徒然ならざる伊達日記

図書館の新設について

12月議会です。今回の伊達市議会の大きな議案は図書館新設事業費でした。これは前市長時代からの懸案で、昨年市長が交代した直後から、合併特例債を使う期限に間に合わせたいとして議論を続けてきたものです。11月21日の全員協議会では、当初想定の1.5倍を超える12.7億円の事業費に複数の議員から厳しい意見が述べられ、苦しい答弁の連続でした。その説明ではランニングコストについて十分な資料を用意していなかったからなおさらでした。そして12月3日に再度全員協議会を設け、ランニングを中心に説明があり、ようやく事業全体のコストがわかりました。特に「吹き抜け」による暖房費への懸念がありましたが、現図書館を改修して事業費を抑えた場合と比較しても新設の方が割安という試算が示され、その週に行われた予算委員会が紛糾することはありませんでした。
反対しない理由は、現図書館は老朽化により大規模改修か新設が避けられないこと。資材の高騰が落ち着くとは思えないこと。3.4億円の合併特例債が利用できること。最後に市長が「事業費以上の効果を上げるため全身全霊をかけて取り組む」と述べたことでした。
市民の皆さんは賛否両論だと思います。私の処にも様々な意見が寄せられましたが、私は図書館運営ボランティアの皆さんの声を聞いてきたので、その皆さんの思いが叶えられるのではと嬉しい気持ちです。しかし問題は建物ではなく運営です。新時代に相応しい図書館となって、多くの人が利用する施設になることを期待しています。

「伊達市立図書館」の内部イメージ動画(基本設計の段階)


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この町に思うこと

こくぼ重孝

25年前、東京からこの北海道伊達市に移住した。都会であくせくして生きてきた自分にとって、この街は楽園のようだった。そんな楽園も暮らしていくといろんなことがあった。徒然なる街ではなく、変化があり退屈しない街に住んで感じたことを600字に絞って綴っていこうと思う。

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政治・ビジネス
アクセス総数
10,252回

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