心の伊達市民 第一号

正月は困る

ブログ閉鎖中の話題(2015年1月4日)

正月というのはリタイアした者には辛い。
もともとが「毎日が日曜日」なのだから、正月が来ると勤労者の迷惑にならないようにと家で小さくなっていないといけないので、身の置き所が無くなる。


中央区役所の一階に飾られた私の作品「歌舞伎座に雪が降る」。



私が結婚した時は元旦には和服を着て、懐石膳を前にしてお屠蘇を少し口にして、
その後、女房に向かって今年の方針などを話した。
こんなことは結婚する前はしたことが無かったのだが、女房の実家では恒例行事だった
そうで、女房によって我が家にも導入されたのである。


松竹賞の賞状。ラーちゃんは馬鹿にして賞状の上で寝ている。



今年の方針なんて言われても会社じゃないのだから、私は困った。
それでも何か言わなきゃならないので、「今年こそは家族で海外旅行に行く」などといい加減なことを言っておいた。


松竹賞の賞品の歌舞伎座のお土産の数々。総額1万円弱。



そんな恒例行事もいつの間にか取り止めになった。
その理由は私の「今年の方針」が守られたことが無いからだ。
なにしろ私がお節料理が好きではなく、2日目の朝からはパン食になってしまう。
これでは「正しい日本の正月の迎え方」は出来ない。


浮世絵の割り箸セット



でも、正月行事の中で、初詣は今でも行っている。
自分には特に願い事は無いので、いつも家族の健康を願っている。

いつの頃からか、商売人は元旦しか休まなくなった。
今では元旦にも開いているスーパーなどが出てきたし、コンビには365日やっている。これでは正月気分が出るはずがない。


ミニ羽子板。



日本に来ているベトナム人実習生は、日本の正月を楽しんでいるだろうか?
実習生から来たメールには「12月27日から1月5日まで休みです。連休ですがどこにも行きません。旅行に行けばお金がかかりますから。でも3年目にN1を合格したら、ぜひ東京に行きたいです。先生と一緒に遊びに行くつもりです」と書いてあった。

(注)「N1」というのは世界共通の日本語能力試験の最高位である。


助六スヌーピー。



ベトナム人実習生達は1年目の給料は日本へ来る時の借金返済、2年目と3年目で相当の貯金をする。だからせっかく日本に来たのに、日本を知らずに帰国する。

私はそれを「もったいない」と忠告するのだが、なかなか理解してもらえない。
そこで私から「東京通信」というブログを送信して、正しい日本の紹介をしている。
また、1月には名古屋、2月には石川県に実習生を訪ねることを決めている。


ラーちゃんと賞品。どうしても賞状の上から離れない。



(おまけの話)
私の写真が中央区観光写真コンクールに入選し、12月24日に表彰式があった。
中央区役所の会場に着くと席が決められていて、私は前から2列目だった。
午後3時からの式典は29名の入選者と観光協会、協賛スポンサーが参列して始まった。


歌舞伎座地下一階のお土産売り場。



表彰は「推薦」、「特選」、「入選」の順で行われ、最後にその他の賞がある。
推薦は2名、特選は3名、入選は12名、その他が12名となっている。
上から順に表彰されて、賞状、トロフィー、賞品、賞金が渡される。


入賞作品の本も作られている。3冊贈呈された。



私は入選で上から6番目の表彰だが、私の番になったらトロフィーと賞金が無かった。
どうやら上位5位までに入らないと賞金は無いようだ。
でも、私の賞品は歌舞伎座のお土産詰め合わせだった。

私は松竹賞なので、もしかしたら歌舞伎座のチケットをもらえるかと思っていた。
家族は私が表彰式に行く前に、「そんなものくれるはずがない。そういうのを捕らぬ狸の皮算用というのよ!」と馬鹿にされていたが、その通りだった。(ガックリ!)


作品募集のチラシ。

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    毎朝「心の伊達市民」君からのブログへコメントを記すことを日課とするようになった。心のままに書くのであるから、どうしても文章が雑になってしまう。それでも仲間意識で許してもらっていた。 ところが昨日の例会で指摘された事で少しコメントへの取り組みのハードルが上がってしまった。当然の事ながらこの「心の伊達市民」君には他にも熱心な読者がいる。他の読者を意識するとコメントも大事に記さなければいけないと思うようになった。彼からのご指摘を鑑みてこれからのコメント力をあげるように頑張ろう!

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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