今まで聴いた事が無かった音。

カランカランとカウベルのような音をたてて
ゴールデンレトリバーは散歩していた。

彼か彼女かはわからないが
名前を知らないので
僕が勝手に名付けた“ピョコタン”が帰ってきた。

女性と一緒だ

リハビリの為か
その方が速く歩けるからか、飛び跳ねるように散歩している。

犬はとても頭が良い。
男性と一緒の時は今まで通り普通にゆっくりと散歩している。
その時はあまりカウベルの音はしない。
その老犬は飼い主に合わせて歩き方を変えているのだ。

その散歩している夫婦(たぶん)の会話の中で
ピョコタンが歩き方を変えているという話になっているとしたら、
それはそれで楽しいお喋りになると思うのだが、
家族でも親戚でも無いのでわからない。

何年ピョコタンは生きてきたのか、
どんな人生ならぬ犬生を過ごしてきたのか。

18年チンチラシルバーのペルシャ猫を飼っていた。
娘が真実と書いてマミと呼ぶ美猫だった。

彼女は一度も外には出た事がなく、
恐ろしかったのだろう。
一度散歩しようと外に連れ出すと匍匐前進して10メートルで諦めた。

今は庭に眠っている。
いたずら好きでベートーヴェンが嫌いだった。


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ついに見なくなったゴールデンレトリバー



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コメント

  1. 上野 恵美
    上野 恵美
    返信

    ピョコタン生きていて…良かった~。
    みんなから愛されているんですね❢
    love is best ???????

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