
心の伊達市民 第一号
武漢ウィルス(78)・・・・2度目の緊急事態宣言
東京の新型コロナ感染者数が減らない。
遂に政府は1都3県を対象に、1月8日に「緊急事態宣言」を発令した。
緊急事態宣言を発令すると、今までと何が変るのか?
簡単に言うと、「都道府県知事により外出自粛要請、施設の使用制限に係る要請・指示・公表等ができるようになる」ということのようだ。

大江戸線「都庁前駅」の検温器(2020年3月) 都内で最初の検温器設置場所
テレビのニュースで緊急事態宣言後の盛り場の人出を調査・報道していた。
すると少しは人出が減ったが、昨年の緊急事態宣言の時と比較すると大幅な増加となっていた。女房がデパートに食品を買いに行って、戻った時に話していた。「いつもと変らない人出だった」。
私が出掛けた時の感覚でも、あまり変わらないように感じている。
みんなは「コロナ慣れ」してしまったようだ。

ニュー新橋ビル入口
1月の3連休の最終日の11日に、私はウォーキングに行った。
目的地は「豊洲ららぽーと」で「豊洲ぐるり公園」経由で豊洲まで行った。
運河のテラスではジョギングしている人が大勢いる。マスクをしている人が多い。
「ららぽーと」でランチを食べようと思って、フードコートへ行って驚いた。
広いフードコートが家族連れで、ほぼ満席だった。

ZARA(銀座店)
翌日の新聞によると、「豊洲ららぽーとの人出は、コロナ前より多かった」と出ていた。銀座、渋谷、新宿、浅草なども、あまり人出は少なくなっていなかった。
緊急事態宣言の効果は、残念だがあまり出ていなかった。
そもそも私が出掛けて言うのも変だが、私なりに考えると「個人的には十分にコロナ対策をしている」、「これ以上、どうすればいいの?」、「欧米に比べたら、2桁も死者が少ないのに!」などである。

東京都庁オリンピック展示コーナー
昨年末のことだが、銀座通りでガイドに引率された中国人の団体旅行に出会った。私は驚いた。「ビジネス以外の入国は禁止のはずだが!?」と思っていた。
マンションの友人に話したら、「日本とのビジネス関係のある人が、家族や友人達を自社の社員だと偽って来日しても、確かめようが無い」。
「日本人ビジネスマンが中国に行くと、強制的に2週間の隔離をされる。
一方で中国人ビジネスマンが日本へ入国する時は、PCRの陰性証明書があればフリーパスである。偽物天国の中国の証明書なんか、全く信用できない」と言っていた。

築地本願寺
最近のことだが、「本当はこわくない新型コロナウィルス」という本を読んだ。
この本を読んだら、本当に新型コロナウィルスが怖くなくなった。
その一方でテレビのニュースを見ると、医学に無知な私は本当に怖くなる。
本当は「怖いものなのか?」、「怖くないものなのか?」。この両極端の情報で右往左往している私だ。
だが総合的に考えると、「持病がある人」は恐れた方が良いようだ。コロナを恐れて一歩も家から出ないでボケるか、多少の危険は覚悟で健康の為に歩くかのどちらかを選ぶしかないようだ。

「本当はこわくない新型コロナウィルス」★★★
(おまけの話)
以前に書いた「生き物の死にざま」という本の中に、カタツムリの話があった。
カタツムリというのは臆病で、鳥に狙われないようにいつも葉の陰に隠れている。ところが、中には陽の当たる葉の上に出て来るカタツムリがいる。
この話がとても怖い。
この奇妙な行動は、実は鳥に寄生する寄生虫の「ロイコクロリディウム」の仕業なのである。

カラオケ店は「テレワーク」に商売替え?
ロイコクロリディウムは寄生先の鳥が死ぬと、自分も死んでしまう。
それを避ける為に、鳥の糞と一緒に地面に落ちる。するとそれをカタツムリが見付けて、糞を食べる。そしてロイコクロリディウムはカタツムリの体内に入り込む。
しかしこの寄生虫の目的は「鳥に寄生する」ことなので、寄生したカタツムリが鳥に食べられないと困る。

少し高級なラーメン店「勝本」のマスク入れ(虎ノ門ヒルズ)
カタツムリに入り込んだロイコクロリディウムは、カタツムリを支配してしまう。そしてカタツムリを陽当りの良い葉の上に移動させる。
更に目の中に移動して鳥に気が付いてもらうように、目の中で動き回るのである。そして鳥に食われる。この話を読んで、新型コロナウィルスのことが気になった。

有明ガーデン
新型コロナウィルスの宿主は人間である。
人間が死んでしまえば、新型コロナウィルスも死ぬ。
その為には変異を繰り返して、他の誰かに感染させるのではないだろうか?
しかし過去の重大な感染症に見られるように、人類を滅ぼしたりはしない。
だから新型コロナウィルスもそう遠くない内に終息し、また時期が来たら現れるのではないだろうか?
人類はコロナと共存するしかないのだろう。

虎ノ門ヒルズのスーパーマーケット
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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垣根のないコミュニティー作り “ とうや水の駅食堂 TSUDOU ” の未来像
交流の場つくり はじめにお二人がタッグを組み“とうや水の駅食堂 TSUDOU “ をつくりました。 一人目。 運営担当 折原 英明さんは札幌ご出身の46歳。 8年間、フランチャイズの外食産業においてスーパーバイザーとして勤めていました。 そして二人目。 店長 石塚 誠さんは伊達ご出身の44歳。 23年間、洋食の調理を経験されていました。 さて、始まった“ TSUDOU “ の未来をお二人はどのように想い描いているのでしょうか? 今回は、洞爺水の駅に5月6日に新規オープンされた“ TSUDOU “の運営担当 折原さんにお話を伺いました。 実は以前、こちらの場所には人気のうどん屋さんが入っていました。 ところが、そのお店が昨年閉店した後、2022年2月に新しい飲食店の公募がありました。 その際、5件の応募があった中、とうや水の駅食堂TSUDOUの企画が採用されました。 折原さん 「TSUDOU=集う 場として、あるいはコミュニティーの場として、人と人との交流の場として、“いつも開いていること” “いつも人が居ること” を大切にする場所づくりをしようと考えました。 その場の入口を『食堂』という形にしたのです。」 ↑注文カウンターは廃材を利用して作られています 移住を決意 筆者 「なるほど。ところで札幌ご出身ですよね。移住のきっかけは何ですか?」 お子様が小学校入学のタイミングで移住を決意されたということで、その背景を話していただきました。 折原さん 「札幌に住んでいた頃から、湖が近くて景観も良く、あくせくしていない旧洞爺村が気に入って、8~9年間くらいよく遊びに来ていました。子どもも連れてきていたのですが、湖畔の商店のお子さんと一緒に遊んでもらったりして、子どもの方がこの地域に早く馴染んでいました。大人たちも良く声がけをしてくれましたし、面倒もみてくれましたし。まさに昭和の子育てのような雰囲気でした。年代問わず、地域で子育てをしているような…そんな様子を見ていて、子育てするのにもここは良い環境だなあと感じるようになりました。それが移住の決め手です。」 このお話には筆者自身の思い出と重なり、とても懐かしい気持ちになりました。 自然も豊かなここがそういう地域ならば、確かに子育てには最適です。 ↑いつも温かく迎えてくれる洞爺湖 ↑お子様連れもWelcome! 筆者 「なるほど。では、初めからここで飲食業をしたいと考えて移住して来られたのですか?」 ↑お子様用オムライス。喜びそうです ↑シンプルさに安心感を覚えるカレーライス ↑伊達大矢ミートさんの黄金豚を使ったカツ丼 折原さん 「はい。飲食業に携わりたいと考えていました。この業界に長くいましたので、ノウハウは持っていました。それに自分が観光客としてここに来ていた頃、食事をするところを探すのに結構苦労しました。冬季休業してしまうお店も多いですし。ですので、ランチ難民を出さない地域にしたいとも考えました。」 ご自身の経験からこの地を選び、ご自身の経験から食堂のスタイルを決めました。 言ってみれば、約9年間のモニター結果から考えられた形ということになります。 まさにスーパーバイザーとしてのご経験が活きています。 ↑ホタテ漆喰を塗り、リノベした壁 TSUDOUへの想い さて、取材に伺った時はまだ店内が未完成の状態でした。 私ならきっと、あまりお客様には見せたくないと思う店内の姿がそこにはありました。 例えば壁。 ホタテ漆喰で塗られていましたが、まだ塗り残した面が多くあります。 テーブルも作成途中でした。 その理由の一つには、企画が採択されてからOPENまでの準備期間が1ヶ月そこそこだったということがあります。 でも折原さんは動じていませんでした。 “ TSUDOU “という場が徐々に変化していく姿も楽しんでほしいという想いがあったからです。 こちらのロゴマークをご覧ください。 とても余白の多い、シンプルすぎるように見えるデザインです。 でも、ちゃんと意味がありました。 「デザインの余白は、ここに集う人々が自由に描いてほしいと思っています。 地域の方はもちろん、観光で訪れた方にも、パブリックの場として誰もが気軽に入られる場でありたいですし、それぞれの想いを大切にしたいと考えています。 そのための入り口として『食堂』という形をとっています。 既住者であっても移住者であっても、子どもであっても高齢者であっても全ての垣根を取り払って融和していく中で、新しいアイディアや交流が生まれ、情報発信基地となり、結果として町に貢献できたら嬉しいです。」 と、折原さん。 ↑水の駅の入り口には車椅子も用意されています ↑いつも人がいる安心感を感じていただくために、施設内が見渡せる位置にテーブルを配置しています。とても開放的な雰囲気。 ↑大きなガラス戸の向こうには洞爺湖がいつも見えます 誰もが構えることなく入ることができる、親しみやすさと安心感がここにはありました。 きっと、“ 目の前に洞爺湖 “ というロケーションも手伝っていることでしょう。 「まずは水の駅をを含めて洞爺地区を盛り上げていきたいです。そのためにも、地域住民・役場・洞爺まちづくり観光協会・洞爺湖町商工会議所・地域の商店などとしっかりタッグを組みたいと考えています。そして、ゆくゆくは洞爺地区だけでなく虻田や温泉も含めて洞爺湖町の活性化に貢献していきたいと思っています。」 ご自身が観光客としてここに訪れていた時、地域の人々に温かく迎えていただいた恩返しをしたいとも話されていました。 食堂のこと ところで、食堂のお話。 筆者 「メニュー構成を教えていただけますか?」 折原さん 「メニューについては奇をてらったものは一つもありません。コンセプトは『洞爺の野菜と丼めし』です。食材については、野菜は洞爺産、肉は伊達の大矢ミートさん、鶏肉は伊達のめぐみ鶏を使用しています。将来的には、洞爺産野菜を使ったサラダプレートや、洞爺湖産のワカサギやヒメマスを使った料理も提供したいと考えています。」 ↑どれも馴染み深いメニュー構成です。メニューを見て料理をイメージできることは大切ですね。 最後に〜 お話を伺っていて筆者が気づいたこと。 それは〜 折原さんは、とてもフレキシブルな考え方をお持ちの方だということでした。 良い意味で頑固ではない方。 そして、全てにおいて『人』という存在を強く意識しておられる方でした。 “ TSUDOU “ という場から生まれる『何か』に大きな期待を寄せつつ、ロゴマークの余白が、訪れる人々の想いで彩られていく未来が楽しみになった筆者でした。 ―TSUDOU 情報― 場 所 洞爺水の駅内 営業日 ・5月中は不定営業 ・4~10月末 10:00~17:00 ・11~3月末 10:00~16:00 定休日 毎月第3木曜日(不定休あり) 詳細はinstagramをご覧ください。 https://instagram.com/toya.tsudou?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Rietty
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旅するイタリアンレストランを目指して☆ 〜洞爺湖 Lagorto ファンキーコンビは今日もいく〜
左側は代表の木村香葉子さん。 伊達市ご出身。 東日本フェリーの船内で6~7年勤めたのち、派遣バイトを始め各地を転々としていました。 ある時はキロロで、またある時は礼文島で、そんな時、所属していた派遣会社を通して右側の利光優子さんと知り合いました。 そして真狩の佐伯農園さんで働いたことが、その後の二人を決定づけることになりました。 優子さんは愛知県のご出身。 29歳でホテル調理の仕事を始め、イタリアンやフレンチの修行を積みました。 育った場所も経歴も違う二人。 この二人を今に繋げたのは、佐伯農園さんが経営する『Pomme ポム』というファームレストランでした。 シェフを探していた佐伯さんに優子さんを紹介したのが香葉子さんだったのです。 そして優子さんは即断して北海道にやってきました。 裏の思いとして、あるメリットを感じたからでした ということで。 今回は洞爺湖温泉に2021年6月 カジュアルなイタリアンレストラン『Lagorto』をOPENされた香葉子さんと優子さんを尋ねました。 仕込み時間という短い時間をいただいた取材だったため、実は事前にお二人の人となりがなんとなく分かる写真のご提供をお願いしていました。 すると届いた写真がこちら〜。 むむむ〜! なんてファンキーな!! 今となってはどの人がお二人なのか分かりませんが、このイカした面々のうちのお二人がのちのLagortoコンビなのでした。 なるほど〜! これが裏のメリットか〜!! 筆者はライター・ガイドの他にもスキーインストラクターをしているのでイメージできるのですが、ちょうど彼女たちの世代の方々は、いわゆるリゾートバイトなどをしながら冬山に籠り、リフト券貸与の恩恵を受けながら、スキーやスノーボードをしまくる!という生活をする方が当時は多かったのです。 現在若い世代の方にはあまり見かけないワーク&ライフスタイルです。 これまで様々なジャンルの方を取材させていただきましたが、実はコロナ禍に新たな道を開拓された方が多いです。 そして成功されている。 それは決して火事場の馬鹿力ではなく、自分の生き方をしっかりと見つめ直し、コロナ禍をチャンスと見ることができた方々でした。 何を食べても美味しいとすぐに話題となった『Lagorot』では、顧客の7割が地元の方だそうです。 わずか2年余りで地域に根付くのは素晴らしいことです。 きっとそれだけ、おふたりの店への想いが強いということなのでしょうね。 ところで、店名『Lagorto』の意味を訊ねました。 なるほど、『洞爺湖を望む坂の途中にある菜園のようなレストラン』ということですね。 こちらはメニューのごく一部です。 Lagortoさんのメニューラインナップは、基本、お酒のつまみにもなるものが多いです。 それなのに、実は違いの分かるお子様にも人気なのだとか? パスタの具にご注目。 真狩佐伯農園さんとのつながりがあるからこその、ふんだんに使われた百合根! これ、都会で食べたらとんでもないお値段になります^^; なるほど。 『旅するイタリアン』というわけですね〜。 旅先では楽しく遊んだり、飲み歩いたりもしつつ、料理はガチで本物を提供する。 やっぱりファンキー! カッコいい!と思います。 めっちゃ喧嘩をするとは言いながらも、「二人でやりたいです!」とキッパリと話してくれました。 洞爺湖の『Lagorto』で食べるイタリアンはもちろん美味しいけれど、ふらりと出かけた旅先で、お二人に会えたら嬉しいなあ〜と思った筆者でした。 ―Lagorto情報― ・代表 木村香葉子 ・シェフ 利光優子 ・北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉54秋田ビル1F ・詳細はFBまたはInstagramよりご覧ください
Rietty
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