心の伊達市民 第一号

あと何回? 

ブログ閉鎖中の話題(2017年7月21日)

子供の頃の童謡に「もういくつ寝るとお正月」というのがあった。
育ち盛りの時はまだまだ先は幾らでもあるので、残り時間などは気にしない。
ところが後期高齢者ともなると、残り時間が気になって来る。
私のオヤジは56歳で亡くなったので、私も早いかもしれないと考えていたのにそう
はならなかった。

(今回の写真は私のお勧めのお店とメニューです)


銀座「野田岩」の「うな重」。


お正月やお誕生日などは必ず来るものなので、「もういくつ寝ると・・・」と数える
ことが出来るから良い。でも私にとって、「あと何回、食べることが出来るか?」と
いうのは大きな問題であることに気が付いた。
大盛や食べ放題をしていた頃が懐かしく思い出される。今では1人前でも多くなった。


人形町「蓬莱軒」の「ハヤシライス」。


そこで今回は「あと何回、食べることが出来るか?」について考察した。
私はいつも書いているように「うなぎ」が好きである。
でも「うな重」を毎日、食べようとは思わない。
最後の晩餐には「野田岩のうな重を食べたい」と思っているだけある。


六本木「梅蘭」の「焼きそば」。


「うなぎの次に何を食べたいの?」と聞かれると困る。
私はグルメではないので、「値段と味のバランスが取れているか」、或いは「お得
感がある」なら納得なのである。
私の朝食は「トースト、バター、ジャム、ヨーグルト、グレープフルーツ、そして
自分で挽いたコーヒー」である。これを飽きもせず、結婚以来、続けている。


調布・深大寺「大師茶屋」の「モリソバ」。


私の昼飯の基本形は蕎麦であるが、夕食はほとんど家で食べる。
女房も1日1回の料理であっても、もう仕事をしない亭主に夕飯を作り続けるという
忍耐力も限界に来ているので、私は女房に気を使って1週間に1~2回は外食となる。
そこで「これから何回、外食が出来るのだろうか?」と思い、計算してみた。
計算の基となる残りの日数が分からないが、とりあえず85歳とすると残り10年である。


銀座「ざくろ」の「ランチすき焼き」。


10年×12ヶ月×4週間×1.5回=720回となる。
旅行などで続けて外食することもあるからと思い、少しプラスしても750回である。
ここまで計算して気が付いた。80歳を過ぎても、毎週1.5回も外食をするだろうか?
途中で病気になれば、そこから先の外食はゼロとなる。
そして、「こんな計算はバカバカしい」と気が付いた。


新橋「カニ道楽」の「カニすき」。


「食べたい時に食べたいものを食べるのが良いのか?」、「健康を考えてカロリーの
高いものは控えめにした方が良いのか?」。どう考えても結論が出なかった。
やはり「あるがまま」にするしかないのか?
若い頃には考えもしなかったバカバカしいことを考えるのが高齢者なのである。


銀座「過門香」の「カタ焼きそば」


(おまけの話)
サクランボの思い出である。
私が生まれて初めてサクランボというものを食べたのは、小学校の5年生の時である。
青森県の弘前から上京した父の友人の女性カメラマンが、我が家にお土産に持って来た。その女性と父親との関係は分からないが、オフクロは別に嫌な顔はしていなかった。


このサクランボ「佐藤錦」が2箱、山形県から届いた。


今となってはもうその辺りの事情は調べようがないが、今でも非常に気になっている。
だからサクランボの時期になると、彼女のことを思い出すのである。
彼女は弘前弁がきつく訛っているので、時々、言っていることが分からなかった。
でも彼女は今で言うところの、「スレンダーな美女」だった。


昔のサクランボより甘くなった。


親父はブラジルに写真の勉強に行ったと聞いていたので、なにかカメラと関係がある女性なのであろう。聞いておけば良かった。
今年は山形からサクランボを2箱、取り寄せた。その前に「ふるさと納税」で福島県にもサクランボを注文した。だから人生で、こんなに沢山のサクランボを食べたのは初めてだ。お裾分けに、近所に住むベトナム人実習生もプレゼントした。


北海道壮瞥町のサクランボは8月に収穫となる。 収穫期に毛利農園に手伝いに行った時のことが思い出される。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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