■お伊っ達パック(おだってパック)
伊達の農家の菅原さんから『伊達から食糧難の非常訓練』と称して農産物の詰め合わせが届いた話は以前にブログで書いた。
その後、私からのアドバイスもあり、このパックを全国的に売り出すことになった。
物を売る時にはネーミングが非常に大事である。
名前によって売れるかどうかが決まってしまうこともある。
菅原さんは『御伊っ達パック』と知らせて来た。
私はその名前にピンと来なかったので、『お伊達っ子』を提案した。
でも、菅原さんからのメールで、『だてっこ味噌と混同する』という理由で却下となり、『お伊っ達パック』に落ち着いた。
お伊っ達パック
菅原さんの説明には、『北海道に「おだつ」と言う方言があるんですが、これは、「調子に乗ってはしゃぐ」状況の事です。また、「おだてに乗る」と言う意味にもつながって来ますね。この「お伊っ達」は、伊達を応援してくださる人達とその「おだてに乗った」伊達の人間が作り上げて行く。更に「おだてに乗ってもらい」伊達を売り込みたいとの思いから、生まれました。』とあった。
おだてたのが私で、おだてに乗ったのが菅原さんということなのかなー?
そして、2月8日に私は友人達113名に紹介メールを送信した。
どのくらいの反応があるのか?
或いは全く反応が無いのかは分からない。
でも、売れなくても菅原さんは新たな投資をしているわけじゃないので、損害は無いだろうと私は勝手に決めている。
ハワイの和尚のカレンダーの2月
(おまけの話)
紹介メールを送信したら、すぐに注文が入った。
ところが、それは新潟県で魚沼産コシヒカリを生産している専業農家の佐藤さんからだった。これには驚いた。
私が紹介文で『私が食べた感じでは新潟産コシヒカリより美味しい』と書いたので、本場の専業農家の佐藤さんが『本当かよ?』という感じで注文をくれたのではないかと思っている。これには菅原さんも少しビビッているようだ。
その後、私の友人達から続々と注文が入って来て、私の扱い分だけで27パックとなったところで、『もう完売』という知らせが来た。
菅原さんはそんなに売れるとは思わなかったのか、50セットしか用意していなかったことが後から分った。
イコロ農園のTさんも努力して営業したので、20パック以上は売ったようだ。
このパックを買ってくれた私の友人達からはお褒めの言葉が相次いだ。
『昼のおやつに早速女房とジャガイモをスライスして、電子レンジで調理して塩だけで食べました。さつまいもに近い甘さで驚きました。夕食も鳥のスープにジャガイモで食べました。寒干しにするとあんなに甘さが出るものでしょうか。』
よろこばれるとまたやりたくなる。
次回の企画の時は、お中元とかお歳暮の時期に合わせてみようと思う。