
心の伊達市民 第一号
【水上清掃船】
海や運河に近いところに住んでいるので、船はよく見る。
定期観光船にも色々な形の船がある。大島航路に出る船は、我が家の窓から見える。
帆船は時々、晴海ふ頭に見に行っているし、屋形船も週末には多く出ている。
作業船が隅田川を行き来しているが、その中に水上清掃船がある。
黄色い色の船で、行ったり来たりしている。川や運河に浮かんだゴミを掬い上げているのである。この船があるから、川や運河が綺麗なのであるが、あまり知らない人がいる。
ここへ越して来て、色々な仕事があるのを知った。
【映画観賞券】
朝は早くから目が覚めてしまう。仕方ないので、イヤフォンでラジオを聞くのが習慣になった。平日の午前5時からは、文化放送の「おはよう寺ちゃん」を聞く。
日曜日はやはり午前5時から、ニッポン放送の「ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町」を聞いている。
文化放送は時々、「映画観賞券」のプレゼントがあり、ニッポン放送は一度に3本の「映画観賞券」の紹介がある。
数年前にラジオを聞くようになりすぐに、文化放送の映画観賞券が当たった。
その時は同級生のYさんを誘って新宿で映画を見た。
それから延々と応募をしているが、全く当たらない。
昨年は1年間の外れの記録を調べたら、文化放送は96回、ニッポン放送は136回だった。私には残っている「運」はもう無いので、チケットを買って見ている。
【老人と海】
なにで読んだか忘れたが、「若い時に読んだ本を年を取ってからまた読んだら、だいぶ感じ方が違った」と書いてあった。そこで私も見習って、ヘミングウェイの「老人と海」(2024年1月初版)を図書館から借りて来た。
この本を最初に読んだのは、50年近く前だったと思う。
その時はただ筋を追うだけで、「老人が海に出て巨大なカジキマグロを釣り上げて、帰港の途中で鮫に襲われて全て喰われてしまった。そして港に帰り着いた時は、骨だけになっていた」という話だった。
それが人生の最終章を歩いている私がいま読むと、海を通して「人間の尊厳」や「自然への畏敬」、「老人の人生」を語っていると分かるようになった。彼がこの小説を書いたのはキューバだったが、私はいつか彼が長く住んだフロリダ州の「キーウエスト」に行きたいと思っていたが、残念だがいまはもう叶わなくなってしまった。
【動画撮影】
動画を撮影するようになってから、趣味が1つ増えた。
私の持っているNIKONとSONYのカメラで、動画撮影が出来ることを知らなかったからだ。また動画は情報量が多いので、PCに保存して置くには容量が大き過ぎたこともある。それがひょんなことから「youtube」の投稿することを覚えたので、PCに保存の必要が無くなった。
その代わりむやみに動画を撮るので、駄作ばかりになっている。
機材も購入する気が無いので、手振れはあるし編集も出来ない。
でもブログに載せるのには、まあ良いと思っている。今回は工事中の旧晴海鉄道橋を、東京BRTの車内から撮影した。
(おまけの話)【1年に一度】
「1年に一度」というものはあまり無いが、我が家では約10年も続いている。
それは1月3日の恒例のイベントである。
ここへ越して来てから車も手放し、正月はどこにも行かない生活が続いている。
イベントと言うとオーバーだが、毎年1月3日のディナーは銀座の「かに道楽」へ食事に行っている。前年の1月3日の「かに道楽」で支払いの後に、いつも翌年の1月3日を予約するのである。1年も先の予約を受けてくれるのだが、当日になり「予約は大丈夫か?」といつも心配しながら行っている。
午後6時前に店に入り名前を告げると、予約席が確保されていて安心する。
注文する料理はいつも決まっている。「かにから揚げ」、「かに握り」、「かにすき」であるが、今年はそれに「背子がに甲羅盛り」を追加した。
テーブルに置かれた「数量限定」というメニューに誘われたのである。
今年は色々なものが値上りしているから、「背子がに甲羅盛り」2皿を追加したので「3万円を大きく超えるな」と覚悟した。記念撮影もして、楽しく美味しく食事を終えて支払いになった。すると3万円で少しお釣りが来て驚いた。
昨年の正月はお客が少ないと感じていたが、それでメニューの値段を少し下げたらしい。
席を立つ時に気が付いたが、隣の個室の人達は昨年と同じ中国人家族だった。彼らも昨年の帰りに、今年分を予約したのだろう。
鍋物で体が暖まったので、帰りは寒い中を銀座まで歩いて行った。
裏通りを歩いたら周りは真っ暗で、この辺りの高級バー、高級クラブは正月休みだった。
暗い中をさらに暗い路地裏の「豐岩稲荷神社」をお参りしてから、表通りに出た。
すると大勢の人達が歩いていて、少しびっくりした。
多くは外国人観光客で、正月で開いている店が少ないので、開いているユニクロは大繁盛だった。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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洞爺湖の紅葉
10月も残りあとわずかですね。 紅葉も終盤という時期ですが、 ここにきて、洞爺湖の紅葉の色づきが一段と鮮やかに。 ぐるっと回って見てまいりました! 仲洞爺キャンプ場近く 仲洞爺から洞爺水の駅方面の道路。 紅葉トンネルが続きます。 えぼし岩公園 山全体が色とりどりに染まって錦絵のよう・・・素晴らしい眺めでした! 葉陰から洞爺湖。 葉陰から洞爺湖その2 財田周辺 画像では見えづらいですが、中島も色づいています。 夕日の見える渚公園 駐車場の周りも見事に色づいていました。今年の紅葉、本当にきれいでした!! このあと今月いっぱいは楽しめそうな感じです。 みなさまもドライブやサイクリングに出かけてみては。
むしゃなび編集部
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スノースポーツをストレスなく楽しんでいただきたい! 〜スポーツたきぐち “ Ski & Board Tuning Service Center “ @倶知安町
北海道の冬と言えばパウダースノー! そしてスノースポーツですよね。 そこで、「世界一のパウダースノー」として有名になったニセコエリアのダウンタウン 倶知安町において、長年、地元に根付いた経営をされている ” スポーツたきぐち “ を訪ねました。 ↑お話をしてくださったのは、スポーツたきぐち 専務取締役 企画販売部長 滝口 和久 氏です。 滝口専務は小さい頃からアルペンスキー競技をされていました。 赤と青のポールを立てて、その間を回転し潜りぬけながら滑るスピード競技です。 ですので、スキーヤーの気持ち、道具の取り扱い方、その土地の気候を含めた雪のコンディション、斜面状況、その他スキー(スノーボードも)に関するあらゆることに精通されています。 “ スポーツたきぐち “ は、スポーツ用品全般を取り扱っていますが、今回は店舗の方ではなく、スノースポーツマテリアルのメンテナンス部門 “ Ski & Board Tuning Service Center “ の方でお話を伺いました。 「メンテナンス部門 “ Ski & Board Tuning Service Center “ ができた経緯とその想いを教えていただけますか?」 筆者特有のいきなり直球&核心的質問を投げかけました。 そんな唐突な問いに対して、とても詳しく丁寧に応えてくださった滝口専務です。 ↑年間1000台以上の板をチューンナップされています。 アルペンスキー・テレマークスキー・スノーボード・クロスカントリーなど、スノースポーツのあらゆる板をメンテナンスされています。ビンディング・ブーツの不具合などもご相談ください。 「Ski & Board Tuning Service Center(以下 Service Center)が出来たのは2019年5月です。” スポーツたきぐち “ は1964年創業、地元密着型のスポーツ店として今日まであり続けてきました。レンタル部門は以前からありましたが、商品については『売るだけではダメ』だ、何か付加価値を付けるサービス体制を作らなければ!と常々考えていたことを実行に移したのがService Center でした。」 ↑用途に合わせて様々な器具・機械が並びます。 おそらく、” スポーツたきぐち “ 創業当初は全国にもたくさんあったであろう地方のスポーツ店も、量販店の出現により徐々に減り、人口減少と少子化により廃業を余儀なくされた店が多いと思います。 そんな中において、今もしっかりと地元に根付いて存在しているということ自体が偉大なことです。 「10年くらい前からお客様のニーズに変化が現れました。 その主な理由は外国人観光客(スキーヤーやスノーボーダー)の急増です。 以前はスポーツ店とチューンナップ店は別々に存在するか、ホテルのレンタルコーナーでチューンナップを行うことが多かったのです。 ところが、『明日使いたい』とか『この後すぐ使いたい』という要望が徐々に増えました。 けれどもそのニーズに応えられる所はありませんでした。 外国人に限らず観光客は短い滞在期間でスノースポーツをしたい!という思いで訪れています。 それなのに、道具に不具合があって滑ることができないのはお気の毒です。そんな様子を見聞きするうち、顧客の細かいニーズに応えて差しあげたい! なんとかストレスなく滑れるようにして差しあげたい!と強く思うようになりました。」 滝口専務とお話しをしていると、「〜して差しあげたい」という表現がしばしば出てきます。とてもサービス精神旺盛な優しい方なのです。 筆者もスキーヤーですので分かりますが、チューナップ店に持ち込み「この後使いたいから直ぐに仕上げて!」と言って対応してくれるところは他に耳にしたことがありません。 こんな風に考えて取り組まれていらっしゃることは有り難いことです。 ↑エッジを研ぐ機械です。これがあるところは日本で何軒もないそうです。 この他の機械は全て、スキーだけでなくスノーボードも扱える構造になっています。 ↑中央のドームの中では板が通過しながらエッジが研がれていきます。 ↑サンディングマシンです。滑走面をフラットにする機械です。 ビンディングを付けた状態でも通すことができます。 ↑サンディングマシンにかけた後、水平を測ります。 「従来、チューンナップ店はスキーメーカーとのタイアップのもと、競技スキーヤーのためのストラクチャー(滑走面に付ける溝のこと。滑走面に小さな溝を削ることで滑走性を妨げる水分(摩擦熱で溶けた雪)を効率よくコントロールできる)を入れるための店が多かったのです。けれども道具が多様になり、パウダー用の板やカービングタイプの板などの出現で、スキーヤーの志向にも変化が現れました。 スノーボードもしかりです。 また一方で、ホテルでのチューンナップは機械の音が煩いとお客様からのクレームが絶えなかったそうです。 結果、ホテル内で整備を行うことはなくなりました。 このように、ニセコエリアでもニーズが変化し多様化する中で、メーカーとタイアップしてチューンナップを行なっていた店は、それに応えるためには機械を入れ替えなければいけないという問題(板が太いと既存の機械は使えない)が生じました。 けれども機械の入れ替えには莫大なコストが掛かります。 結局、諦めて廃業せざるを得ない店が出てきました。 そして追い討ちをかけたのが今もなお続くCOVIT19でした。」 ↑ストラクチャーを入れる機械です。ダイヤモンドの砥石が入っています。 こちらももちろんスノーボードの板も扱えます。 これらのことは、地域の課題であったと同時に、顧客ニーズになんとか寄り添えないだろうか…という滝口専務の想いを具現化するチャンスでもあったのでしょう。 販売からレンタル・メンテナンスまで一貫して顧客に寄り添う体制を作ることで、レギュラーチェーンとの差別化を図ろう!と ” スポーツたきぐち “ は高額投資を決意しました。 高価な最新の機械を何台も導入し、店舗とは別棟にしてメンテナンス専門の場所として作ったのです。 “ Ski & Board Tuning Service Center “ の誕生です。 「実はもう一つ、Service Center を作った理由がありました。 スキーもスノーボードも道具が高価ですよね? ブーツと板を揃えたら10万円は下りません。 せっかく買っていただいても、滑った後に手入れをしなければ直ぐに傷んでしまいます。 傷んだ道具は滑り辛く上手くならない、上手くならなければ楽しくない。 それで結局買い換えるか止めてしまう。 その負の循環を断ち切って差しあげたい! 楽しくスノースポーツを続けられるようお手伝いがしたい! 道具が長く使えるようにお手伝いをしたい! そんな想いがありました。」 今、どこの企業もSDGsへの取り組みが盛んです。 “ スポーツたきぐち “ としても、企業としてどんな社会貢献ができるか?と滝口専務は常時考えていらっしゃるそうです。 それが一つに「物を大切にするお手伝い」なのでしょう。 物を売る者としての責任を、販売部門・メンテナンス部門・レンタル部門を通して一貫して顧客に寄り添うスタイルで果たす。 その上で、持続可能なスノースポーツ業界を目指しているのです。 これは、スノースポーツに精通し、世界のニセコを有する倶知安に根ざした “ スポーツたきぐち “ だからこそできることなのかもしれません。 ↑このような制度もあります。試乗会だけでなく、もっと乗ってみなければわからない。 乗ってみたらとても良かったから手に入れたい。そんな方にはRent&Buyがおすすめ。 ↑ワックスもチューンナップ道具も揃えたけれど、使い方や整備の仕方が分からないという方向けにこのような企画もあります。 「さらに、SDGsの観点から言えばワックスにも注目しています。現在販売に力を入れているのはヴァウチというフィンランドのブランドです。 こちらは環境に配慮されたフッ素不使用品です。 フッ素不使用はFIS(国際スキー連盟)の規格にも合致しています。特長としては寒い地域に適していて、ノルディック競技はもとよりアルペン競技にも『滑るワックス』として定評があります。 また、ウェアなどもリサイクルの生地や糸などを使用した物も仕入れるようにしています。 実際に10年ほど前から欧米からのお客様はそういう環境に配慮されたものを求められる傾向にあります。」 ↑上の写真が世界的にオフィシャルをとったヴァウチのワックス。 日本国内の販売シェア80%をスポーツたきぐちが占めます。 ↑滑走面のケバを取り、ワックスをかける機械です。丁寧な作業をされる滝口専務。 ↑上の機械でワックスをかけた後、この機械の赤外線で浸み込ませます。 ↑Service Centerのスタッフは3人。 左から、スポーツたきぐち 専務取締役 企画販売部長 滝口 和久 氏。 右はアドバイザリースタッフ 江川 信以 氏。ニセコパウダープロスキースクール&ニセコテレマークスキースクール現校長。 中央はカスタマーサービススタッフ 竹花 健汰 氏。元スキージャンプ選手。 全員、スノースポーツに精通しているスペシャリストたちです。 このように、全力でスノースポーツをサポートする会社 スポーツたきぐち。 そして “ Ski & Board Tuning Service Center “ 。 「もっともっと、スノースポーツをストレスなく楽しんでいただきたい!」 という想いのもと、スポーツたきぐちは、日本だけでなく、あらゆる国のウィンタースポーツ愛好者たち一人一人に寄り添いつつ、トータルサービスを目指している会社です。 北海道の地元密着企業。 存在し続けてくださることが嬉しく心強いです。 スポーツたきぐち https://www.spotaki.co.jp スポーツたきぐちサイバーショップ https://shop.spotaki.co.jp ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2022年)
Rietty
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