれています

パスワード必須

パスワードを入力してください。

パスワードは半角小文字英数字で入力してください。

Cookie

心の伊達市民 第一号からの関連記事

伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

心の伊達市民 第一号のよく読まれている記事(直近期間)

心の伊達市民 第一号のカテゴリー

心の伊達市民 第一号のアーカイブ