心の伊達市民 第一号

小さな話(16)

以前に「ブログのネタ切れで、4月からは簡素なものにする」と書いたが、幸いと言うべきか4月に話題が多く掲載し切れなかった。だから少し古い4月の話題を5月に掲載することもあり、写真が季節と違う風景の時も出て来た。

このブログは土曜日と祝日は「ブログ閉鎖中の話題」として、10年くらい前に一時休止していて未公開の記事を掲載している。10年前の記事を読むと、「あの頃は、あんなことをしていたのかー」とか、「あんなことを考えていたのかー」と懐かしく思い出す。
このブログが私の日記になっている。


 「和光」のショールーム(銀座4丁目)



【季節は巡る】
「マンネリだなー」と思いつつゴールデンウィークは行くところが無いので、昨年と同じ場所に行くことになる。毎年のことだが1月から12月まで、東京で行われるイベントは繰り返す。無くなってしまったイベントは思い出せないからか、無いように感じている。

季節も同じで、春になると桜が咲き、夏になると緑がいっぱいになり、秋になると紅葉が楽しめて、冬になると空っ風が吹き、たまに雪が降る。私のブログも毎年同じ場所に行き、同じことを書いている。
なんとか「目新しいことはないか?」と探しているが、なかなか見付からない。


   銀座マロニエ通りの「マロニエの花」(5月2日)



【ハッピー買い物券】
中央区は財政が豊かなので、毎年この時期になると「ハッピー買い物券」を発行する。
1万円を出すと、1万2500円に買い物券を発行してくれる。
この買い物券は中央区内の在住者と勤務者が対象で、区内のほとんどのお店で使える。

1人当たりの購入最高額は5万円で、プレミアムとして6万2500円分の買い物券がもらえるのである。希望者が多く、昨年は私は抽選に外れてしまった。
抽選発表は6月初めだが、果たして今年は当たるか?


 「ハッピー買い物券」のお知らせ



【なじゃもんじゃ】
中央区の「中央区観光協会特派員ブログ」に、『みゆき通りで「なじゃもんじゃ」が満開』と出ていた。なじゃもんじゃ」は聞いたことがあるが、今までに見たことは無かった。この花は寿命が短い。花が咲いてから10日くらいで散ってしまうから、なかなか見られないのである。

銀座4丁目から新橋方面に向かい1つ目の道「みゆき通り」を左に入ったら、左側の街路樹に白い糸のような花が咲いていた。これが「なんじゃもんじゃ」の花で、正式には「一葉(ひとつば)たご」といういう名の木である。

「なんじゃもんじゃ」という名のいわれを調べたら、現在の明治神宮外苑に変な花が咲く木があった。みんなが『この木はなんじゃ?』と言っていたので、「なじゃもんじゃ」になったという嘘のような本当の話だった。


「なんじゃもんじゃ」の花(5月2日)



【HERMESの無料映画】
毎月1回、銀座の「HERMES」の10階にある「LE STUDIO」で、無料映画を上映している。最近は人気が出て来て、なかなか予約が取り難くなった。
午前10時から予約開始なので、PCの時計が10時になると同時に申し込む。

5月の上映映画は2018年公開の、ドイツ映画「希望の灯り」だった。
物語は「ヨハン・シュトラウスのワルツに合わせてスーパーマーケットの巨大倉庫をフォークリフトが踊るように走り回る。作業員たちは昼夜を問わずハンドルを握り、果てしなく続く通路を行きかう。そこで織りなす人間模様」である。


 HERMESの映画「希望の灯り」★★★



【ゴールデンウィークのイベント】
今年のゴールデンウィークは4月30日、5月1日、2日の3日間で有給休暇を取れば11連休となる。そんなに長く休んで、その間に掛るお金は大丈夫か?と、他人事ながら心配になる。多くの人は働いていればお金が掛からないので、長期の休みは困っていないか?

困っているのは実は私で「毎日が日曜日」なのであるから、出先が混雑して困る。
ミッドタウン日比谷では「なにかやっているに違いない」と思い、エルメスの映画の後に行ってみた。

すると「Hibiya Festival 2025」というイベントで、4月25日から5月11日までは「Act Week」だった。ミュージカル、オペラ、バレイなどを広場で無料で見られるが、撮影禁止だった。


「Hibiya Festival 2025」



(おまけの話)【東京タワーの鯉のぼり】
我が家からは「東京タワー」が見えている。
夜になるとオレンジ色のライトが灯り、光景が一変する。時々、記念日やイベントでライトの色が変わる。

東京タワーが見えるから5月には「鯉のぼり」も見えるかと思い、双眼鏡を持ち出して覗いてみた。しかし「鯉のぼり」は下の方に飾られるので見えない。仕方ないので、現地に行ってみた。毎年のことでマンネリだが、それでも見に行った。


東京タワーの「鯉のぼり」



この日はゴールデンウィークの最後の日の5月6日だったが、朝から小雨が降っていた。
しかしその後の日は色々と予定があるので、雨の中を我慢して出掛けて行った。
「鯉のぼり」がいつまで飾ってあるか分からないので、行けるのはこの日しか無かった。都バスで「東京駅丸の内」へ出て、そこから東急バスで「東京タワー」で降りた。

「鯉のぼり」が見えて来たが、ほとんど見学者がいない。
天気が良ければ外国人観光客で溢れているのに、雨で旅行社が予定を変更したのかもしれない。例年なら画面に人の入らない写真は撮れないが、考えようによっては、この日はラッキーだったのかもしれない。 


 雨に濡れる「鯉のぼり」



気温が低く寒い。前日は初夏のような暑さで、気温も25度もあった。
「鯉のぼり」は雨に濡れてだらしなく、ロープから下がっている。
少しばかり風が吹いても、「鯉のぼり」は濡れた雨で重いので泳がない。
どうやっても良い写真にならないが、ふと後ろを見たら穴の開いた壁があった。

その穴から「鯉のぼり」が見える。そこから写真を撮ってみたら、少しはアート風になった。10枚ほどの写真を撮り、帰りは増上寺の中を通って大門駅から地下鉄「浅草線」に乗って家に帰った。


 壁の穴から見る「鯉のぼり」

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コメント

    ゴールデンウイーク(Y)

    ゴールデンウイーク(Y)

    連休中のゴールデンウイークのプールは行くところのない爺さん、バアサンのたまり場であります。会えば何時ものお馴染みの顔ぶれが揃っており、あいさつ代わりに「行くところがあるというのは幸せですね~」とお互いを慰め合う間柄を笑っているのです。毎度「プールの話」で申し訳ありませんが、私の毎日はプールを中心に回っております。安全装置付きの新車に乗り換えるのもプールへ通うためなのです。僅か1万円の会費で週に6日間行くところを確保できて、風呂にまで入ることが出来るとは何と幸せな事でしょう。

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伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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ジャンル
娯楽・趣味
アクセス総数
1,479,657回

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