東京の新型コロナ感染者数が減らない。
遂に政府は1都3県を対象に、1月8日に「緊急事態宣言」を発令した。
緊急事態宣言を発令すると、今までと何が変るのか?
簡単に言うと、「都道府県知事により外出自粛要請、施設の使用制限に係る要請・指示・公表等ができるようになる」ということのようだ。


大江戸線「都庁前駅」の検温器(2020年3月) 都内で最初の検温器設置場所


テレビのニュースで緊急事態宣言後の盛り場の人出を調査・報道していた。
すると少しは人出が減ったが、昨年の緊急事態宣言の時と比較すると大幅な増加となっていた。女房がデパートに食品を買いに行って、戻った時に話していた。「いつもと変らない人出だった」。

私が出掛けた時の感覚でも、あまり変わらないように感じている。
みんなは「コロナ慣れ」してしまったようだ。


ニュー新橋ビル入口


1月の3連休の最終日の11日に、私はウォーキングに行った。
目的地は「豊洲ららぽーと」で「豊洲ぐるり公園」経由で豊洲まで行った。
運河のテラスではジョギングしている人が大勢いる。マスクをしている人が多い。

「ららぽーと」でランチを食べようと思って、フードコートへ行って驚いた。
広いフードコートが家族連れで、ほぼ満席だった。


ZARA(銀座店)


翌日の新聞によると、「豊洲ららぽーとの人出は、コロナ前より多かった」と出ていた。銀座、渋谷、新宿、浅草なども、あまり人出は少なくなっていなかった。
緊急事態宣言の効果は、残念だがあまり出ていなかった。

そもそも私が出掛けて言うのも変だが、私なりに考えると「個人的には十分にコロナ対策をしている」、「これ以上、どうすればいいの?」、「欧米に比べたら、2桁も死者が少ないのに!」などである。


東京都庁オリンピック展示コーナー


昨年末のことだが、銀座通りでガイドに引率された中国人の団体旅行に出会った。私は驚いた。「ビジネス以外の入国は禁止のはずだが!?」と思っていた。
マンションの友人に話したら、「日本とのビジネス関係のある人が、家族や友人達を自社の社員だと偽って来日しても、確かめようが無い」。

「日本人ビジネスマンが中国に行くと、強制的に2週間の隔離をされる。
一方で中国人ビジネスマンが日本へ入国する時は、PCRの陰性証明書があればフリーパスである。偽物天国の中国の証明書なんか、全く信用できない」と言っていた。


築地本願寺


最近のことだが、「本当はこわくない新型コロナウィルス」という本を読んだ。
この本を読んだら、本当に新型コロナウィルスが怖くなくなった。
その一方でテレビのニュースを見ると、医学に無知な私は本当に怖くなる。


本当は「怖いものなのか?」、「怖くないものなのか?」。この両極端の情報で右往左往している私だ。
だが総合的に考えると、「持病がある人」は恐れた方が良いようだ。コロナを恐れて一歩も家から出ないでボケるか、多少の危険は覚悟で健康の為に歩くかのどちらかを選ぶしかないようだ。


「本当はこわくない新型コロナウィルス」★★★


(おまけの話)
以前に書いた「生き物の死にざま」という本の中に、カタツムリの話があった。
カタツムリというのは臆病で、鳥に狙われないようにいつも葉の陰に隠れている。ところが、中には陽の当たる葉の上に出て来るカタツムリがいる。

この話がとても怖い。
この奇妙な行動は、実は鳥に寄生する寄生虫の「ロイコクロリディウム」の仕業なのである。


カラオケ店は「テレワーク」に商売替え?


ロイコクロリディウムは寄生先の鳥が死ぬと、自分も死んでしまう。
それを避ける為に、鳥の糞と一緒に地面に落ちる。するとそれをカタツムリが見付けて、糞を食べる。そしてロイコクロリディウムはカタツムリの体内に入り込む。
しかしこの寄生虫の目的は「鳥に寄生する」ことなので、寄生したカタツムリが鳥に食べられないと困る。


少し高級なラーメン店「勝本」のマスク入れ(虎ノ門ヒルズ)


カタツムリに入り込んだロイコクロリディウムは、カタツムリを支配してしまう。そしてカタツムリを陽当りの良い葉の上に移動させる。
更に目の中に移動して鳥に気が付いてもらうように、目の中で動き回るのである。そして鳥に食われる。この話を読んで、新型コロナウィルスのことが気になった。


有明ガーデン


新型コロナウィルスの宿主は人間である。
人間が死んでしまえば、新型コロナウィルスも死ぬ。
その為には変異を繰り返して、他の誰かに感染させるのではないだろうか?

しかし過去の重大な感染症に見られるように、人類を滅ぼしたりはしない。
だから新型コロナウィルスもそう遠くない内に終息し、また時期が来たら現れるのではないだろうか?
人類はコロナと共存するしかないのだろう。


虎ノ門ヒルズのスーパーマーケット


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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