「年をとったら、なるべく女房との接触時間を少なくすることが、夫婦円満の秘訣」と大先輩から教わり、それをズーと守って来た私である。
だから緊急事態宣言が発出されたからといって、その禁を破るわけにはいかない。そしていつものように、午前中に家を出ることになる。


隅田川の上流から水上バイクが群れを成してやって来た。


家を出る前に天気を見る為に、いつも窓から外を見る。
気候が良くなったせいか、隅田川の上流から水上バイクの集団が来るのが見えた。かなりのスピードで走っているので、大きく水しぶきが上がっている。

隅田川が綺麗になったといっても、水しぶきを浴びれば臭いのでは?
コロナの3密は避けられるが、別の病気にならないか?


浅草へ向かう定期観光船が通過して行った。


隅田川の向こう側は、以前の築地場内市場である。
現在は豊洲に市場が移転したので広場となっているが、この日は大量の車が駐車しているのが見えた。みんな同じ車なので、オリンピックで使用する車ではないかと思う。

着々とオリンピックの準備が進んでいるようだが、肝心のコロナの終息が見えない。夜になると90度右方向に見えるオリンピック委員会が入居しているビルの灯が、いつまでも点いている。毎日、夜遅くまで会議をしているのだろうか?


築地場内市場跡の空き地に同じ車が勢ぞろいしていた。


緊急事態宣言が出されてから、私の行く場所が減ってしまった。
いつもなら良く行っていた映画館と図書館が休みとなってしまい、私は困った。
映画館はみんな同じ方向を向いて座り、静かに黙って映画を見る。

しかも座席は1つおきとなっているが、殆どの場合、30~40%くらいの観客である。これではコロナに罹りようが無いのに閉館とは?。


「クララとお日さま」・・・★


図書館は予約した本が用意されると、メールで知らせて来る。
前に借りた本が読み終っていれば、それを持って図書館に行く。
そして壁にある返却の穴に本を滑り落とす。

新たに借りる本は別室で自分のカードをセンサーに当てると、棚の番号が印刷されてメモが出て来る。それに従って本棚か本を出して、またセンサーに本とカードを当てれば借り出せる。全く誰とも話をすることは無い。なぜこれで閉館なのだ!


「汚れた指」、「悪魔の目」・・・★★★


1年以上もコロナ騒動が続いているので、苛立っている人が増えた。
些細なことで怒鳴るオヤジ、なんでもクレームを付けるオヤジ。
・・・と書いて、私は怒鳴ったりはしないが、クレームは付ける。

でも穏やかにだ。しかし面と向かってはクレームは付けない。
相手も嫌な思いをするだろうし、自分も気分が悪くなるからだ。
だから家に帰ってから感情を抑えて、メールで問い合わせの形でクレームを付ける。


緊急事態宣言中でも、隣ではタワーマンションの建設が続いている。


政府の分科会などに属していない感染症の専門家がいる。
そいう人がネットで情報発信をしているが、どうもその人達の言っていることの方が正しいのではないかと思っている。

テレビに出ている専門家と称する人を、私は信用していない。
更に専門家でもない元スポーツ選手などの、コロナのコメントは聞きたくない。
でも「不要不急の外出自粛」と言われると、テレビを見てしまう。


夕暮れになると東京タワーに灯がともる。しかし今は午後8時で消灯となる。


(おまけの話)
今回の緊急事態宣言で東京都は色々な業界に休業等の協力を要請している。
無観客での営業を認めた中に「遊園地」、「テーマパーク」があった。
これはどう理解したら良いのだろう?

遊園地とテーマパークがオープンしていても、お客は誰も入れない。
それでも営業する意味が分からないし、私の知らない特別なものがあるのだろうか?


狭い場所が大好きなペッパー。


私は酒を飲まないので、酒飲みの気持ちは分からない。
でもバー、キャバレー、スナック、ナイトクラブなどに休業要請を出した。
酒を提供しなければ、午後8時までの営業が認められている。

でもこれらの業種で酒を出さないで、なにを出して営業するのだろう?
役人が決めることって、可笑しいやら面白いやら・・・。


テレビに鳥が出て来ると、夢中になって見るポアン。


東京都が休業要請をするからには、各店舗に補償金が支払われる。
中小企業は売り上げに応じて、その金額が月間68万円~600万円だそうだ。
小さな店は確定申告をしていなかったり、していても売り上げを少なく申告しているケースが多いと思われる。

その時になって「本当はもっと多いので、補償金を上げてくれ」と言っても遅い。その一方でデパートが1日当り20万円を補償されてもほとんど役に立たない。
それよりも倒産しても、なにも補償が無いのが気の毒だ。


乾燥機で終った暖かい洗濯ものが大好きな2匹。


伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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