北海道トマム駅前のスキー場近くに古びれたニレの巨木があります。
実は道路工事の際に切ろうとしたらしいのですが、ノコギリを充てる度に呻くような泣き声を上げたために、そのまま残されたんだと…。確かに痛々しいノコギリの跡が今も確認出来ます。

昔、日高アイヌの若者と十勝アイヌの酋長の娘が許されぬ恋に落ちた…。
駆け落ちした2人はトマムへ安息の地を求めましたが、若者は囚われの身となる…。
からくも逃げ出した若者が待ち合わせのニレの木にて見たのは、力尽きた娘の姿だった…。哀れな娘の魂は、今もこの木に宿っているようです。



そんな悲恋物語が背景にあるこの「泣く木」、アイヌの自然信仰が、現在の北海道にも生きている好例でしょうね…。
ちなみに夕張市栗山町にも同様の「泣く木」(以前このコラムで書いたかも?)があり、その周囲は祟りのために事故が多発すると恐れられていた…。
そちらは現在では整備され「泣く木2世」という通称の若木が植えられています。

※画像はイメージです


ちょっと不思議なおはなし タリズマン・マスター

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