
天花地星通信
天花地星☆通信ブログテスト
古来から
免疫力向上や
防カビや
消臭など
自然由来のものを多用していました。
今特に必要なのは
除菌、抗菌と言われているものですよね。
一般的なものは手が荒れたとかニオイがキツい
という声が聞こえてきています。
そして
なかなか手に入りにくい現状もあります。
天花地星で販売している
除菌剤は
塩素等使うことがなく100%天然成分の効果で実証されたものです。

「アビエスドクター」

アビエスはモミの木の精油です。
モミの木は
北欧では「森のお医者さん」といわれ昔から家族の健康を守るために重宝されてきました。
そのモミを
特殊技術でアルコールや化学薬品を使用せず水だけで乳化したものが
アビエスドクターです
スプレータイプと希釈タイプがあります
精神安定、リラクゼーション効果
ウイルス対策
カビ、雑菌の除去
消臭、芳香
防虫対策
ペットケア
と様々な用途に使用できます。
天花地星店内では加湿器に入れて使っています。
モミ香りが好きな人には特におすすめです。
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06/02(金) 『染まらないために染める』パンチラインな大和魂 〜異端児染師Aizome『I』
作務衣を纏った渋めの男性が現れると思いきや、目の前の染師は2パートに刈り上げたヘアスタイルの、抱いていたイメージとは程遠い方でした。 そのカッコいい雰囲気に釘付けになったところから取材は始まりました。 人生、何がきっかけで何が起こるかわからない。 金子夫妻と話をしているとつくづくそう思います。 「藍と出会って人生が変わった。」 今回お話しを伺ったのは、そうきっぱりと言い切る金子智志さんと愛さんです。 本当にこんなところに工房があるのだろうか…? 地図を頼りに探し当てた工房のある土地を見て驚きました。 湿地と田んぼに囲まれた広大な土地。 そこには、小屋を含め廃屋が何軒も建っていました。 「え!? こんな場所があったんだ!!」 それが筆者の第一声。 けれども同時に思ったこと。 それは〜。 「このお二人はなんて大きな夢を抱えているんだろう!」 ということ。 どんなに広い土地が欲しくても、この状況を見たら恐らくは誰もが諦めるだろうと思います。 なによりも廃屋の数が多いので壊すのが大変。 構築物も多い庭は広すぎて手入れも大変です。 ここを買うのは、たくさんお金を持っている人か、夢が大きく手入れが苦ではない人だと思いました。 現れたご夫婦と出会い、一目でこのお二人は後者だと直感しました。 ヒップホッパーが染師になると決めた日 金子愛さんは、伊達紋別駅近く「クリーニングのかねこ屋」の娘として生まれ、ピアノ教師を生業にされて今年で21年目。 その愛さんがパートナーとして選んだのは、ヒップホップに勤しみMCを生業にすることを志していた智志さんでした。 出会ったのは、その智志さんが夢をあきらめ、故郷の伊達市にUターンし、その後しばらくした頃のことでした。 「12年前、札幌から帰ってきてからは建築業に就いていました。」 そう話す智志さんの口から出てくる言葉は、とにかくイチイチ面白い! 韻を踏むような言葉がポンポンと出て来ます。 さすが、MCを目指していた方! 「僕、言葉が大好きだし大切にしているんです。ヒップホップをやっていたので、韻を踏む言葉の並びで、複雑な心の動きや物事の状況をバシッと表現するのが好き。そういうのパンチラインて言うんですよ。でもね、『言葉より藍!』と確信する出会いがあったんです。 藍に出会ったのは6年前でした。ニューヨークで寿司屋をやっている友達と会ったのですが、彼はアメリカに住みながら、日本人としての紺色にこだわりを持っていました。『和の心』を紺色=ジャパンブルーに求めていたのです。その時、僕の中に何か響くものを感じました。その日から、頭の中が紺色でいっぱいになりました。黎明館(藍の体験館)に通ったり、独学で学んだりしてすっかりと『藍』にハマってしまったんです。」 へ〜! パンチライン! 初めて耳にする言葉です。 最初は少々緊張していたお顔の智志さんでしたが、徐々に頬を緩め、次々とパンチラインをちりばめて語り始めました。 「とにかく藍染にハマって、3年間独学で染めていました。でもどうしても独学には限界がありました。そこで3年前、徳島の『BUAISOU』の研修生に応募しました。全国でわずか3名の狭き門に合格して研修生になることができ、12日間の研修をさせていただきました。そして、どうしても迷いがぬぐえず自信が持てなかった僕のやり方を『それでいい』とお墨付きをいただくことができたんです。嬉しかった。ようやくこのまま突き進んでいいんだ!と自信が持つことができました。」 『BUAISOU』について 世界各国からワークショップの依頼が殺到し、ハイブランドとコラボし、グローバルな活動をし続ける徳島の藍染工房です。 徳島県を拠点に、藍の栽培から染色、仕上げまですべてを一貫して行うBUAISOUは、古き良き伝統をそのまま受け継ぐのではなく、常に進化をし、先人たちをリスペクトしながらもそれを超えていく努力を続け、未来に繋ごうとしている。 わずか5人で運営する工房は、2015年4月されました。BUAISOUの名は、白洲次郎の邸宅「武相荘(ぶあいそう)」にちなんだものだそうです。 Bluem の誕生 ところで智志さん、『BUAISOU』研修においてお墨付きを得られたものの、しばらくは染師と建築の仕事の草鞋を二足履いていました。 けれども次第に口コミでオーダーが入る様になり、二足の草鞋を履いていては藍染の仕事が追いつかない状況になりました。 技術の確かさも証明されました。 それは「伊達美術協会」から表彰された『協会賞』という最高賞。 月と海、人間と自然を表した作品。 タイトルは『183672144288』 タイトルの意味はこうでした。 〜人と月と海の共通となる数字『18』。その18の倍数が人間の『生』を表し、目には映らない人と自然のつながりを人類が最も信頼し、裏切られてきた『数字』で表現しました〜 18:1分間に月が引き起こす波の回数=人間の1分間の呼吸の回数 36:人間の平均体温 72:人間の1分間の心拍数 144:人間の最高血圧 288:日数に変えると10月10日で妊娠期間と同じ 「人間が最も信頼し、裏切られてきた数字」この言葉だけで俄然実物を観てみたくなりました。 6月3日より2ヶ月間、「だて歴史文化ミュージアム」において展示会が開催されます。 「本格的に染師として生きていきたいと考えていたので、そのためにも自分の工房が欲しい!と思っていました。工房にする場所をずいぶん探したのですが、タイミングや予算も含め中々『ここだ!』という所に出会えなくて…。 がっくり‥としかけた一昨年の冬、出会ったのがこの場所でした。見に来たら一目惚れ。だいぶ荒れていましたが迷いはありませんでした。実はここ、子どもの友達のおばあちゃんの家だったところなのです。妻がそれを思い出してくれ、購入に結びつきました。」 昨年6月、ついに念願の城が手に入りました。 金子さんご夫婦にとっては夢に向かうThe 1’st stage『Bluem』です。 “ Blue “ × “ Bloom “ つまり青=藍 と開花。 藍で笑顔の花を咲かせたい! 藍で自分たちも開花したい! そんな想いが込められていました。 韻を踏む言葉が大好きな智志さんらしいネーミングです。 「『Bluem』は『藍』製品をカッコいいものとしてブランディングしていく場だと考えています。異文化交流はもちろん大事です。でも日本人として異文化を受け入れながらも、大和魂というか、『和の心』を『藍』を通して表現したい。だから『染まらないために染める』んです。ここを『まちのハブ』として育てて、いろんな人たちと繋がりながら行動して、自然を尊ぶ日本人のDNAを呼び覚ましたいんです。」 循環型ファッションを目指して ところで、今までの経済合理性は短期的にも長期的にも継続は難しい状況だと言われています。 そんな中、若い人を中心に高まってきたのが「気に入ったものを修理したり、染め直したりして長く使いたい」というニーズ。 衣料メーカー自体が「お客様に頻繁に買い替えさせる売り方ではなく、アフターケアを軸に『3つのR』をビジネスモデルの根幹にしていると言われています。 R:リユース(再利用) R:リデュース(使う資源を減らす) R:リサイクル(再資源化) の3つです。 「僕は自然のこと全然詳しくないです。SDGsとかもよくわからない。まあ持続可能な社会を目指そうということですよね。でも思うんですよ。藍もそうですが、人間は自然の恩恵なしには生きていけない。食べ物だってなんだって素材は全て自然が与えてくれています。でも、人間の勝手で飽きたり汚れたりすると簡単に捨てられてしまう。元は全て命なのに。そんな傷んでしまったり、汚れてしまったりしてしまったものを藍染によって甦らせることができるんです。幸い妻の実家がクリーニング屋なので、汚れやシミはしっかりと取り除いてから、新たな命を吹き込むことができる。おまけに堅牢性も増します。モノを大切に残すためのお手伝いができるのも幸せを感じることです。そうそう!あるピザ屋さんの窯から出た灰も藍染めに使えるんですよ。灰だって元は木。いただいた命に感謝して、最後までできるだけ捨てず使わせていただきたいと思っています。子どもたちの子ども、もっと未来の子どもたちのためにヒトが生きる源の自然を、僕らの役目として僕らの仕事で残して行きたいです。そう、『サスティナブルー』な仕事として。」 最後は韻を踏んで締めてくれました。 智志さんの中では当たり前の活動から生まれる循環。 ヒトもモノも自然もとても大切にされているお人柄が窺えるお話しでした。 人との出会いを一つ一つ丁寧に心に刻んでいるからこそ繋がっていく糸。 きっとお二人の出会いも…♡ 何度かその話を振りましたが、どうやらお二人だけのシークレットのようです ^^ お話しをしていて感じたのですが、ご夫婦のお人柄が多くの素敵なご縁の糸を手繰り寄せている気がしてなりません。 それを証明するかのようなイベントが、昨年の夏に開催された初イベント「草紙奏藍」でした。 先の見えないコロナ禍真っ只中、子どもも大人もみんなが疲弊してどんどん笑顔が少なくなっていく状況に、心を痛めていた金子さんご夫婦が立ち上がり開催されたのが、この『草紙奏藍』でした。 結果大盛況でしたが…。 思いついたのはいいけれど、正直他の作業もあり気持ちはいっぱいいっぱい。 広すぎる庭の草刈りはおろか、イベントに際しての環境整備もままならない。 途方に暮れそうになった時、助けてくれたのは、金子夫妻の活動を見守ってきた地域の方々や友人たちでした。 中には遠方から駆けつけてくださる方もいました。 畑違いの仕事から飛び込んだ『藍』の世界でしたが、元々のお二人の仕事や趣味の人脈のおかげで、予想を遥かに超えるお客様にお越しいただき、イベントは大盛況のうちに終わることができました。 もちろん、評判は上々。 きっと、今年の夏も期待されているのではないかと思います。 「今後もイベントは色々開催していきたいと考えています。全国シェア2位と呼ばれる篠原さんの藍の生産と“すくも”に加えて、染師としての技術や製品もグローバルに羽ばたかせて行きたいです。まずは「藍の町」伊達を歩く人たちの服や小物を藍色に染めたい!と思っています。」 2時間に渡った取材は、お話し上手な智志さんに乗せられ、素敵すぎる愛さんの笑顔に乗せられ、楽しくて楽しくてあっという間でした。 その楽しさはきっと、お二人に関わった方皆様が感じることだと思います。 I (藍)の形をバトンになぞり。 I (私)が染師として。 大和魂のI (愛)を届ける。 きっと、最後の『愛』は妻の愛さんと共に〜の意味が込められていることと思います。 AIZOME「I」 / Bluem 情報
Rietty
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03/22(月) 元気をもらえる蕎麦屋「なかよし」さんはおかみさんと娘さんの笑顔あふれるお店です♡
伊達市北黄金、国道沿いのお店の「なかよし」さん、気にはなるのになんとなく入りにくい…。 ここは皆、ついついスピードを出してしまうところ。 だから、通り過ぎざまに視界に入ってもなかなか入っては行きにくいのです。 でも「よし!」と左にハンドルを切り、暖簾を潜ったのが一年前でした。 衝撃的でした。 とにかくめちゃくちゃ蕎麦が美味しかった! 頼んだ“ もりそば “は、半分以上つゆをつけずにそのまま食べてしまいました。 何故もっと早く入らなかったのだろうと後悔しました。 入る前「意外と混んでるなあ…」と思ってしまったことを反省しました。 意外と…なんかではなく、美味しいからお客様はいらっしゃるのだと。 あの時の”もりそば “の味が忘れられず、今回も!と思っていたのですが、「そうだ。今日はしっかりとつゆを飲もう!」と” かしわそば “を注文しました。 予想以上のかしわの量。 そして煮込んだ葱の量もたっぷり。 鶏肉のコラーゲンと葱でつゆにも自然なとろみがついていました。 「おいしい~!」 つゆも期待通りにおいしい!! 鼻に抜ける出汁の香りも素晴らしい。 あまりに美味しかったので出汁の材料を聞いてみました。 なんと、鰹節・昆布はもちろん、5種類もの材料から毎朝出汁を取っているのだそうです。 蕎麦は基本2:8で、石臼で挽いた蕎麦粉で毎日打っていらっしゃいます。1日2回打つこともあるそうです。 平日は蕎麦の産地がミックスされるそうですが、土日・祭日は1産地100%の自家製蕎麦粉10割をいただくことができます。 こちらも是非とも行かなくては! 原料の蕎麦は幌加内・蘭越・黒松内・下川・積丹・洞爺の農家さんと契約をして仕入れているので、1産地100%の日(土日・祝日)は、店に来たらどこの産地か分かるという仕組み。 その時のお楽しみで訪れるのもワクワクしますね。 創業25年の「なかよし」さん。 最後に名前の由来を尋ねてみました。 「実は、亡くなった姉が東京と函館で店を営んでいた時の名前なんです…。」 一瞬寂しそうな顔を見せたおかみさん。 同じ名前のラーメン屋さんがあることから、別の名前にしようかと、悩まれたこともあったと言います。 でも、店名とお店の皆様の笑顔を見ると、私には「なかよし」以外の名前は思いつきませんでした。 「家族なかよくできればいいしね!」と言った時には、また元の笑顔に戻っていたおかみさん。 その明るく優しい笑顔につられ、1杯のお蕎麦で随分と長居をしてしまいました。 「コロナ禍でもお客様が減らなかった。」の言葉には納得。 こういう時だからこそ、「なかよし」さんに行きたくなるお客様たちの気持ちがわかりました。 天ぷらも好評らしいので、次は海老天蕎麦にしようかな♪ 美味しいお蕎麦と素敵な笑顔をごちそうさまでした! 石臼自家製粉 手打ちそば処 「なかよし」 営業時間 11:00~蕎麦がなくなるまで(14:00くらい) 定休日 火曜・水曜 住所 〒059-0272 伊達市北黄金町65-44 電話 0142-24-1765 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニュー、料金等変更になることがあります。(取材2021年3月) ★シェア、リンク 大歓迎です!
Rietty
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07/31(水) 『心の中の小さな夢』に辿り着く 〜おにぎり屋 『tanto』 店主 加藤 朋香氏の新たなみち
「ぜんぶ一個ずつください!」 思わずそう言いたくなる優しい三角のフォルム。 おにぎりほど心を温めてくれる食べ物はないと思うのです。 長年、看護師として旭川・札幌で勤務し、旦那様の転勤により室蘭に移住されました。 室蘭に来られてからは、看護学校の教員免許を取得、8年間教鞭を執っていらっしゃったそうです。 「私、気持ちのON/OFFが下手なんです。強制的に環境を変えないとスイッチの切り替えがうまくできない。それは夫も同じだったので、年に2回くらいは旅行に行き、大好きな洞爺にもよく来ていました」。 そんな平穏な暮らしが続いていたある日、世界的に訪れたコロナ禍。 「大好きな旅行も外出もままならなくなる中、授業の準備のための自己研鑽に励んだり、仕事を家に持ち帰ったりしているうちに、心身のバランスを崩してしまいました。心も閉ざしがちになってきた時、生き方・働き方の見直しもしたくなり、40歳を機に看護学校の教員の仕事を辞めてしまったのです。本当は夫婦共に変化を好まない性格なのですが、この時ばかりは何だか仕事にも燃え尽きてしまっていました」。 以前の記事にも書きましたが、コロナ禍を経験して、生き方の方向転換をされる方を多く見てきましたが、加藤さんご夫婦もまた同じでした。 「おにぎり屋さんを始めたくてお仕事を辞めたのではないのですか?」 「それが違うんです。洞爺へはよく来ていたので、財田米が美味しいことはよく知っていました。 “ このお米でおにぎり屋さんをやってみたい “ それは、看護師時代から漠然とした夢として心の中であたためていました。 ところが仕事を辞めることを決断したある日、” おにぎり屋さん、本当にやったら? ” って急に夫に言われたのです。 ビックリしました」。 旦那様に背中を押され、なんとなくその気になってしまった朋香さん。 でも、この時点ではまだなんとなくでした。 それが大きく動いたのは、「このお米でおにぎり屋さんをやりたいな」。と心密かに思うきっかけとなった大好きな財田米の生産者である塩田さんのお宅のお隣の土地と出会った時でした。 「退職後、洞爺への移住を考えて物件探しをしていたところまでは、おにぎり屋さんになる決断をしていたわけではありませんでした。洞爺湖の穏やかな景色が好きで、のんびり過ごしたいと思っていたのです。夫もまた仕事が忙しいため、洞爺でOFFになる時間を持ちたいと思っていました。ところが、塩田さんのお隣の土地に出会ってしまったのです。しかも、そのタイミングでNHKの番組に映る塩田さんの仕事風景を拝見しました。そこには地元の子どもたちと田植えをし、学校給食にそのお米を提供し、食育に関わっていらっしゃる様子が映し出されていました。財田米の生産者さんのお隣の土地に家を建てると決めたところで、 " もうやるしかない!! " と本気モードにスイッチが入りました。もしかしたら今の場所に移住を決めなければ、おにぎり屋さんはやっていなかったかもしれません。ここならば始める条件は揃っている!と思い、本気でチャレンジする気になったのです。そのくらい、何ていうかその時の出会いには運命を感じました。心が決まったあとは、各種準備をどんどん進めていきました」。 「お隣さんになった塩田さんご一家には、それ以来本当にお世話になっています」。 と朋香さん。 というわけで、朋香さんの心の中で温めていた小さな夢は、旦那様に背中を押されたことで実現への道を歩き出しました。 そして2024年4月18日、テイクアウト専門店のおにぎり屋『tanto』はOPENしました。 「物件が決まったところで、全く畑違いのお仕事をされていたわけですから、OPENまでの準備は色々大変だったのではありませんか?」 「はい。商工会主催の創業セミナーに参加して、起業の基本を学んだり、おにぎり食べ歩きの旅に出たりもしました。東京では、浅草の「宿六」さん、大塚の「ぼんご」さん、米どころ新潟へも出かけました。何軒かのおにぎり屋さんで食べ歩きながら、ワンオペで営業をする自分が無理なくできるためにはどうしたら良いかを研究し、安心安全で、心身がよろこぶ味の研究も重ねました」。 実は、加藤さんご夫婦は室蘭と洞爺湖の2拠点生活をされています。 最初に書いたように、ON/OFFの切り替えが苦手だというご夫婦なので、tantoの営業は木〜土として、他の平日は朋香さんも室蘭で旦那様と一緒に生活をし、週末は旦那様が洞爺で生活をするというスタイルをとりながら、スイッチの切り替えをされているそうです。 けれども、旦那様は朋香さんの背中を押しただけではありませんでした。 「美術部部長と呼んでいる夫は手先が器用で、デザインセンスもあるのです。ですから、看板から名刺・ショップカードまで色々作ってくれているんです。私にはそういう才能がないので、とても助かっています」。 「それはとても心強くありがたいですね!ところで、前職の経験が今に生きていることはありますか?」 「はい。あります。健康と食の関係についてですが、食べることを大切にしている人は元気になる!ということは看護師時代から患者様を通して感じていました。 ですから、お客様にたくさん食べてほしいという想いから、店名は「たんと召し上がれ」という意味を込めてtantoと名付けました。ちなみにイタリア語のtantoも「たくさん」という意味なのだそうです」。 「食材へのこだわりと具の種類を教えていただけますか?」 「お塩は洞爺湖町の事業者さんが作られているミネラル豊富な釜焚自然塩を使用しています。梅干しも洞爺湖町産のもの、豚汁で使用する野菜は近郊で採れたものを使用しています。海苔は今は瀬戸内海産を使用しています。具の材料はできるだけ近隣のもの、あるいは道産のもの、なければ国産のものを使用します。具の種類はその時々で変わりますが、平日はだいたい5~6種類を30個くらい、土曜日は7~8種類を60~80個くらいご用意しています。フードロスを避けるため追加をしない売り切りのスタイルをとっていますので、早い時間になくなってしまうこともあります。その時はごめんなさい」。 「では、最後に伺います。おにぎりと共にお客様に伝えたいメッセージはありますか?また、これからどんなお店に育てていきたいですか?」 「お店は細く長く、一人でできる範囲で続けていきたいです。看護師からの転身ですが、とても充実感がある毎日を過ごしています。思い切って始めて本当に良かったと思っています」。 「tantoはテイクアウト専門店ですので、お客様にはおにぎりと共に穏やかな気持ちを持ち帰って欲しいと考えています。私自身がここの景色と人と美味しいお米に救われたように、お客様にも、この風景とともに楽しんで癒されていただきたいと思っています。徒歩1分のところに洞爺湖小公園もあります。敷物の貸し出しも行っておりますので、ぜひ美しい洞爺湖畔でおにぎりを頬張ってください」。 心の中であたためていた小さな夢。 「このお米でおにぎり屋さんをやってみたいな♪」 朋香さんの中の小さな夢が、何気なく口をついて出て、その想いが現実となり、大好きな洞爺湖で叶うまでのみちのりには、最大の理解者であり美術部部長でもある旦那様の後押しと、周囲の人たちの協力がありました。 おにぎり屋 tanto は、これからも美しい洞爺湖とともにここにあり続けることと思います。 ―おにぎり屋 tanto 情報― 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町 150-3 営業日:木・金・土 営業時間:11時~売り切れまで *変更の場合はInstagramにてお知らせします Instagram :https://www.instagram.com/tanto.toya?igsh=cm80dnFsb2U1dnk4
Rietty
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08/07(土) Beauty and Healing の空間 Hair design youLa
ドア前に立った時。 「ここはなんのお店かな?」 そう思い、不安で通り過ぎてしまう店と、ドアを開けたくなる店があります。 youLaさんはまさに後者。それはきっと、玄関にもオーナーである加藤幸子さんのほんわかした空気が溢れているから。 幸子さんは、2011年、伊達に美容室Hair design youLaをOPENさせました。 修行時代は、札幌11年、イギリスで2年7ヶ月を過ごしていらっしゃいますから、もう20年以上の大ベテランさんです。そんな幸子さんが、伊達で開業をしようと思われたきっかけについて話してくださいました。 「イギリスにいた頃、3.11の大震災が起きました。それまでは、日本に帰って仕事をするなら東京で…と思っていました。でも、あの震災をきっかけに都会への憧れが消えてしまいました。自然豊かな伊達に帰り、人との繋がりを大切にしながら暮らしたい。癒しの空間を提供したい。そう思うようになったのです。」 そんな幸子さんの想いは、お店のお名前にも表れています。 それは、youLaのyouに込めた想いです。 “ゆう” は、結う 優 そして あなた の意味があるそうです。 はにかみ屋の幸子さんはものすごく照れながら話してくださいました。 “ゆう”の中にはきっと、”友” とものところへ ”遊” あそびに行くように、 ”悠” ゆとりを持てる空間で ”有” ありたい…。 多くを語ろうとしない幸子さんでしたが、もしかしたらそんな想いもあるのではないかしら? 筆者は、勝手に想像してしまいました。 そう、youLaさんは、まさに幸子さんが込められた想い通りのお店だと、取材をさせていただいた1時間の中に感じました。 そして気になる小売りスペースは~♡ とても体に良さそうな興味深い食品が並んでいます。 こちらは、2020年6月から少しずつリニューアルされていったそうです。 美容室に整えに来てくださったお客様に、より楽しんで癒されてお帰りいただきたいという発想の元に、幸子さんご自身が食べたい!と思う自然食品(ほとんど無添加食品)を中心に仕入れて販売しています。 実は、このようなスタイルの発想の原点は修行時代に培われました。 「都会で見た美容室は、カフェや雑貨店が併設になっていて、それがトータルで癒しやゆとりを提供する空間になっていました。 いつか自分もこういうスタイルのお店にしたいとずっと思っていました。 そしてイギリスでは、身近なところにオーガニックスーパーがありました。 そこは敷居の高さを感じさせず、気楽に入ることができました。 そんな体験が原点となって、オーガニックや無添加の化粧品・ヘアケア商品を扱おうと考えました。 それが徐々に今の形になってきたのです。」 幸子さんらしく、のんびりとマイペースに ^^ でも確実に。 これからまだまだ進化して行きそうなお話でワクワクします♪♪ 通常、小売りスペースは、美容室のお客様のみのご利用となりますが、ひと月に1度か2度(日曜日or祝日 11:00~15:00位)のペースでキッチンカーや焼き菓子屋さん、雑貨屋さんをお呼びして、どなたにもお越しいただけるように「加藤商店」というタイトルでイベントが開催されています。 なので、この時の幸子さんは美容室をお休みにして販売に徹するそうです。 イベント情報はInstagramから。 https://www.instagram.com/hairdesign_youla/ 伊達に優しいそよ風を吹かせていらっしゃる” youLa ”さん。 目が離せません。 ↑ハニカミ屋幸子さんの愛娘チビ店長です。幸子さんの代わりに登場です♡ 店舗情報 Hair design youLa 営業 完全予約制 10:00~17:00(火~日) 休み 月曜日定休・日曜不定休あり・他加藤商店のイベントがある時は日曜日or祝日休み。 伊達市末永町121-3 0142-22-7233 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。取扱い商品等は変わることがあります(取材2021年8月)
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07/14(金) ☆洞爺湖からの極上ラグジュアリーを届けたい 〜LUX Hokkaido Advisor代表 佐藤 徹氏の人生第二ステージ物語
佐藤 徹氏は、40年以上のキャリアを重ねたラグジュアリーホテルでのお仕事をこの春辞され、「LUX Hokkaido Advisor」の起業という形で人生の第二ステージを歩み始めました。 まずは「LUX TOYA」のおはなし 皆様、前回の「ハーバルランチ」の記事の最後を覚えていらっしゃいますか? このようなテーブルセッティングが現れ。 「ウグイスデリ」のシェフが現れ。 「LUX TOYA」のワードが登場しました。 実は、ここ「ハーバルランチ」をメイン会場に「LUX TOYA」ブランドでケータリングを仕掛けた方こそが、「LUX Hokkaido Advisor」代表 佐藤 徹氏でした。 そして、RanchでLunchの仕掛け人も☆ では今回の主役 佐藤 徹氏の略歴を 「サラリーマンの時よりも楽しいですよ!」と話す佐藤氏は群馬県高崎市のご出身です。 「大学生時代からパーティーなどのイベント企画をするのが大好きで、企画してはチケット販売なども行い、いわゆる学生ベンチャー企業のハシリのようなことをしていました。バックギャモン大会なども行ったことがあります。私自身も強かったので、唯一東大生にも勝てる技でした笑」 あるバックギャモン大会に参加した際、なんと日本4位になったそう。 そして、この出来事が佐藤氏の人生を決定づけることになりました。 「この時、賞品として、東京ヒルトンホテルメインダイニングでのペアのお食事券が当たったのです。生まれて初めてホテルのメインダイニングでの食事を経験し、学生でもリラックスさせ楽しませてくれた一流ホテルのサービスと素晴らしさに、強い感動と衝撃を受けました。その瞬間、ホテルの営業職に就きたい!!と心が決まりました。」 就職活動の時期になり、超有名ホテルの試験を受けました。 「結果、帝国ホテルもホテルオークラも落ち、東京ヒルトンホテルに無事合格しました。 そして採用内定後にお誘いをいただき、在学中からインターンシップで通うことになりました。」 さて、憧れていたホテルの仕事でしたが、インターンシップで配属されたのは「宴会ハウス」と呼ばれる料飲部の裏方作業でした。 宴会場のテーブルをセッティングし、片付けるサービスには携わらないとても地味な仕事です。 「41年間ホテルの仕事を辞めたいと思ったことは一度もなかったのですが、この時だけは最初の3日目で『もういやだ‥。』と先輩に弱音を吐きました。思い描いていた華やかさは微塵も無かった。今思えばつくづく未熟だったな…と思いますが、その時、先輩に諭されたことで『まずは3ヶ月頑張ろう!』と思いとどまり、その後は無我夢中で働きました。そして、自分から『レストランのサービスをやりたい!』と申し出て配置転換をしてもらいました。外資系のホテルは自分から願い出ないとセクションはずっとそのまま変わらないのです。結局サービスの仕事は3年、その後26歳の時、念願の営業職に異動することができました。最年少採用でした。」 冒頭の画像でもご紹介した通り、佐藤氏はトライアスロンレース愛好歴30年の方。 あの過酷さに耐えられるのですから、並大抵な精神力ではありません。 人並み外れた努力家であり、ど根性の持ち主ですので多くの業績をあげた事と想像します。 実は、現在も開催されている洞爺湖を舞台にしたトライアスロン大会を最初に誘致した立役者も佐藤氏でした。 「営業職でしたが、正直、喋るのはあまり得意ではありません。ただ、アイディアは誰よりも豊富に持っていると自負していましたし、『やるからにはトップセールスマンになりたい!』という想いだけは人一倍強かったので、営業成績はいつもトップでした。要は負けず嫌いなんですよね。」 ヒルトンホテルで15年間勤めた後は、常にヘッドハンティングを受けながら、パークハイアット東京やウィンザーホテルなどのラグジュアリーホテルで経験と実績を積み上げてきました。 「順風満帆にお見受けしますが、失敗談の一つ二つはありますか?」 「あります!あります!本が書けるくらいありますよ〜!笑」 「え!? ^^; では、本一冊分はお聴きできないので一つか二つお願いします笑」 「一番忘れられないのは、というか、お客様に物凄く怒られたことがあるんですが…。某有名企業の社長が亡くなったという情報を得た時、すぐに次期社長の就任パーティーの企画書を作り、お葬式の日にプレゼンしに行ったんです。他所に取られたくないから一刻も早くと思って。もちろん物凄く怒られました。今思えば当然なんですが笑 その時はもう夢中でした。でも、なぜか私の上司は怒りませんでした。 それから…、もう時効だからいいかな…。東京都庁で当時の知事主催で『都民栄誉賞』の式典があったときのことです。20,000円20人分の弁当のご注文をいただいたのですが、スロープで台車を使って運ぶ際に全部落としてしまったんです(部下)。昼食の時刻も迫っている。料理長は当然カンカンに怒る。でもなんとかしなければいけない。有名デパートにも頼みましたが、20,000円の弁当を今直ぐ作ることはできないと断られる。もう一度料理長に頭を下げて頼みに行きました。当然材料が少なかったので、10,000円の弁当をなんとか作ってもらって急場を凌ぎました。お客様には行程を入れ替えるなどしていただき、自分は場を繋ぐためにひたすらお飲み物をお注ぎしていました。冷や汗エピソードです。」 「それはどちらを伺っても顔が青くなるエピソードですね…。」 「私が営業の仕事をする中でポリシーにしていることがあります。それは決して諂わないこと。絶対に満足していただける仕事をすることで、お客様とは対等でありたいと思っています。ホテルの仕事をしていると、本当に数え切れないほどのクレームを受けます。時には理不尽とも思える件も。ですが、どんな揉め事でも全て穏便に治めてきました。もちろん胃が痛くなることもありましたが、クレーム対応は得意なんです。毅然として諂わず、誠意を持って傾聴するように心がけていました。」 佐藤氏のお話を伺っていると、「Win-Win」というワードがよく出てきます。 プロのサービスとその対価に自信があるからこその言葉です。 今までの経歴からの気づき 「40年以上ホテルのお仕事に携わっていらして、気づき学ばれたことは何でしょうか?」 「現在の活動に大きく関わっていると思う気づきは、『地元事業者との連携の大切さ』です。これはハイアットリージェンシー京都にいた頃の経験に基づくものです。京都では、寺社仏閣との連携で仕事をさせていただくことが多かったのですが、少子化の影響で修学旅行が減り、拝観者が減り、檀家さんも減り…。ですので、京都の神社や寺の経営は楽ではないのです。そこで、夜を貸切にしていただき特別な体験メニューを企画しました。参加してくださるのはほぼ外国人でした。お寺や神社はもちろんのこと、お客様にも喜んでいただけたのでとても嬉しかったです。パークハイアット東京にいた頃は、食とアートを繋げた企画として、美術館と連携をしてラグジュアリーブランドのケータリングを行っていました。ホテル滞在のお客様に向けて高付加価値なラグジュアリー商品の開発や、MICEのローヤルコーディネートも行いました。」 素晴らしすぎる! お話を伺う筆者の目がキラキラハートになっていたのは言うまでもありません。 「ウィンザーホテルの東京本社から洞爺の現地に赴任した際、ウィンザーホテルは地元との連携があまり出来ていませんでした。ですので、私は洞爺湖温泉に家を借りて住み、洞爺湖周辺の全てのお店に通い、顔を知っていただく努力をしました。おかげで、様々な企画をご一緒いただくことができました。その頃からの人の繋がりと経験は全て財産です。」 この気づきと実践こそが、佐藤氏が話す「Win-Win」の考え方に沿う企画を生み、今に繋がりました。 さて、再びハーバルランチ会場へ〜 佐藤氏も大工仕事を手伝った外のデッキは屋根付き&シート付きなので雨の日もOKです。 自然に囲まれた贅沢空間でのBBQケータリングメニューは24名様まで可能だそうです。 しかも、1日に昼夜一組限定なので、時間を気にせずにゆっくりとお食事を楽しめます。 これらの画像に写るシェフ達は、有名高級ホテルで腕を振るった方ばかり。 この凄腕達による最高級のフレンチスタイルBBQをケータリングサービスする部門が「LUX TOYA」であり、そのメイン会場が「ハーバルランチ」というわけです。 つまり、ハーバルランチや各事業所のシェフの皆様と連携をされているということになります。 ここでも地元の事業者との「Win-Win」の考え方が生きています。 「LUX Hokkaido Advisor」ケータリング以外の事業のおはなし さて、なんと佐藤氏ご自身も得意分野のサイクリングでガイドも始めることになりました! 「洞爺湖町の、特に元洞爺村周辺の、調和がとれた自然と文化の素晴らしさを自らお伝えしたくなりました。」 湖畔の彫刻を愛でたり、洞爺湖芸術館を観覧したり、ハーバルランチでハーブティーを楽しんだりできて、ガンガン漕ぐ行程ではなく、のんびり走るのがとても魅力的です☆ また、自らのガイドだけではなく、地元のガイド事業者との連携もしっかりと考えていらっしゃいました。 ホーストレッキング・カヌー・ネイチャートレッキングなど、今後の展開が楽しみです。 そしてもう一つ。 佐藤氏のこれまでの職歴の集大成とも言える事業はホテルのコンサルティングです。 「『営業・マーケティング・サービスのプロフェッショナルとして是非うちのホテルへ!』と、あるホテルの総支配人としてのお誘いもいただき、とても有り難かったのですが、丁重にお断りさせていただきました。どうしても『自営でやりたい!』という想いが強くなっていたからです。実はこれら全ての構想は2年前から大事に育てて温めてきたものでした。」 現在、あるホテルとゲストハウスのコンサルティングも既に始めていらっしゃいます。 なんと心強いコンサルタントなのでしょう!! 最後に「LUX Hokkaido Advisor」のポリシーとビジョンを語っていただきました。 「何よりも地元の事業主さんの役に立つことを第一に考えるということをポリシーにしています。将来は洞爺にラグジュアリーマーケットを増やしていきたいです。目指すは北海道のラグジュアリーアドバイザーです!!」 観光業界のアイアンマン佐藤氏。 人生の第二ステージを既に全速力で走り出しています。 ―LUX Hokkaido Advisor・佐藤 徹氏 情報― 代表 佐藤 徹 住所 北海道伊達市末永町175-32-102 電話 080-3725-0262 Email :tsato@lux-hokkaido.com ・ LUX TOYAのメニュー(今後も進化する気配☆) https://lux-hokkaido.com ・ サイクリングガイド(今後もアクティビティーメニューが増えそう☆) https://toyako.biz/cycling/
Rietty
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08/25(水) あなたの住まいの夢を叶えたい♡暮らしをマッチング ハウスドゥ伊達 〜専務取締役 木谷明実さんを尋ねて〜
今回は、創業53年の (株)伊達クリーニング様の進化に注目し、専務取締役 木谷明実さんにお話を伺いました。 商談コーナーに座る明実さん。 後ろにあるのは可動式のベビーベッド。 赤ちゃん連れでも安心です。 スタッフさん紹介です。 それぞれドゥー君を抱いた写真入りで自己紹介をしています。親しみが持てます。 なんと、8月24日に「ハウスドゥ伊達」として、不動産業への異業種参入が始まりました。 今回の新規部門は5年前からの構想だったのだそうです。 刻々と変わりゆく世の中の情勢、そして消費者ニーズ。 どの業界も苦心しているように、「クリーニング業界も変革の時を迎えていた」と木谷明実さんは言います。 明実さんは、「若い頃から家が好きで、引っ越しが好き。物件探しが好きで、よく見に行っていましたし、関連の情報誌を読むのも好きでした。」と話してくださいました。 庭造りの本などもあります。 イメージ作りのコーナーです。 住宅雑誌や物件紹介コーナー。 なるほど…。 元々の素地はお持ちだったようです。 そんな明実さんは、会社の方向性が決まった時に「宅地建物取引士」という難しい国家試験を目指すことになりました。 そして、2020年に見事合格を果たされました。 そう。 コロナ禍で色々なことが停滞しそうになっていたとき、着実に地に足を着け、未来を見つめながら前進していらっしゃったのです。 本当に素晴らしいです! 「好き」が与えるモチベーションは強いです。 息子さんとのツーショット。 現在息子さんも宅建の資格取得に向けて猛勉強中です。 ちなみに、「ハウスドゥ」は古田敦也氏がメインキャラクターのフランチャイズです。 コンセプトは「住まいのすべてをスマートに」。 そのマインドを大切にしながらも、明実さんの想いは、さらに上をいく温度の高さを感じました。 「私の最大の想いは、お客様の夢を叶えるお手伝いがしたいということです。そのために、お客様の暮らし方に寄り添いながら、新鮮で有益で必要な情報を的確にお届けしたいと考えています。そして、仲介だけではなくリフォームやリノベーションあるいは新築などのご相談にも応じて参ります。お住まいに関することでしたら、どんな些細なことでもお気軽に足をお運びいただきたいです。 もちろんご購入のご相談だけでなく、手放す場合のご相談もお受けいたします。」 買いたい! という時の人はポジティブ。 でも、売りたい。 という時の人はネガティブな事情を抱えている場合が多いと言います。 そんな時に相談者の立場で考え、適切なアドバイスをいただけるとしたら、こんなに心強いことはありません。 お話しをすればするほど誠実なお人柄を感じ、お話しに決して脚色がないことがわかります。 何かあったら相談に来よう! 明実さんは、筆者自身をそんな気にさせてくれました。 最後にOPENに向けてのさらなる構想をお伺いしました。 相談に来られたお客様にはドリンクサービスもご用意されています。 「こちらが売りたいもの=お客様が求めるものではないということを肝に銘じながら仕事をすることを信条にしています。 お客様には緊張感のない雰囲気の中で、ゆっくりとじっくりとお考えいただきたいですし、多くの選択肢をご提供したいので、店内の環境整備を急いでいるところです。例えば、“お家関連の本を貸し出せるような図書室”を作ったり、キッズコーナーを作ったり、授乳やおむつ替えを周りに気兼ねすることなく出来る部屋を作ったり、建設屋さんの紹介ブースを作ったりetc. くつろぎ環境をご提案する仕事なので、店舗もそうありたいと考えているのです。」 赤ちゃんのオムツ替えや授乳に使えるお部屋。 赤ちゃん用可動式ベビーベッド キッズコーナー なんとも女性らしい配慮が行き届いていて、聞いているだけで安心してしまいます。 そして、さらに構想は膨らんでいました。 「将来的には、関係各所と連携をしながら、伊達の空き家対策や移住促進にも関わっていきたいと考えています。」もう筆者までワクワクが止まらなくなりました。 店舗OPENは8月24日ですが、9月11日・12日にオープニングイベントが開催されます(新型コロナ感染状況によって変わる可能性があります)。 その時には、どうぞお子様連れで足を運んでみてくださいね。 場所は道の駅前の元au様があったところ。幟もあがります。 店舗情報 ハウスドゥ伊達 株式会社伊達クリーニング 営業時間 10:00~18:00 定休日 水曜日 北海道知事 胆振(1)第1047号 〒052-0014 北海道伊達市舟岡町175番地4号 電話 0142-82-8830 / FAX 0142-82-8835 携帯電話 080-6097-8444 E.mail. housedo-date@leaf.ocn.ne.jp むしゃなび内ハウスドゥ伊達のページ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年8月)
Rietty
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11/20(土) 「あなたのまま とっぽとっぽと歩きましょ」作品が語りかける『陶っ歩や』の世界。
伊達市稀府町で陶芸教室を営む『陶っ歩や』さんを訪ねました。 お話を伺ったのは、主宰の木村友子さんです。 大きな目で真っ直ぐに相手を見つめながら、優しく話される友子さんは旭川のご出身。 旦那様のお仕事の関係で転勤を何度か繰り返し、気に入った伊達に移住されました。 「今まで、ピンチや転機の時、いつも周りの方が助けてくださいました。」 そう話す友子さんは、いくつかのエピソードを話し始めました。 長和にある旦那様の会社の社宅に住んでいた時のこと。 厚真町に住んでいた時の陶芸との出会いのこと。 稀府に家を建てた時のこと。 窯が自宅にやってきた時のこと。 陶芸教室の第一歩。 陶芸教室の第二段階、そして今。 作品販売へのきっかけ。 などなど。 感心することに、それらのお話しに苦労話は一つもなく、ましてや自慢話もなく、何事にも心からの感謝を込めてお話をされる友子さんを見ていると、これらのエピソードは全て人徳によるものに違いないと感じるのでした。 出会った方をとても大切になさる友子さんだからこそ、きっと周りの方が放ってはおかないのでしょう。 2003年より始めた陶芸教室には、現在生徒さんが23名いらっしゃるそうです。 ちょうど取材にお伺いした時もお教室の日でした。 ↑玄関からお教室に続く可愛らしい足跡♡ 様々なところで友子さんの優しい配慮があります。 それぞれに思い思いの作品を作る生徒さんたち。 和気藹々と本当に楽しそう。 この日はいらっしゃいませんでしたが、男性の生徒さんもいらっしゃるそうです。 現在、ご自宅の陶芸教室以外にも市内の星の丘中学校で年に一度、また、長生大学、カルチャーセンタでの「大人の粘土遊び」などの出張教室を行っていらっしゃいます。 「陶芸は、まだ形のないところから土を捏ねると始まります。粘土遊びを通して " 作者みんなが主役で、失敗なんてなくて、何を作ってもよくて、みんなで一緒の時間を過ごせて良かった! " そんな想いを共有できたら嬉しいなと思っています。」 友子さんはそう話してくださいました。 そんな優しい空気感の中で出来上がった作品を手にした作者の達成感は、きっと自己肯定感に繋がっていくのだと思いますし、「ここに居て良かった。」という安心感に繋がっていくのだろうと、「陶っ歩や」さんの世界を想像します。 お教室の生徒さんたちの楽しそうだけれど無心な姿の中で色々なお話を伺っていると、じわじわと心が温かく解放されていく感覚を覚えました。 本当に素敵な空間。 『陶っ歩や』のお名前の由来も伺ってみました。 「陶という字は入れたかったのです。 それに間が抜けた感じにしたかった 笑 “ とっぽとっぽ “ とゆっくり歩いている感じがいいなあと思いました。」 なんだかもう、いかにも友子さんらしい♡ でももちろん、プロの陶芸家としてのキリッとしたお顔もお持ちでした。 「作家としては、見て楽しく、触って嬉しく、使ってほっとする物つくりを心がけています。また、教室の主宰者としては、できる限り生徒さんの作品に手を加えることはしないようにしているのです。なぜならば、あくまでも主役は作者ですから。もちろんサポート役としてご相談を受けたらいくつかの選択肢はご提示します。でもやはりそのチョイスは作者に預けたいと思っています。 生徒さんたちには私をどんどん踏み台にして欲しいですし、私もときには生徒さんの良いところを学ばせていただいたりもしています。 皆様と過ごす時間の中で、お互いに陶芸を通して何かを感じあって、日常生活から離れた自分に向き合う時間を共有しあって、みんなで大切にしあえたら幸せです。」 そんなお話をとても柔らかく静かにお話をしてくださいました。 コロナ前までは毎年、生徒さんたちの作品展をされていました。 再開できることを皆んなで楽しみにしているそうです。 友子さんの作品は、教室または北湯沢の「緑の風リゾート」様、あるいは洞爺湖の「ザレイクビューTOYA 乃の風リゾート」様で購入することができます。 作品は、見るほどに友子さんに似ていらして、素朴で飾らず優しいお茶目さんたちでした。 『陶っ歩や』さんの世界に浸り、幸せいっぱいになってお教室を後にしました。 陶芸教室に興味がある方は、是非お問い合わせくださいね。 優しい友子さんと、可愛い作品たちが皆様をお待ちしています。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)
Rietty
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