満月や新月には殺人事件が起こる確立が高まるという説があります。
この説を唱えたアーノルド・リーバーという人の著書「月の魔力」の中で、この理論を更に深く掘り下げ、恐ろしい事実を突き止めたと書いてます。天体の配置がある条件に達すると、人間の攻撃性を高めるというもので…。

その条件というのが、地球と月、太陽の「3つ」の天体が一直線に並ぶというもの…。
地球が太陽系内の天体(この場合は月)と太陽の間に位置する時を「衝」、それ以外の時を「合」といい、2つを合わせて「合衝」と呼びます。
この時期に月が地球に最も近づく位置にいる周期と重なると、重力場や電磁場が大きくなり、人間にも大きな影響を与えるというのさ…。

リーバーさんによると、1970年の9月と10月が、こうしたサイクルが運悪く重なった時期のようで、統計を取ると、殺人事件がいつもの月の2倍にもなったという…。

恐ろしいのは、それだけではなくて、奇妙な事件が多かったらしい…。
銃を持った犯人に脅されたにもかかわらず、被害者が、自ら立ち向かおうとして射殺されたり、突然店に押し入って来た犯人に対して、大声をあげて逃げ回ったために撃たれたりといった事件が続出したようなの…。
通常なら、銃で脅されたりしたら、犯人を刺激しないように、無抵抗になるはずなのに…。

こうした被害者側の奇妙な行動に対して、リーバーさんは3つの天体が並ぶ事によって、被害者に「犯人に立ち向かう」という攻撃性を与えてしまったのではないか?と分析しています。
3つの天体の並び、月が地球に接近する周期は、まさに惨劇をもたらす不吉な周期らしい…。

リーバーさんの説によると、この3つの天体が並ぶ周期と、月が地球に接近する周期が重なる時は、頻繁ではないですが、必ずやって来る…。
ただ、この周期の支配を逆手に取れば、惨劇を予知出来るのではないか?とも述べています。つまりは、これらの周期が重なる時は、奇妙な事件が起きやすいから、普段は温厚な人も、ほんの些細な事でも豹変しやすいので、極力刺激しないように気をつける…という事がそうで…。

また、この時期には月の引力が増す事から、高潮が頻発する時期でもあるため、宇宙サイクルの事は分からなくても、高潮に気を付ける事が出来るとか…。

この天体の配列周期の影響は、人間に限った事ではないらしく、動物にも影響を及ぼすようで、従順とされるアフリカ水牛がこの時期に暴れ出し、飼育員を踏み殺したといった事件も起きているそうです。
とにかく天体配置周期の魔力は恐ろしいらしいでsから、この時期は注意するにこした事はないでしょうね…。


ちょっと不思議なおはなし タリズマン・マスター

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