心の伊達市民 第一号

暇を持て余し


朝起きて、その日に何もやることが無い日がある。
そんな時は、とても苦しい。雨降りなら、理由があるので出掛けなくても済む。
晴れていれば、仕方ないので「豊洲ぐるり公園」に行くことになる。

マンション1階のスーパー「マルエツ」で、稲荷寿司か助六寿司を買う。
デザートに「フルーツ・ゼリーと「プリン」を買う。


豊洲大橋の下から海の方向を見たところ。



気候の良い時は歩いて「豊洲ぐるり公園」まで行くが、約20分の距離である。
この夏は「危険な暑さ」なので東京BRTに乗って、豊洲市場まで行って少し戻る。
道路の左側では万葉倶楽部という会社が温浴棟と商業棟を、2024年2月1日開業予定で工事を急ピッチで行っている。

マンション前から東京BRTで築地市場まで4分、そこから歩いて5分で私の贔屓の場所「豊洲大橋下」の階段状の休憩所に着く。


 向かい側は「晴海埠頭客船ターミナル」の解体工事現場



海風が吹き付けて来る涼しい橋の下で、向かいを見ると「晴海埠頭客船ターミナル」の解体工事が佳境を迎えている。空はもう秋の色で、空が高く見える。
目の前の晴海運河を覗いてみたら、ボラの大群が泳いでいる。

時々、水の上に跳ね上がる。どこにいつ現れるか分からないので、次に出て来そうなところを狙ってカメラを構える。20枚撮影して、やっと1枚に写っていた。今回の写真はラッキーだった。


ボラが飛び上がった瞬間の写真



豊洲ぐるり公園の先端まで行ってみた。
ここがレインボー・ブリッジに一番近い場所である。
日の出桟橋の方向から、遊覧船がやって来る。反対方向から作業船がやって来る。
水上清掃船もウロウロしている。船を見ているだけも飽きない。時間つぶしには最高の場所である。


 レインボー・ブリッジを入れて「パノラマ」撮影。



先端にも階段状の休憩場所がある。
しかしこの公園は橋の下以外には、日影は無い。
週末や夏休みの時に大勢いた子供や家族連れも全くいない。
ジョギングする若い女性も、この暑さでは危険なので出て来ない。
私以外は誰もいない。


「豊洲ぐるり公園」の先端の休憩所



上空で音がするので見上げたら、ヘリコプターが東から西へ飛び去って行った。
誰もいなくても、音は常に聞こえる。公園の芝刈り機のエンジンの音。向かい側の解体用の重機の音。行き交う船のエンジンの音。かすかにレインボーブリッジを通過する車の音などである。その中で一番大きい音はヘリコプターである。


青空の中をヘリコプターが飛んで行った



暑さが堪らず、もと来た道を戻り築地大橋の下で休む。
そして持参した氷入りの水を飲む。これで一息付けたので、買って来た稲荷寿司を出して食べる。遠くで芝刈り作業していた2人も戻って来て、少し離れた場所で弁当を食べ出した。

珍しく目の前を人が通ったのでよく見たら外国人カップルで、多分、来た方向から判断して豊洲市場の見学の後だろう。最近になってここを歩く外国人を見るようになったが、なにかのガイドブックに載っているのかもしれない。


暑い中を遊歩道を歩く外国人カップル



(おまけの話)
帰りは東京BRTがあまり来ないので、歩いて家まで戻った。
すっかり汗ビッショリとなってしまったので、シャワーを浴びて部屋でクーラーを入れて昼寝をした。夕方になり窓から外を見たら。、夕陽が赤かった。
慌ててカメラを出して「パシャリ」。


窓から見たら、夕陽が赤かった。



東京都心上空を羽田空港に向かう飛行機が飛べるのは、午後6時までと決められている。しかも「南風」の時でないと、着陸には不向きのようだ。
離陸の時も南風が必要らしく、離陸した飛行機が我が家の窓から見えたことは無い。

午後5時30分頃からは、着陸する飛行機の数が増える。
一度に2機が飛んで来る時もあるが、一緒に着陸は出来ないが、どうするのか?


 空が更に赤くなった。 



今まで何度も夕陽の撮影をしているが、「どんな条件の時に、夕陽が赤くなるか?」が分からない。太陽が落ちてから、しばらくして赤くなる時もある。
『今日は行くそうだ!』と思ったら、雲が出て来てしまう時もある。

私の根拠の無い考えでは、「前日まで、或いは昼頃まで雨が降っていて、急に晴れた時」が狙い目ではないかと思っている。一番良い条件は「晴れていて、雲が無く、水蒸気が多くある時に赤くなる」ではないだろうか?


2機が同時飛行と、合成写真

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コメント

    暇人(Y)

    暇人(Y)

    昼寝が出来るのは暇人の特権である。スポーツリハビリーが終わり、ランチ休憩の後に図書館から借りた分厚い本を枕にフードコートのテーブルで独りウトウトと昼寝を貪ることが出来るのは暇老人の特権である。誰も咎める人もなく自由人の如くのんびりと時間の経過を楽しみ事が最近の楽しみになっている。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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アクセス総数
1,433,873回

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