糸をつむぐように

ついに見なくなったゴールデンレトリバー

我が家はバス通りに面している。道路には全て名前がついている。
この道は中島港北通りという。港北町行きのバス停が家の前に有る。

娘が高校生の時に通学に使用していた。

バスが来た時は音でわかる。
停車時のブレーキ音や発車の音は結構大きいから。
2階の窓から娘がバスに乗り込むのを見ていた。

今も毎朝同じ時間に同じメンバーの子供達が同じような順番で並んで待っている。

バス停が有る側の歩道をびっこを引きながら、
日に何度となくゴールデンレトリバーが散歩していた。
高齢と思われる男性か女性かが付き添ってゆっくりと静かに歩いていた。

それがついに辛そうな散歩を見る事はなくなった。
歩けなくなったのかは解らないが
あの老犬がピョコタンピョコタンと散歩する姿を待ちながら
今朝も僕は2階の窓から下を眺めている。




◎生きていたゴールデンレトリバー●帰ってきたピョコタン


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