
心の伊達市民 第一号
ブログ閉鎖中の話題(2018129)
毎年12月後半になると、ロサンゼルスに住む女房の従弟がグレープフルーツを送ってくれる。これは結構、楽しみにしている。今年は12月20日に宅急便で届いた。
宅急便の配達員から箱を受け取って手に持った時に、「なんか変だなー」と感じた。
早速、箱を開けてビックリした。小さめのグレープフルーツが9個入っていて、傷防止の為の保護のパッキンも入っていない。だから箱の中でゴロゴロと移動していたのだろう。
こういう場合には、かなり「困る」。
贈り主に事情を伝えていいものか?、 プレゼントの贈り主とその品物の送り主が違うからだ。先日も姉から送ってもらった高山のリンゴが「傷だらけ」ということもあった。
あまり親しくない人からのプレゼントの場合は、問題があった時に「言っていいものか?」と迷う。でも今回は女房の親しい従弟ということもあり、素直に状況を写真付きのメールで知らせた。
その後、従弟からメールが届き、注文先の「JAL SHOPPING AMERICA」からの回答を転送してくれた。
『いつもJALショッピング・アメリカをご利用頂き、ありがとう御座います。この度はご注文頂きましたグレープフルーツの件で大変ご迷惑をお掛けし、深くお詫び申し上げます』
『玉数とパッキングの状況に関しましては、至急出荷元に調査をさせて頂きます。状況が分かり次第ご報告させて頂きますので、少々お時間を頂けますようお願い致します」とあった。
その後、色々とあったが、結局はJALはもう一度、新しいグレープフルーツを送ってくれた。そして1月19日に届いた箱を開けたら、キチンとパッキンもしてあり、大きめのグレープフルーツが10個入っていた。
伝票で発送元を確認したら、名古屋の果物商社から出していた。
私はてっきりアメリカから発送しているので、いい加減なメキシコ人あたりが梱包しているのだと思っていたら日本からの発送だった。
「おもてなし」を強調する日本だが、日本人もいい加減になってしまった。
同じ頃、女房がAmazonで購入を続けているアメリカ製品の染髪剤が製造中止になったのか、販売が中止となった。
アメリカの製造元のサイトを見たが、やはり無かったので、製造中止になったようだ。
頭の地肌が弱い女房は、どうしてもその染髪剤を買いたいと思い従弟に連絡して、購入可能か調べてもらった。
するとアメリカで在庫をしているショップがあり、そこで買って送ってくれた。
でも8000円くらいの商品に2万円くらいの送料が掛かった。私は高いと思うのだが、女房は「高くない」と言う。価値観がだいぶ違うようである。
トランプ大統領が1月17日に11の「フェイクニュース大賞」を発表した。
私も日本のメディアのねつ造報道に腹を立てているので、トランプ大統領の子供じみた言動に笑ってしまうが、「このくらいのことをしないと、偏向報道は止まないのでは?」とも感じている。
やり玉にあがったのはニューヨークタイムス、CNN、ABC、雑誌タイム、ワシントンポスト、ニューズウィークである。この5社の11のフェイクニュース中で、CNNは4つも挙げられている。
これに対してワシントンポストは以下のように反論している。
「トランプ大統領が選んだ11の報道のうち、少なくとも8つに付いては誤りを認めて訂正しており、2つに関して は記者の停職処分や辞職といった措置をとっている」。
これを見て私は驚いた。「じゃー、やっぱりフェイクニュースだったんだじゃないか!」。
日本のメディアも同じだが、フェイクニュースは大きく報道し、訂正は小さく誰にも分からないようにするので、フェイクニュースが頭に刷り込まれてしまう。世界では「活動家がジャーナリストになっている」のである。
(おまけの話)
英国の新聞Evening Standard に載ったニュースである。これはフェイクニュースの代表である。2000年に元森首相はワシントンのホワイトハウスを訪問し、クリントン大統領と会うことになった。英語が苦手な森首相は同行する通訳から、簡単な英語のあいさつの仕方を教わった。
通訳は、『会ったらまず "How are you?" と言って大統領と握手をして下さい。すると、大統領は、"I'm fine,and you ?" と答えるでしょう。そうしたら、”Me too."と答えて下さい。その後は、私達、通訳に全てお任せ下さい』と言った。
その後、クリントン大統領と面談した時の話である。
When Mori met Clinton, he mistakenly said, "Who Are You?"
Mr Clinton was a bit shocked but still managed to react with humor: "Well, I am Hilary's husband." Then Mori replied confidently "Me too."
*日本語訳
森首相は、クリントン大統領に会ったとき、"How are you?" と言うべきところ、"Who Are You?"と言ってしまった。
クリントン大統領は森首相から、「お前は誰だ?」と言われ、ムッとした。
「あぁ、これはジョークだな」と思い、即、ジョークで切り返し、「ヒラリーの夫だ」と言った。
一方、森さん、通訳に教わった通りに言った。 「私もだ」
これには、クリントン大統領も絶句し、同席者の中には、顔色の変わる者もいたという。これは実話とされていたが、後に毎日新聞の論説委員が「私の創作したジョークだ」と白状したそうだ。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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『自然と科学のミュージアム「森の工舎」』 〜自然と人への愛を感じる癒しと学びの時間
2Fから吹き抜け越しに1Fのフロアを覗くと見えるこのソファ(?) 何をモチーフにしているのかお分かりでしょうか? 時間が経つのを忘れてしまう。 白老虎杖浜にある『ナチュの森』は、1日中居られる… いえ、1日では足りないと感じる心地よく学びの多いところでした。 今回は『ナチュの森』の中に2022年12月OPENされた「森の工舎」の取材で訪れたのですが、 ナチュの森の全てを案内していただきました。 丁寧な案内をしてくださったのが、「ナチュの森」広報担当の 山本祥史さんです。 さて。 皆様、いろいろな名前が出ているので、そろそろ混乱し始めていらっしゃいますよね…。 そこでちょっと、「ナチュの森」のこれまでの歩みと背景について簡単にご説明しますね。 ナチュの森の運営会社は東京本社の株式会社 ナチュラルサイエンスという名の低刺激スキンケア商品メーカーと北海道本社の株式会社 ナチュラルアイランドという名の北海道素材に着目したスキンケアメーカー 2011年 白老虎杖浜の工業団地用地を取得 2014年 地域説明会、協議会などを経て、閉校した旧虎杖中学校(1988年使用開始の校舎)土地建物売買契約を締結 2017年 ナチュラルアイランドの北海道工場竣工 2018年 ナチュの森オープン 2022年 自然と科学のミュージアム「森の工舎」オープン “ 校舎 ” が ” 工舎 ” に生まれ変わった時でした。 このような歩みを経て、虎杖中学廃校跡地を活用した工場&ガーデン施設「スキンケア工園 ナチュの森」は完成しました。 ただ、このように箇条書きにしてしまうと、その道は淡々と着々と進めてこられたように見えます。 けれども、「北海道の自然の恵みを素材にした商品作りをしたい」という構想から15年、 この地に出会ってから完成まで10年が経過しました。 このプロジェクトに向けられた大きな原動力は、自然と人への大きな愛でした。 それを実感できるのがこちら。 こちらの冊子は「ナチュラルアイランド」のものです。 表紙の花は、皮膚のガードマンとも呼ばれる万能ハーブのカレンデュラ。 ナチュラルアイランドのカレンデュラ製品は、全てナチュの森のファームで栽培された花を使っているそうです。 この冊子、「ナチュの森」を訪れた時、ぜひ開いて見ていただきたいです! 筆者は全26ページの冊子を美しい写真とともに読み終えた時、 胸が熱くなり幸せな気持ちになりました。 今やどこでも溢れている言葉。 「持続可能な」や「環境にやさしい」という文字はこの中のどこにもありません。 読み進めながら感じるのは、 「大切なものは敬意をもって守る」という自然へのリスペクトと人へのリスペクトでした。 さて、それではいよいよ今回の主役的な建物、 旧虎杖中学校校舎「森の工舎」のお話に入ります。 と、その前に。 実は〜 アポイントメントの時刻は13:00でした。 私が到着したのは10:00。 山本さんにお会いする前にどうしても体験したかったのがこちら。 「蒸留カフェ」も魅力的でした。 「花のある暮らし」〜エッセンシャルオイルを楽しめるドライフラワーアレンジ ワークショップ(こちらは2/28までの期間限定メニューです) 季節ごとにワークショップメニューが変わります♡ ワークショップが行われるスペースは「森の工舎」の無料スペースです。 このスペースには、「蒸留カフェ」と「ショップ」があります。 取材前のランチには、スパイシーでお肉ごろごろなカレーセットをいただきました。 この前に、蒸留した高知産生姜エキスを使った甘味ゼロのジンジャーエールもいただきました。 スッキリ爽やか!初めての味でした。 ママと赤ちゃんが一緒に使える、「ナチュラルサイエンス」看板商品の低刺激スキンケア製品も販売されています。 これすごい! 他の商品を知りません! 皆様、俱多楽湖や虎杖浜の語源をご存知ですか? どちらも「イタドリが生えるところ」を意味しているのです。 まさにここならではの商品です。 さて、それでは本題。 そもそも何故、「ナチュラルサイエンス」は北海道白老町の虎杖浜に『ナチュの森』『森の工舎』を作ったのでしょうか? 「弊社が北海道の豊かな自然の恵みで化粧品を作りたいと考え、 低刺激化粧品にとっての最も大切な原料である「水」を探し求めていたときに、 ようやく巡り会えたのが白老町に位置する倶多楽湖の湧水(カムイワッカ=神の水)でした。 それは、他の素材を最大限に活かせる肌に優しい軟水でした。 そして、湧水口の近くには既に閉校になることが決まっていた虎杖中学校がありました。 その中学校を見学させていただき大変驚きました。 校舎は古いのに、とても掃除が行き届いていて落書きひとつありませんでした。 ずっとずっと大切に綺麗に使われてきたことがすぐにわかりました。 そのとき、『この建物と、これまでの生徒さんたちや先生たちの想いを 「ナチュラルサイエンス」で引き継いでいきたい!』と強く思ったのです。 本当は水を探して北海道中走り回っていたので、 物件探しをしていたのではありませんでした。 ですが、その時そう思ったのです。 そして、「虎杖中学校の跡地に湧水を引き込んで工場を作れないか」「校舎や体育館は取り壊さずに、そのまま残して再利用できないか」と考えるようになりました。」 なるほど…、それが「ナチュの森」が生まれるきっかけだったのですね!ちなみに「校舎」が「自然と科学のミュージアム 森の工舎」になったのは何故ですか? 「はい。ナチュラルサイエンス・ナチュラルアイランド」の工場と「ナチュの森」を運営している中で、この校舎を活用し、周辺地域の自然の恵みを利用させていただき、地域に貢献できることは何かを探っていった結果の形が、私たちが大切にしている「ものづくり」を体感する「自然と科学を通して物事を体験する」場としての「森の工舎」となりました。 また、とても重要なこととして、自然の恵みを得るためにはそのままでは毒になることもあるということがあります。 大学や研究機関との連携の中で判明した研究結果の共有も、ここを通して行いたいという考えもありました。」 訪れた時、「蒸留実験室」では、ちょうどタイミングよく釧路産モミ(トド松)の蒸留を行っていました。 使われる水はもちろん俱多楽湖のカムイワッカ。 フラワーアレンジメントを途中にして飛んで見に行った筆者です。 仕込んでから40分ほどでエッセンシャルウォーターが採れます。 先ほどのドライフラワーアレンジメントには、好きなエッセンシャルオイルが付いていました。 実は私、この後のお話を知らずにこの和ハッカのものを選ばせていただいていました。 和ハッカの貴重品種「JM-23」を、滝上町の農家 瀬川さんは2haの広さの畑で大切に育てています。 世界で唯一、瀬川さんだけが栽培されている和ハッカはとても貴重です! また、この実験室では、四季に合わせた様々な植物を使った体験会なども行われます。 この日はラベンダーサシェ作りの準備がされていました。 「アトリエ」では、お子様向けの自然と科学をテーマにしたモノづくりを体験できます。 「香りのラボ」には調香室も備え、様々な香りを体験しながら、今の自分に合う香りを分析する体験ができます。 そして「ライブラリー」では数千冊の本が並びます。 とにかく選書が素敵すぎです! ネイチャー関連の本もたくさんあります。 なんと、なかなか見ることがない貴重な本まで!! ホント、びっくり!! どんな本があるのかは、ぜひ実際に訪れて見つけてみてくださいね☆☆ 読書のための椅子の配置も心地よい。 ここだけで1日いられます。 そして。 なんて素敵な〜!! と思ったのがこの空間♡ 元々は半円形だった天井を丸く整え、太陽をモチーフにした大きな照明をつけました。 灯りの点き方にも工夫が施されています。 そしてその下の吹き抜けのところには蛍光灯をリサイクルして作られたガラス照明「ウォーターバルーン」が、雨粒の如く各色ゆらゆらと煌めきます。 そしてその下には…。 そう、記事の最初に登場した丸いソファは俱多楽湖をイメージしたものでした。 そのソファーに寝転べば、こんな空が広がっていました。 太陽 雨 湖 それらの循環が表現されています。 そしてもっと素敵だったのがこちら〜 この日ちょうど、こちらのライブラリーで、旧虎杖中学校の卒業生の皆様と出会いました。 実は、山本さんのお隣にいらっしゃる女性は、虎杖中学校出身で現在は「ナチュの森」の工場の従業員の方でした。 そして、さらに左側の男性お二人も「ナチュの森」の従業員の方々でした。 こちらで働く従業員さんは、9割の方が地元採用だそうです。 だから、こちらの3名の方々の他にも、たくさんの卒業生がこちらで働いていらっしゃるはずです。 かつて、ここで学んだ生徒だった方々が、今度は働く場としてここに戻ってきている。 これもまた、素晴らしい循環です。 地域との関係の良さが窺えます。 学校ではなくなった今も、 こうして卒業生が気軽にこられる雰囲気作りをされていることに感動! あまりにも感動して、写真を撮らせていただきました♡ 「えほんの部屋」もあります。 0歳からのお子様と保護者の方のための部屋です。 ナチュラルカラーのマットを階段上に配置した向かい側には〜 人形劇などが上演できる舞台があります。 こちらでは今後、紙芝居などいろいろなイベントを開催するそうです。 「ギャラリー」では、北海道初上陸の「ようこそ絵本のまちへ展」を開催中です。 もと体育館だった「あそびのひろば」は、全天候型のあそび場になっています。 白老町の登別寄り、虎杖浜温泉から山の方に入ったところにある俱多楽湖のカムイワッカを引く親水公園の隣。 この水に惚れ込んだ会社「ナチュラルサイエンス・ナチュラルアイランランド」の建物が現れます。 ・自然の恵みを安全に大切に享受するために、自然を科学すること。 ・地域の人々の故郷への想いを大切にすること。 ・地域の人々と仲良くして、地域の役に立つこと。 これらを信条に、「森の工舎」は今後も進化していくことと思います。 朝から訪れたというのに、外に出ると薄暗くなっていました。 「森の工舎」は、時間を忘れて過ごせるところでした。 ―ナチュの森 森の工舎 情報― ナチュの森HP https://nachunomori.jp 森の工舎 https://nachunomori.jp/morinokousha_pre ナチュの森 Instagram https://instagram.com/nachunomori_official?igshid=YmMyMTA2M2Y= ナチュラルサイエンス Instagram https://instagram.com/naturalscience.official?igshid=YmMyMTA2M2Y= ナチュラルアイランド Instagram https://instagram.com/naturalisland_official?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Rietty
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