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[2020.03.24]
■「ゆめぴりか」と「ブルーベリー」  
 
新コロナウィルス騒動で、学校が休みになった。 
このマンションはなぜか、小さな子供のいる家庭が多いようだ。 
 
だから3階のロビーは学校が休みになった子供達で、いつも賑やかである。ここにいると「日本の少子化とは、どこのこと?」と勘違いしそうだ。 
 
伊達市から届いた「ゆめぴりか」 


相変わらずマスク、ティシュペーパー、トイレッと・ペーパーの品切れは続いている。更に学校が休みで子供が家にいるので、お昼ご飯を食べる。 
 
そのせいで、1階のスーパーマーケットの色々な食品が品切れになっている。驚くのは、お米も品薄になっている。学校給食で食べる分のご飯を家で食べるだけで、スーパーのお米が無くなるとは思わなかった。 
 
ロサンゼルスの親戚から届いた「ゆめぴりか」の写真。 
(2キロで19.98ドルは、1キロで1060円くらい+税) 
 
 
我が家では伊達市の農家のSさんには、かなり以前から「ゆめぴりか」を注文している。残り少なくなったので、「精米10キロ、玄米10キロ」を注文した。 
 
我が家には精米機があるので、精米分を食べ終わったら玄米を精米して食べる。届いた「ゆめぴりか」を、その日の夜に食べた。美味しい! 
 
アメリカでも新コロナウィルスの影響で、色々な食品が売り切れのようだ。「ゆめぴりか」は米国米「NISHIKI」の2.5倍の値段で売られている。 
 
 
その日の夕食の時に女房が言った。 
「ブルーベリーを食べたいと思ってスーパーで見たら、値段が高いし、外国産なので心配だ。壮瞥町のIさんに注文して」。 
 
そこですぐにIさんにメールを出し、ご機嫌伺いとブルーベリーの注文を出した。彼の家もアジア人の観光客が多く来ていた観光農園なので、私は心配はしていた。 
 
Iさんの冷凍「ブルーベリー」。 
 
 
Iさんからの返信では「いまはもう雪は無いです。現在はリンゴとサクランボの枝の剪定をしています。熊牧場や洞爺湖温泉などは新コロナウィルスの影響で、観光客はほとんど来ていません」。 
 
「観光客のいない光景は不思議なくらいです。北海道はインバウンドに依存していたので、これからも大変です」とあった。 
 
Iさんのいちご100%の「シャーベット」は美味しい。 
 
 
更に「4月からインドネシア人の実習生を使う予定です。その頃には景気が良くなっていれば助かる」と書いてあった。 
遂にIさんのところでも、外国人実習生を使うような時代になったか。 
 
時代の波は都会だけでなく、壮瞥町のような田舎町にも押し寄せて来ていた。私にはインドネシア人の知り合いはいないが、4月に来る実習生がIさんのところに上手に溶け込んでくれるといいのだが・・・。 
 
畑のロールスロイスと言われている冷房付きトラクター。 
(これを運転させてもらったのも、良い思い出となっている) 
 
 
(おまけの話) 
今回のブログの写真を考えていたら、「そうだ、以前のブログの写真を使おう」と思い、私が以前に書いたブログを検索した。そして、色々な写真を探し出して驚いた。 
 
その頃は多くの人が、私のブログにコメントを寄せてくれていたのである。その中に驚くようなコメントが載ったブログがあった。 
 
「黄渓」に探検に行った時の木々に埋もれた廃墟。 
 
 
それは「謎が深まる消えた町を行く(1)、(2)」で、その町「黄渓」に住んでいたという人達からのものだった。中にはブラジルからもコメントがあり、「ブラジルからです。昭和37年、私は室蘭工業大学の学生でした」。(中略) 
 
「みすぼらしい小屋があり円柱状の黄色の硫黄が沢山並べてありました。すべて人力で硫黄の採掘が行われているようで驚きました。これは幻想だったのでしょうか?もう一度あの谷の写真を見たいと思います」。 
 
熊とマムシの出る温泉も、懐かしい。 
 
 
また別の方からは「親戚の薮田伸悦さんから、黄渓の話を聞いてさっそく開けてみてびっくりしました 。私はS30年生まれで、15歳まで山で暮らしていました。記事を読むと懐かしく思います」とあった。 
 
更に「懐かしい黄渓の記事を発見しました。S44/3月まで黄渓に住み黄渓小学校に通っていました。間もなく50歳。死ぬまでに一度黄渓を見に行こうと思います」。  
 
「武者祭り」には2年連続で出させてもらった。 
 
 
いま読み返してみると、私の単なる好奇心が何人かの人に思い出と郷愁を呼び起こしたのなら、これは無駄ではなかったと感じる。 
 
こんな機会はこれからは滅多にないと思うが、少しでも多くの人に、なにかしらの感動や興味を引き起こしてもらえたなら、ブログを続けて来た私は本望である。 
 
イコロ農園で本職のKさんの協力で作った「五右衛門風呂」を楽しんだ。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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