心の伊達市民 第一号

自宅の窓から、豊洲に移転した築地場内市場の跡地が見える。
東京オリンピックの時は、関係者の送迎車の駐車場になっていた。
その後は新型コロナウィルスの公務員用ワクチチン接種会場に使われて、警察官などが接種の為に集団で来ているのが見えた。そしてしばらくは特に動きが無かった。


我が家の窓から築地市場跡地を見る


ところが最近になり工事用車両の出入りが激しくなり、砂利などが大量に運び込まれているようだった。
そこでネットで調べてみたら、跡地の再開発の計画が出ていた。
そこには『築地地区まちづくり事業とあり、国内外から人々が集う集客施設や交通インフラ拠点の整備、舟運ネットワークの整備などを盛り込む』とあった。
土地を事業者に70年間で貸し出すようで、完成時期は書いてないので私はその姿を見られるかどうか分からない。


跡地利用の再開発プラン


そこで家からブラブラと歩いて行き、跡地を近くから見ることにした。
築地大橋で隅田川を渡ると、右側が築地市場跡地である。
左側では相変わらず都道2号線の地下工事を行っている。
これは本来なら東京オリンピック前に完成のはずだったが、それを小池都知事が「豊洲市場は安全だが、安心ではない」と訳の分からないことを言い出して遅れてしまったのである。


築地大橋を渡ると右手が築地市場跡地


市場跡地を左側に見ながら、フェンスの横を歩いて行く。
左側を東京BRTの2連結車両のバスが通過して行く。
私は突き当りを市場跡地に沿って左折する。東京BRTは右折して、新橋方面に走り去って行った。

この道路は「新大橋通り」である。左側に朝日新聞本社、国立がん研究センター中央病院(通称・癌研)が見える。更に進むと直木賞の選考が行なわれる料亭「新喜楽」がある。


大量の土砂が積み上げられていた


料亭「新喜楽」の角の信号を右に曲がれば、そこは築地場外市場である。
最近はコロナが落ち着いて来たせいか、築地市場に来る観光客がとても増えた。
特に買い物をするのではなく場外市場をブラブラし、買い食いをするのである。

市場自体は豊洲に移ったしまったが、豊洲にはこのような場所は無い。
多少不衛生でも、ごちゃごちゃした細い路地が連なる築地は面白さがある。
鮮魚などの買い物は新しく建築された「築地魚河岸」という名のビルの中が良いと思う。


「直木賞」の選考が行なわれる料亭「新喜楽」


先ずは突き当りまで行き、波除神社にお参りする。
築地で商売をする人は、ほとんどがこの神社の氏子である。
鳥居をくぐると左右に獅子頭が飾ってある。右の獅子はお金歯、左の獅子はお歯黒である。

「二礼 二拍 一礼」でお参りしてから神社を出る。
その後に買い物がなければ、ブラブラと市場内を見て廻る。


波除神社にお参りする


うなぎ屋「はいばら」の前を通ったが、最近は昼飯は「うどん」か「ソバ」と決めているので店に入らない。その代りに時々、女房が1号店の方で「蒲焼」を買って来て、夕食に「うな重」を作ってくれる。
ここもご多分にもれず、値上がりしたそうだ。

築地市場に行った時に、私が立ち寄るのは「丸武」である。ここはタレントのテリー伊藤の実家で、私は串刺しの卵焼き(100円)を買って食べることが多い。私でさえ度々、ここへ来ても楽しいのだから、観光客が来るのも分かる。


「玉子焼き屋」の「丸武」も賑わい出した(100円)


(おまけの話)
【コロナ下の波除神社の祭り】
6月9日から12日まで波除神社の「夏越し大祭」の「つきじ獅子祭」が行われた。
このお祭りは360年間も続いている由緒正しい祭で、今年は3年に1度の本祭だった。

そこで私はご近所でもあるし、今年は雛人形の供養もお願いした縁もあるので写真を撮りに出掛けて行った。最終日の12日は「神幸祭」で、千貫宮神輿と天井大獅子の巡行があった。


宮出しの前に、波除神社の前に集合した氏子たち。


晴海通りから波除神社へ向かう道の両側には、多くの屋台が出ていた。
やはり祭には屋台が付きものであり、それが祭を盛り上げる。
午前9時5分に「宮出し」が行なわれるので、その時間に合わせて現地に行った。

すでに大勢の人達が来ていて、神輿も大獅子も勢揃いしていた。
神主が祝詞をあげて、神輿の行幸が始まった。


宮出しの行事で神主が祝詞を上げる時に、頭を垂れる氏子達。


しかし鉄砲洲神社でも見たように、氏子たちはマスクをして神輿は台車に乗せて引っ張って行く。
神輿の乗った台車は静々と進んで行く。祭に付きものの「わっしょい」の掛け声も無い。これから宮入の午後4時35分まで、築地の町内を巡るのである。
祭の一行が築地場外市場の路地に入って行った。

祭があるのを知らない観光客が大勢来ている。外国人観光客も多く、しきりにスマホで撮影している。私は盛り上がりに欠けるので、残念な思いで家に戻った。
一日も早いコロナ終息を願わずにはいられない。


築地市場の路地を進む「お神輿」は台車の上で。


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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