心の伊達市民 第一号

浜離宮で撮影会

【浜離宮の撮影会】
私がこのマンションに越して来た時に、知り合った人達とデジカメクラブを作った。
12年間にわたり私は会長を務めたが、そろそろ新陳代謝も必要と思った。
新しく入会する人もいないし衰退の一途のように感じ、本人はあまり乗り気ではなかったようだがSさんという女性に代わった。

彼女は入会時に初めて安い一眼レフカメラを買ったのだ。
その後のカメラも次々と高級機に替え、アチコチのコンテストに入選するほどの腕前になった。


撮影会の案内ポスター



現在のメンバーは8人だが毎年高齢化が進んでいる。
例会では「前月に撮影した写真を持参すること」になっているのだが、写真を持参しないメンバーが3人もいる。なんだか「茶飲み会」みたいになっているので、なんとかしないといけないと感じていた。

3月になり新会長は自治会のコミュニティクラブに入り、会の名前も「フォトサークル」に変更した。そしてLINEで自治会を通して、撮影会と入会募集の案内を行ったのである。併せて掲示板にも「会員募集」のポスターを貼った。


 「ユリノキ」の花はまだもう少し先



彼女はITに強く募集はLINEで行い、QRコードを添えて、そこから入会申請するようにした。とても私では出来ないことである。このことでも会長を代わって良かったと感じた。

何人の応募があるか全く分からず、場合によると「大勢だったら困るな」とか「ゼロかも?」と心配した。しばらく反応が無く、「ゼロか?」と心配になって来た。
3月末になり、嬉しいことに3人が応募して来たのである。


 「菜の花畑」に雀の大群がやって来た。



結果としては3名の女性と1名の男性が撮影会に参加となった。クラブの会長が女性だったのが良かったのだろう。
そして4月6日(日)に、浜離宮恩賜庭園で撮影会を開催することになった。
4人は初対面なので、全員にネームプレートを用意した。

新人は元々のメンバーの名前が分からなくては、話しかけるのも難しいだろうと思ったからだ。ところが当日の天気予報では「雨」だった。その場合は撮影会は中止して、スカイラウンジで集まることも考えた。


「御衣黄」の満開はまだ先。



しかし幸いに雨は午後からのようなので、予定通りに浜離宮の入口に午前10時30分の集合となった。全員が集まったところで、自己紹介をした。

男性はプロカメラマンだった。女性も2人は現役で専門職の人だった。
もう1人は女性の従妹で、我々のマンションの住民では無いので入会はしないと分かった。その後、解散となり集合時間を決めて、それぞれが公園内に散って行った。



私は自分の撮りたい写真があるので、みんなと別行動をした。
「ユリノキ」の開花状態を確認し、菜の花畑でミツバチと雀を追った。
そして奥に進み、緑の花が咲く桜の「ウコン」と「御衣黄」の蕾から見頃を推察した。

更に奥に行くと、山桜、ソメイヨシノ、大島桜の3本並んで、競うように咲いていた。
これ等は間もなく終りを迎え、その次には八重桜の出番となる。


「山桜」の小道を歩く。



公園の出口近くで大きな木の枝に花らしきものを見付けた。私にはクスノキのように思えた。木に取り付けられた名札を見たら、「タブノキ」と書いてあった。
「タブノキ」という名は初めて知った。

ネットで調べたら「クスノキ科」のタブ属で、漢字は「椨」であった。 この漢字も初めて見た。いまは蕾のようだが、間もなく開花しそうだ。
花が咲いたところを見てみたい。1週間くらい後に、1人で見に来ようと思っている。


「タブノキ」の花の蕾



(おまけの話)
4月18日にまた花離宮へ行った。
今回は学生時代の同級生で作っている「都心を歩かない会」の月例のイベントである。
なにしろみんな後期高齢者をとっくに越しているのだから、長距離を歩けない者も出て来ている。

だから「なるべく歩かない」という企画を出さなければならないのだが、これがとても難しい。とりあえず「ゆりかもめ」の新橋駅に集合した。今回はOさんが遅れて来ることになり、5名だった。そして私の行きつけの汐留のうどん屋「つるまる」でランチとした。


「タブノキ」の花が咲いた



食後はゆっくりと歩いて、話をしながら進んで行く。
庭園内に入り、私は先ず入口近くのタブノキの花の様子を見た。
前回より蕾が開いているが、これが満開なのかどうかは分からない。
続いてユリノキの花を確認したが、まだ蕾で咲くのは少し先のようだった。

前回はあった菜の花畑はすっかり刈り取られていて、土が出ていた。
まだみんなは入園したばかりなのに小屋で休憩となり、私が持参したスリランカのお菓子を分けて食べた。


「ユリノキ」の開化はまだ少し先



しばらく休憩しやっと動き出し、緑色の花びらの御衣黄を見に行った。
この日の開花状況は満開で、もう2~3日遅ければ花の中心から赤くなってしまっただろう。ぶらぶらと園内を歩き、また小屋があったので休憩となった。
マンションの友人達と違って中高時代の同級生は、遠慮が要らないのがとても良い。

庭園の出口に行ったら、遅れて来たOさんがいた。
そこで全員で記念撮影をしてから、Oさん以外は汐留の「YATSUDIKI」に行き、みんなでソフトクリーム食べて解散となった。


「御衣黄」は満開だった

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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