東京に3回目の「緊急事態宣言」が発出された。期限は4月25日から5月11日までである。私はこの「発出」という言葉に、どうも馴染めないのである。
言葉から受ける感じは、「北朝鮮がミサイルを発射した」みたいな感じを受ける。現在の「まん延防止等重点措置」は5月11日までが期限なのだから、途中で変えるべきではないと思う。


2年前のゴールデンウィーク中の銀座通り。


私にとっては「まん延防止等重点措置」も「緊急事態宣言」も同じで、どこが違うかよく分からない。どちらであっても、マスクをして外出をする。
人混みには行かない。店に入る時は、手指の消毒をする。公衆トイレは使わない。

家に戻ったら手洗いをし、着替えをする。
幸いにこれを1年以上も続けているが、コロナに感染していない。


2年前の「柳まつり」


ところでこんな生活に慣れてしまったが、1年前と2年前はどうしていたかを調べた。先ずは古い手帳を引っ張り出して、「ゴールデンウィークに何をしていたか?」を確認した。
昨年の手帳には、東京都の毎日のコロナ感染者数が記帳してあった。

ゴールデンウィーク中の感染者数は4月29日(47人)、30日(46人)、5月1日(165人)、2日(160人)、3日(91人)、4日(87人)、5日(58人)、6日(38人)となっていた。


2年前の令和元年5月1日の皇居前広場


今から思えば、全く大した人数ではない。
それなのに、殆どの行事は中止となり、銀座通りからは人が消えた。
あの頃はまだ新型コロナウィルスのことが良く分かっていなかったので、みんな恐れていたのであろう。
現在ではあの頃の感染者数から考えたら、1桁上なのにみんな普通に行動している。


令和元年5月4日の一般参賀の皇族のみなさま


小池都知事が「緊急事態宣言」の発出を政府に望み、それが実現したら何が変わるのか?
飲食業、デパート、映画館、テーマパークなどが狙い撃ちにされているが、そこが発生源という根拠はあるのだろうか?

小池都知事は「エッセンシャル・ワーカー以外は東京に来ないでくれ!」と言っていたが、その英語が分からない人もいると思う。もういい加減に英語で言うのは止めたらどうか? 全ての人に理解してもらいたいなら、日本語で言うべきだ!


1年前のゴールデンウィークの銀座通りは人がいない。


2年前のゴールデン・ウィークには「何をしていたか?」を手帳で見た。
色々なことが書いてあるが、最大の話題は「5月1日から令和元年が始まった」ことだった。4日に私は皇居に、「令和」最初の一般参賀に行っていた。

連休中にバンクシーの絵らしきものが都庁で公開されて、それも見に行っていた。ベトナムの日本語学校の先生に頼まれて、令和の文字の入った記念品を買いにも行った。
それらはもう遠い昔話のような気がしている。


マスク不足で「飛ぶナメクジを除去します」なんて、いい加減なものが売られていた。


たった2年前はあんなにお目出度いことが起きていたのに、1年前からもう1年間も自粛を続けさせられている。「自由」とは、ありがたいものだ」とコロナに教えてもらった。

それにしても専門家と称する人達は、いい加減に科学的なエビデンスの下で「なにが感染源なのか?」を示して欲しい。「人流」なんて大雑把なものでなく、もっと具体的な感染源を教えて欲しい。
そうすればみんなそれを避けるから、コロナ騒動も終息すると思うのだが・・。


1年前の浅草仲見世通りは店が閉まり、人がいない。


(おまけの話)
中央区の「区報」に、ワクチン接種の案内が載っていた。
今回は85歳以上の人が対象のようで、4月23日に接種券を発送し26日から接種の予約を受け付けている。

ニュースによると八王子市では希望人数に対してワクチンの量が少なかったので、予約を巡って騒ぎが起きたようだが中央区では上手にやって欲しい。私の順番はその次になりそうだが、果たしていつになるか?
それまではコロナに罹らないように、いま以上に注意しよう。


我が家から見える船着き場には、昨年は屋形船がいない。


ロサンゼルスに住む親戚が、2回目のワクチン接種の話を送って来た。
【去年
3月からの自粛生活からやっと解放されかかっています。接種2回後の友人と会うことができるようになりましたが、まだマスクは常用しています。先日Huntington Gardensに行きましたが、予約制で人数制限、入園時には体温測定、そしてマスク着用が義務付けられています。アメリカのワクチン接種は2回目の接種終了者が国民全体の23.5%1回だけの終了者が37.6%になりました】


今では50枚100円もあるマスクが、4400円で売られていた。


政府発行のStimulus Check (正式にはEconomic Impact Payment )ですが、去年5月に$1,200、今年1月に$600、先月末に$1,400 受け取りました。おもしろいのは、最初のが印刷された小切手が自宅に郵便配達で届き、2回目のは、Economic Impact Payment Cardというクレジットカードのようなプレペイドカードが自宅に郵便で届き、今回のは私の銀行口座に知らぬ間に振り込まれていました。どれも、事前に送りますよとかの通達はなくて突然です。2回目のはカードが届いたので、よくある偽のカードを使ってのマーケティングだ、怪しい、と思って捨ててしまった人も多いと銀行員から聞きました】。


アメリカでは全国民に1200ドルの小切手が送られた。DONALD J. TRUMPの名前が見える。


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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