雨上がりの土曜日で天気が良かったので、花菖蒲を見に行くことにした。
以前にマンションのデジカメクラブの撮影会で、川沿いの菖蒲園に行ったことを思い出した。なんとなく、あれは「堀切菖蒲園だった」と思っていた。

前回はメンバーの車に乗せてもらったので、場所も詳しく分からなかった。
ネットで「堀切」を検索したら、京成電車で行けることが分かった。



河川敷は両岸とも野球場だった。


そこで都バスの東京スカイツリー駅で降りて、そこから電車に乗った。
4駅目の「堀切駅」で降りて、川の方に向かった。
以前来た時のことを覚えていたのだが、大きな川の河川敷に菖蒲園はあったはずだ。

ところが河川敷に出たら、野球場しかない。
近くの駐車場管理のオジサンに『堀切菖蒲園はどう行くのですか?』聞いたら、『あの大きな橋を渡った向こう側だ』と教えてくれた。



ここには200種、6000本の花菖蒲が植えてある。


かなりの距離を歩いて川の反対側に行き、河川敷に降りた。でもそこも野球場ばかりである。少し先の駐車場管理のオジサンに聞いた。『堀切菖蒲園はどこですか?』。
オジサンは川から離れていく場所を示した。なんだか変だと思った。

ここで気が付いて、スマホのナビを使うことにした。
ナビの案内は住宅街に入って行く。
「ナビが壊れている」と思いながらも案内に従って歩いて行ったら、突然、目の前に菖蒲園が現れた。



花菖蒲はいまが見頃で、とても綺麗だった。


私は驚いた。入口の係員に聞いてみた。『ここへは最近、引っ越したのですか?』。
係員『いや、最初からここです』
ここでやっと気が付いた。以前に来たことがあるのは、違う菖蒲園だったのである。


堀切菖蒲園は住宅地の中の2500坪ばかりの、あまり大きくない菖蒲園だった。
それでも大勢の見物客が来ていて、少し「密」になっていた。



園内には小川も作られていた。


疲れ果てて家に戻り、デジカメクラブの友人にメールで問い合わせた。
『以前に行ったことがある菖蒲園の名前はなんですか?』
その答えは『小岩菖蒲園です』だった。
私が行ったのが葛飾区の堀切菖蒲園なので、東武鉄道伊勢崎線の「堀切菖蒲園」下車なら近かった。

それなのに私は足立区の、京成電鉄本線「堀切駅」で下車したのだった。
しかも堀切菖蒲園は荒川に近く、以前に行った小岩菖蒲園は江戸川河川敷で、まるで違う場所だった。 ボケが段々と酷くなっている。



花菖蒲が200種類もあると、かなり見応えがある。


(おまけの話)
旧古河庭園のバラが見頃を迎えたというニュースを見た。
花菖蒲の時は大失敗をしたので、今回は慎重に調べてから行くことにした。
場所は北区なので、少し遠い。

JR駒込駅からコミュニティバスの「王子・駒込ルート」に乗って、「旧古河庭園」で下車すれば目の前だろうと思う。ここはまだ行ったことは無いが、ウォーキングで前を通ったことがあるから大丈夫だ。



旧古河邸の裏庭がバラ園になっている。


最近の公園はコロナ対策で、殆どの場所が予約制となっている。
そこで私は天気予報を見ながら、9日(水)を予約した。
この日はコロナワクチンの第1回目の接種の日なので、それが終ったらそのまま向かう予定にした。
最初から「ワクチンで具合が悪くなることは無い」と、自分だけで決めていた。



イングリッシュ・ガーデンの造りとなっている庭。


旧古河庭園に着いたら、見学者はあまりいない。
ここも当日の予約に空きがあり、入口で申し込めば入園できた。
シニア料金は半額なので、70円を支払って庭園内に入る。
先ず目に付くのが、古い立派な洋館である。

館内も見学できると分かり、中に入ろうとしたら入口で「見学料は400円」だと言われた。庭園内に70円で入った私は、なんだかすごく高いような気がしたのである。



どこかで見たことがあると思ったら、旧鳩山邸に似ている。


館内はさすがに古河財閥の家らしく、古いが贅を尽くした豪華な造りだった。
窓から見えるバラ園も素晴らしい。
外に出て、バラ園を見る。いわゆるイングリッシュ・ガーデンの造りである。

その奥には和風の池もあり、和洋折衷の家だった。
洋館の前にはキッチンカーがいて、バラのアイスクリームを売っていたのが興覚めだった。



バラは思ったより、数が少なかった。


帰りは歩いて都電「荒川線」の「滝野川一丁目駅」に出て、そこから「庚申塚駅」まで都電に乗った。
巣鴨地蔵通りの高岩寺の「洗い地蔵」に誰もいない光景を始めてみた。
その先の食堂「伊勢屋」に入り、氷あずきを食べた。

その店の店員に「この店はもっと奥行きがありませんでしたか?」と聞いたら、「それは少し手前の店で、もう閉めました」と言っていた。大きな店だったが、コロナにやられたのだろう。
「おばあちゃんの原宿」もコロナと30度を越す暑さにやられて、通りは閑散としていた。



巣鴨地蔵通りの「伊勢屋」で食べた「氷あずき(590円)


伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

アクセス総数:1,395,770

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

コメント

コメントを書く
お名前 必須

名前を入力してください。

メールアドレス
(表示されません)

正しいメールアドレスを入力してください。

コメント必須

コメントを入力してください。

コメントに不適切な言葉が含まれています

パスワード必須

パスワードを入力してください。

パスワードは半角小文字英数字で入力してください。

Cookie

心の伊達市民 第一号からの関連記事

伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

アクセス総数:1,395,770

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

心の伊達市民 第一号のよく読まれている記事(直近期間)

心の伊達市民 第一号のカテゴリー

心の伊達市民 第一号のハッシュタグ

心の伊達市民 第一号のアーカイブ