四国遍路を世界遺産に!

みなさんはスペインにある巡礼の道を知っているだろうか?

12使徒の1人である聖ヤコブが眠っていたとされる聖地、スペイン北西部のサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指すこの巡礼の道はユネスコ世界遺産にも登録されている。

日本でも「熊野古道を含む紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録され、この道の世界遺産どうしは交流を重ねているが、もうひとつ忘れてはいけないのが「四国遍路」である。

このブログでは、「四国遍路」の世界遺産登録を目指している友人、松岡さん(団長)に同行し、現地にその応援を求めに行った2022年8月の14泊18日の珍道中をご紹介したいと思う。


団長と成田空港で


出発前はみんな元気

今回の旅の友は、JC時代からの友人の松岡さん(以後「団長」)、そしてそのお孫さんである高校生の哲心くん、団長のご友人の川田さんとそのお孫さんの大学生、菊川くん、そして僕の兄貴である。

第1日目。僕ら北海道組は伊達から新千歳空港経由成田空港に行って、四国高松から来たみんなと落ち合った。


第1日目 成田からコンポステーラ


成田からアブダビ経由マドリード


アブダビ経由でマドリード、そしてサンティアゴに


夕方に成田を出発した飛行機はアブダビに深夜に到着。そのままスペイン、マドリード行きに乗り継ぎ、次の日の朝にはマドリードに到着した。

そのまま空港に滞在し、その日の午後には再びマドリードを出発、夕方前にはサンティアゴ・デ・コンポステーラに到着した。


ここまで4回飛行機に乗り継いできたが、73歳の僕はふたりのお孫さんとともにまだ元気が残っていた。
が、2人の先輩方はかなり参っていたようだった。
ちなみに、団長は72歳。川田さんは74歳。兄貴は75歳である。


レンタカーは9人乗りワーゲン

サンティアゴ・デ・コンポステーラからはレンタカーで宿泊地のモリーナセカへ。
もうひとふんばりしたのであった。

そして約2時間、220kmを車中で過ごし、
この日の宿泊地であるモリーナセカに着いたのは明るいながらも夕方だった。


コンポステーラからさらに220kmドライブ(Google Map)


団長の定宿に泊まる


ここモリーナセカ(Molinaseca)は人口700人にも満たない小さな村だが、2020年にスペインで最も美しい村にひとつとしてリストに入っている。
この日の宿は団長が幾度となく宿泊している定宿である。
宿の主人は、四国遍路道を熱烈に応援してくれるひとりということらしい。
コロナのせいで、数年ぶりとなった再会を彼らは大いに喜んでいた。

ところで我らが団長は、今回でなんと21度目の巡礼の道らしい。
行く前にそのことを聞いて、「サバ読んでるな」と内心思っていたが、本当にそうなのだった。

ちなみに、僕や兄貴、川田さんはその辺のことも何も知らずにノコノコとついてきたのであった。

こうして長い初日が終わった。

第2日目 モリーナセカからサリアへ



農業もゴルフも続けるのだ! りっきー

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伊達の経済界を引退後、会員制農園の経営者であり、農家になる。だいぶ自由が利かなくなった体に鞭を打ち、毎日の農作業とゴルフに励む。

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