
心の伊達市民 第一号
隅田川花火が終ったので、久し振りに浅草に行って見た。
いままでに浅草は何回も取り上げているので、今回は飲食店を見て廻った。
でも中に入ったわけではなく、外から見ただけだ。
その内の何軒かは以前に実際に入って食べたことがあるので、料理や雰囲気は知っている。最近は高齢化したせいか「アッサリ」、「少量」が好みとなり、浅草で豪華なものは食べていない。
*天丼「大黒屋」、「葵丸進」
私は「大黒屋」が好きだ。しかも「天婦羅定食」より、「天丼」の方が好きである。
ここの天丼のタレは江戸前で、色が「黒い」。だから天丼も黒くなる。
白いご飯に沁み込んだ、「タレ」が好きなのかもしれない。
浅草で一番繁盛している天婦羅屋は「大黒屋」だと思う。
繁盛し過ぎて入店待ちが行列をするので、それが他店の迷惑で20年くらい前に近くに別館が出来た。でも最近は混み過ぎて、店の前は通るが5年以上も行っていない。
*すき焼き「今半」、「米久」、「ちんや」
浅草と言えば「すき焼き」である。なぜか浅草には「すき焼き屋」が多い。
私が行ったことがあるのは、上の3軒である。3軒とも、安くはない。
「米久」は「ひさご通り」にあるが、ここは「すき焼き」と言わず「牛鍋」と言っている。
ある時、伊達市の寿司屋(X)の娘が私を訪ねて上京して来た時、『なにを食べたい』と聞いたら、『今半で、すき焼き』と言った。仲見世通りの裏にもあるが、その時はせっかくだからと本店に案内した。
*洋食「ヨシカミ」
浅草で洋食と言えば、やはり「ヨシカミ」だろうと思う。
滅多にないが家族と浅草に行くと、必ずランチは「ヨシカミ」になる。
ここは「ニッポンの洋食」を提供している。値段は少し高めだが、期待外れが無い。
私はメンチカツを注文することが多いが、オムライスもいい。
でも、もう3年以上も行っていない。
*ラーメン「めん○」、「福しん」
浅草に行くと、ある時からなぜかランチにラーメンを食べることになった。
そのキッカケは、マンションの友人に案内されて「福しん」に行ってからである。
彼は『安くて、とても美味しい』と言って、私を連れて行った。
私は『安いが、それほど美味しくはない』と思ったが、黙っていた。
次に1人で行った時に、「めんまる」を見付けたのである。
ここは正真正銘の「安くて、美味しい」店だった。しかも麺の量が私向きに少な目なのがよい。、
*日本蕎麦「十和田」
「ランチはソバか、うどん」と決めているのだが、浅草ではどちらも食べない。
なぜか浅草に行くと、ラーメンが食べたくなってしまうのだ。
「十和田」には以前に2回ほど行ったことがある。10年以上前の2回目の時は、子供の仕事関係のフランス人の女性を案内した。
彼女は店でトイレに立った。そして戻って来て、子供になにやら言っていた。
子供の通訳で分かったのは、この店のトイレは和式だったのである。これではフランス人は使い方が分からない。最近は行っていないので分からないだ、まさか「和式」ではないだろうね?
*焼き肉「きんぐ」
夕方のTVニュースを見ていると、やたらと焼肉「きんぐ」のコマーシャルを見せられる。その中で私が行けそうな場所として、「浅草ROX店」があったので行ってみた。
浅草ROX店は私が休憩する時に立ち寄り、コーヒーゼリーを食べる「サンマルク」の並びのビルにある。
初めて4階の店の前に行って、ランチメニューを見た。すると「食べ放題」のメニューしかない。「60歳以上は500円引き」とあったが、もう私には「食べ放題」は無理なので、残念だったが店を後にした。
(おまけの話)【花火の殻の行方】
4年ぶりの隅田川花火大会を楽しんだ後に、気になったことがあった。
花火を打ち上げた後の殻の行方である。
みんなも気になっていたと思うので、私は「浅草観光協会」にメールで問い合わせた。
1、打ち上げた後の殻はどうなるのか?
2、隅田川に落下するのか?
3、屋形船の屋根の上にも落ちるのか?
4、翌日に回収するのか?
「浅草観光協会」から返信があり、『その件は解りませんので、お手数をお掛けしますが、隅田川花火実行委員会に問合せ下さいますようお願い致します』とあった。
そこで『隅田川花火実行委員会』はメールが無いようなので、電話で問い合わせた。
その結果であるが、(1)は「墨田川と近くのテラスに落ちる」。
(3)は「屋形船は殻の落下点には、近付けないように規制しているので大丈夫」。
(4)は「テラスの殻は回収するが、隅田川に落ちた殻はそのままです」。
以前に花火大会の翌日に浅草の近くの隅田川テラスを歩いていたら、花火の殻のような丸い半分の殻のようなものが落ちているのを見付けたことがある。
それは花火の殻に違いないと思ったが、その時は確認までは至らなかった。
2万発×2個もの花火の殻が隅田川に落ちたら、相当の量のゴミとなる。
それだけの殻が隅田川に落ちたままになっていると、「ヘドロ」になる。
環境保護団体が何か言いそうだが、いまのところは知らないのか黙っている。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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『自然と科学のミュージアム「森の工舎」』 〜自然と人への愛を感じる癒しと学びの時間
2Fから吹き抜け越しに1Fのフロアを覗くと見えるこのソファ(?) 何をモチーフにしているのかお分かりでしょうか? 時間が経つのを忘れてしまう。 白老虎杖浜にある『ナチュの森』は、1日中居られる… いえ、1日では足りないと感じる心地よく学びの多いところでした。 今回は『ナチュの森』の中に2022年12月OPENされた「森の工舎」の取材で訪れたのですが、 ナチュの森の全てを案内していただきました。 丁寧な案内をしてくださったのが、「ナチュの森」広報担当の 山本祥史さんです。 さて。 皆様、いろいろな名前が出ているので、そろそろ混乱し始めていらっしゃいますよね…。 そこでちょっと、「ナチュの森」のこれまでの歩みと背景について簡単にご説明しますね。 ナチュの森の運営会社は東京本社の株式会社 ナチュラルサイエンスという名の低刺激スキンケア商品メーカーと北海道本社の株式会社 ナチュラルアイランドという名の北海道素材に着目したスキンケアメーカー 2011年 白老虎杖浜の工業団地用地を取得 2014年 地域説明会、協議会などを経て、閉校した旧虎杖中学校(1988年使用開始の校舎)土地建物売買契約を締結 2017年 ナチュラルアイランドの北海道工場竣工 2018年 ナチュの森オープン 2022年 自然と科学のミュージアム「森の工舎」オープン “ 校舎 ” が ” 工舎 ” に生まれ変わった時でした。 このような歩みを経て、虎杖中学廃校跡地を活用した工場&ガーデン施設「スキンケア工園 ナチュの森」は完成しました。 ただ、このように箇条書きにしてしまうと、その道は淡々と着々と進めてこられたように見えます。 けれども、「北海道の自然の恵みを素材にした商品作りをしたい」という構想から15年、 この地に出会ってから完成まで10年が経過しました。 このプロジェクトに向けられた大きな原動力は、自然と人への大きな愛でした。 それを実感できるのがこちら。 こちらの冊子は「ナチュラルアイランド」のものです。 表紙の花は、皮膚のガードマンとも呼ばれる万能ハーブのカレンデュラ。 ナチュラルアイランドのカレンデュラ製品は、全てナチュの森のファームで栽培された花を使っているそうです。 この冊子、「ナチュの森」を訪れた時、ぜひ開いて見ていただきたいです! 筆者は全26ページの冊子を美しい写真とともに読み終えた時、 胸が熱くなり幸せな気持ちになりました。 今やどこでも溢れている言葉。 「持続可能な」や「環境にやさしい」という文字はこの中のどこにもありません。 読み進めながら感じるのは、 「大切なものは敬意をもって守る」という自然へのリスペクトと人へのリスペクトでした。 さて、それではいよいよ今回の主役的な建物、 旧虎杖中学校校舎「森の工舎」のお話に入ります。 と、その前に。 実は〜 アポイントメントの時刻は13:00でした。 私が到着したのは10:00。 山本さんにお会いする前にどうしても体験したかったのがこちら。 「蒸留カフェ」も魅力的でした。 「花のある暮らし」〜エッセンシャルオイルを楽しめるドライフラワーアレンジ ワークショップ(こちらは2/28までの期間限定メニューです) 季節ごとにワークショップメニューが変わります♡ ワークショップが行われるスペースは「森の工舎」の無料スペースです。 このスペースには、「蒸留カフェ」と「ショップ」があります。 取材前のランチには、スパイシーでお肉ごろごろなカレーセットをいただきました。 この前に、蒸留した高知産生姜エキスを使った甘味ゼロのジンジャーエールもいただきました。 スッキリ爽やか!初めての味でした。 ママと赤ちゃんが一緒に使える、「ナチュラルサイエンス」看板商品の低刺激スキンケア製品も販売されています。 これすごい! 他の商品を知りません! 皆様、俱多楽湖や虎杖浜の語源をご存知ですか? どちらも「イタドリが生えるところ」を意味しているのです。 まさにここならではの商品です。 さて、それでは本題。 そもそも何故、「ナチュラルサイエンス」は北海道白老町の虎杖浜に『ナチュの森』『森の工舎』を作ったのでしょうか? 「弊社が北海道の豊かな自然の恵みで化粧品を作りたいと考え、 低刺激化粧品にとっての最も大切な原料である「水」を探し求めていたときに、 ようやく巡り会えたのが白老町に位置する倶多楽湖の湧水(カムイワッカ=神の水)でした。 それは、他の素材を最大限に活かせる肌に優しい軟水でした。 そして、湧水口の近くには既に閉校になることが決まっていた虎杖中学校がありました。 その中学校を見学させていただき大変驚きました。 校舎は古いのに、とても掃除が行き届いていて落書きひとつありませんでした。 ずっとずっと大切に綺麗に使われてきたことがすぐにわかりました。 そのとき、『この建物と、これまでの生徒さんたちや先生たちの想いを 「ナチュラルサイエンス」で引き継いでいきたい!』と強く思ったのです。 本当は水を探して北海道中走り回っていたので、 物件探しをしていたのではありませんでした。 ですが、その時そう思ったのです。 そして、「虎杖中学校の跡地に湧水を引き込んで工場を作れないか」「校舎や体育館は取り壊さずに、そのまま残して再利用できないか」と考えるようになりました。」 なるほど…、それが「ナチュの森」が生まれるきっかけだったのですね!ちなみに「校舎」が「自然と科学のミュージアム 森の工舎」になったのは何故ですか? 「はい。ナチュラルサイエンス・ナチュラルアイランド」の工場と「ナチュの森」を運営している中で、この校舎を活用し、周辺地域の自然の恵みを利用させていただき、地域に貢献できることは何かを探っていった結果の形が、私たちが大切にしている「ものづくり」を体感する「自然と科学を通して物事を体験する」場としての「森の工舎」となりました。 また、とても重要なこととして、自然の恵みを得るためにはそのままでは毒になることもあるということがあります。 大学や研究機関との連携の中で判明した研究結果の共有も、ここを通して行いたいという考えもありました。」 訪れた時、「蒸留実験室」では、ちょうどタイミングよく釧路産モミ(トド松)の蒸留を行っていました。 使われる水はもちろん俱多楽湖のカムイワッカ。 フラワーアレンジメントを途中にして飛んで見に行った筆者です。 仕込んでから40分ほどでエッセンシャルウォーターが採れます。 先ほどのドライフラワーアレンジメントには、好きなエッセンシャルオイルが付いていました。 実は私、この後のお話を知らずにこの和ハッカのものを選ばせていただいていました。 和ハッカの貴重品種「JM-23」を、滝上町の農家 瀬川さんは2haの広さの畑で大切に育てています。 世界で唯一、瀬川さんだけが栽培されている和ハッカはとても貴重です! また、この実験室では、四季に合わせた様々な植物を使った体験会なども行われます。 この日はラベンダーサシェ作りの準備がされていました。 「アトリエ」では、お子様向けの自然と科学をテーマにしたモノづくりを体験できます。 「香りのラボ」には調香室も備え、様々な香りを体験しながら、今の自分に合う香りを分析する体験ができます。 そして「ライブラリー」では数千冊の本が並びます。 とにかく選書が素敵すぎです! ネイチャー関連の本もたくさんあります。 なんと、なかなか見ることがない貴重な本まで!! ホント、びっくり!! どんな本があるのかは、ぜひ実際に訪れて見つけてみてくださいね☆☆ 読書のための椅子の配置も心地よい。 ここだけで1日いられます。 そして。 なんて素敵な〜!! と思ったのがこの空間♡ 元々は半円形だった天井を丸く整え、太陽をモチーフにした大きな照明をつけました。 灯りの点き方にも工夫が施されています。 そしてその下の吹き抜けのところには蛍光灯をリサイクルして作られたガラス照明「ウォーターバルーン」が、雨粒の如く各色ゆらゆらと煌めきます。 そしてその下には…。 そう、記事の最初に登場した丸いソファは俱多楽湖をイメージしたものでした。 そのソファーに寝転べば、こんな空が広がっていました。 太陽 雨 湖 それらの循環が表現されています。 そしてもっと素敵だったのがこちら〜 この日ちょうど、こちらのライブラリーで、旧虎杖中学校の卒業生の皆様と出会いました。 実は、山本さんのお隣にいらっしゃる女性は、虎杖中学校出身で現在は「ナチュの森」の工場の従業員の方でした。 そして、さらに左側の男性お二人も「ナチュの森」の従業員の方々でした。 こちらで働く従業員さんは、9割の方が地元採用だそうです。 だから、こちらの3名の方々の他にも、たくさんの卒業生がこちらで働いていらっしゃるはずです。 かつて、ここで学んだ生徒だった方々が、今度は働く場としてここに戻ってきている。 これもまた、素晴らしい循環です。 地域との関係の良さが窺えます。 学校ではなくなった今も、 こうして卒業生が気軽にこられる雰囲気作りをされていることに感動! あまりにも感動して、写真を撮らせていただきました♡ 「えほんの部屋」もあります。 0歳からのお子様と保護者の方のための部屋です。 ナチュラルカラーのマットを階段上に配置した向かい側には〜 人形劇などが上演できる舞台があります。 こちらでは今後、紙芝居などいろいろなイベントを開催するそうです。 「ギャラリー」では、北海道初上陸の「ようこそ絵本のまちへ展」を開催中です。 もと体育館だった「あそびのひろば」は、全天候型のあそび場になっています。 白老町の登別寄り、虎杖浜温泉から山の方に入ったところにある俱多楽湖のカムイワッカを引く親水公園の隣。 この水に惚れ込んだ会社「ナチュラルサイエンス・ナチュラルアイランランド」の建物が現れます。 ・自然の恵みを安全に大切に享受するために、自然を科学すること。 ・地域の人々の故郷への想いを大切にすること。 ・地域の人々と仲良くして、地域の役に立つこと。 これらを信条に、「森の工舎」は今後も進化していくことと思います。 朝から訪れたというのに、外に出ると薄暗くなっていました。 「森の工舎」は、時間を忘れて過ごせるところでした。 ―ナチュの森 森の工舎 情報― ナチュの森HP https://nachunomori.jp 森の工舎 https://nachunomori.jp/morinokousha_pre ナチュの森 Instagram https://instagram.com/nachunomori_official?igshid=YmMyMTA2M2Y= ナチュラルサイエンス Instagram https://instagram.com/naturalscience.official?igshid=YmMyMTA2M2Y= ナチュラルアイランド Instagram https://instagram.com/naturalisland_official?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Rietty
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Shinji