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じもとブロガー
心の伊達市民 第一号
ヨーロッパの有名ブランドの「HERMES」では、毎月土日に銀座メゾンエルメスでフランス映画を無料で公開している。私は数年前から予約して見に行っているが、最近は人気が出て来て、なかなか予約が取れなくなった。そんな時は当日の11時少し前に現地に行くと、空きが出た場合は入場できる。私は今回も含めて、2回続けて入場できた。
今回の映画は「カニングハム」で、20世紀を代表するダンスの振付師「マース・カニングハム」のドキュメンタリー映画だった。彼のダンスは前衛的で、私には分からない。
隣の男性は、最初から最後まで寝ていたくらいだ。
映画は10階で行われるが、9階と8階はアート作品の展示を行っている。
今回はいつもと少し企画が違ったので、エルメスからの紹介文を載せる。
『銀座メゾンエルメス フォーラムでは、自然素材にまつわるスキルの伝承、拡張、知識の共有を目指すプログラム「スキル・アカデミー」の活動の一環として、夏のオープンクラス「土に学ぶ、五感で考える」成果発表が始まりました]』
『本展は、今年3月に開催した中高生向けワークショップで得たさまざまな「土」との出会いを入口として、土にまつわる学際的なスキルを広くみなさまと共有し、学び、考える場となることを目指す、初めての取り組みとなります』。
『土は地球が生まれ、大地がまだ海の中にいた頃からの記憶を持つ。人間の一生を遥かに越えた時間を宿す素材であり、太古から動物・植物・土壌生物・微生物など、あらゆる生物の棲み処として、その生命を育む場となって来ました。人間以外の生物、あるいは地質学的スケールで土の時間といった、死や眠りを超えて後世へ遺され、再生』
『し続ける土について、五感で体験し、味わう、会期を通して変化する学びの場をみなさんとともに作っていきます』などと長い説明文が続く。
なんだか難しい解説だが、アートはそれぞれが「見て感じれば良い」と私は思っている。
外へ出たら、この日は気温が31度で、歩いて行くには少し楽だった。
エルメスのビルは、外壁がガラスブロックで作られている。
あまり私の好みではないが、ところどころに切り絵のようなはめ込み場所がある。
その裏に作品の隙間を通して、商品が見えるのがニクイ。
ビルに沿って、いつも買い物客が並んでいる。店内の入場制限をしているからだ。
並んでいるのは、どうやら中国人のようだ。本国と違いニセモノの心配が無いから、並んでいるのだろうか? 或いは転売か?
(おまけの話)
晴海通りを銀座4丁目に向かうと、交差点の手前に和菓子屋の「あけぼの」がある。
ここも外国人観光客に人気のようで、いつも人だかりがしている。
この日の私は彼等の背中越しに、店頭を覗いてみた。
するとそこには「シャインマスカット大福」が山積みになっていた。
大福の中にシャインマスカットが丸々1個、入っているらしい。
値段は1個432円だが、私はあまり食べたいとは思わなかった。
家を出てから、ここまで私は全くお金を使っていない。
都バスはシルバーパス、エルメスは映画もアートも無料、シャインマスカットは見ただけである。銀座通りは土曜日で、歩行者天国になっていた。
大勢の人達が思い思いに散策しているが、なぜか歩道を歩く人が多い。
日曜日ではないので、歩行者天国にテーブルと椅子が置いてなかった。
それとも最近になり止めたのかもしれないが、しばらく休日に来ていないので分からない。
時間は午後1時を回っていたので、ランチにする。
銀座4丁目近くには「うどん屋」が無いので、昭和通りまで行ってしばらくぶりに日高屋に入る。テーブルにはタブレットが備え付けられていて、自分で画面から注文する。
冷房が効いていたので、温かい「野菜たっぷりタンメン・麺少な目」を注文した。
しばらくして料理を運んで来たのは、アジア系の男だった。
私の横にはインド人家族5人がいて、レバ野菜炒めを食べていた。
もう東京都心は末端まで国際社会になっている。
晴海通りを築地方面に向かって歩いた。
歌舞伎座の向かい側に来た時に、道路の植え込みにアジサイの花が咲いていた。
「もうアジサイの季節は終っているのになー」と思った。
銀座4丁目の「アナベル」は、すでに枯れて茶色になっている。
ここのアジサイは、私の記憶では「白」だったはずだ。
どうやらタマアジサイは茶色に枯れる前には、花が白から緑色になるようだ。
その先の信号を渡ると、道路の両側は築地川公園である。
公園の下は首都高速道路になっている。
右側の公園は小さいが、お休み処では上からミストを噴射している。
でも誰も休んでいない。日影も無いので、暑い日には休めないからだ。
公園を横目で見ながら先に進む。私の目的地は、その先にある東銀座のナチュラル・ローソンである。
この店は奥にイートイン・コーナーがあるので、たまに入ることがある。
家に帰るには少し早いので、ここでお茶をする計画だ。
コーヒーと大きなツインシューを買ったら、258円だった。
奥の席で持参した分厚い本の、「イーロン・マスク」を読む。
そして一休みしてから、向かい側から都バスに乗って家に帰った。
この日は銀座でゆっくりと半日を過ごし、使ったお金は818円だった。
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伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
アクセス総数:1,420,214
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
引用元:洞爺湖周辺地域マガジン「むしゃなび」
https://mushanavi.com/author/jiyujin/blog2/life/entry-22960.html
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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銀ブラして、はいお勘定、合計で818円なり!