3年ぶりの神社祭で手伝いに来ていた人たちの顔ぶれはすっかり変わっていた。

そのひとりはKさんという40代の男性。
室蘭の企業にずっと勤めていたが、なんと
「豊浦神社が好きだから」という理由でお母さんと一緒に
8年ほど前に豊浦町に移住してきたという。

何それ?

もう少し理由を聞こうとしたが、
「まあいろいろとあって・・・」
という感じだったのでそれ以上は聞かなかった。
なんで8年前にきて今頃神社の手伝いをするようになったのか聞いたら
「よそものだからでしゃばらないようにしようと思っていた」
ということだったらしい。
なんとも律儀な控えめな人だ。

いずれにせよ、
豊浦神社が好きという理由だけで移住してくる人がいるというのは
ほんとにびっくりだ。

素晴らしい不思議なご縁。
ひとり強力な神社応援団ができて本当にうれしかった。

それともうひとり。というかもうひと組。

今回改めて神社会計係として、
実質祭り全体を統括する役割を担うことになった
Kさんご夫婦。彼らも40代かな。
本祭当日も朝からなんか一所懸命に記録取ったり
立ち回ったりしてるなーと思ってみていたら
なんと旦那さんは宮司の後継者になるべく
これから勉強していくというのである。

えー!!
なんとそんな人が見つかっていたのか!

宮司の後継者が突然見つかる

宮司の後継者が見つかった経緯を神社役員に聞いた。

すると、神社役員で後継者問題について
お酒を飲みながら議論していた時に、
その一人の教え子が神社にとても関心があるという話を出し、
その場で教え子に電話したら、トントン拍子に話が進んだというのだ。

それが豊浦町役場職員のKさんだった。

宮司になるということは覚悟を決めて
役場職員をやめないといけないのかとみんな思っていたが、
今は通信教育で宮司になる勉強をしながら免許をとれるので
職員をやめなくても役職下りれば兼務も可能とのことで、
町長や他のみなさんも応援してくれて
来年4月から本格的に準備にはいるということらしい。

宮司だけで食っていくのは難しいから
ベストの形となったわけ。

実はKさんの奥さんも神社好きらしく、ふたりの旅行は
どこかの神社巡りだったりするらしい。
その奥さんも11月以降に神事の勉強にはいるとのこと。

本当にこれも素晴らしいご縁である。

雨降って地固まる

コロナ前にはこれまで神社の事務作業等を実務していた会計が倒れ、
そのあとには長く全体を仕切っていた氏子総代も亡くなった。
宮司の後継問題は解決しないまま、コロナで祭りは中止が続いていた。

そんな大雨のあとに地が固まったのか
今は新しい風が吹き、確実に神社が息を吹き返してきた。

とにかくKさん夫婦はやる気満々。
奥さんは神社スペースを使って子どもサポートなども考えているらしい。
そして僕ら神社サポーターたちも彼らを全面支援していくつもり。
きっとこれからいろんな人の協力のもと、
豊浦神社はまた我々のコミュニティにとって
とても大きな存在となっていくような気がする。

この日、祭りが終わって自宅に帰ると
神輿の上に乗っているあの鳳凰が空に現れた。
この豊浦町にまた確かな絆ができたことに
きっと神様もうれしかった1日だったのだと思う。


9月11日本祭後に鳳凰が空にあらわる(17:20撮影)


18:15撮影


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