ichioshi イチオシ情報
じもとブロガー
心の伊達市民 第一号
何で見たか忘れたが、「サトウの達人」というゲームのようなものが「日本科学未来館」に出来たと知った。どうやら常設館に新しく「ロボット・地球環境・老い」をテーマにした展示が出来たようだ。
若者が高齢者を理解する上での色々な展示があり、高齢者にも面白そうなので、早速、行ってみた。日本科学未来館は、今までにも何回も行っているお馴染みさんである。入場料は630円で、シニア割引は無い。
館内に入ると、すぐ左側に私の好きな場所がある。
そこはシンボルゾーンという名で、天井から大きな地球儀が吊り下げられている。床には寝そべることのできる椅子がなん脚も置いてあり、私はここに寝そべり、ボーといつまでも地球儀を眺めている。
地球儀は地図と雲が表示されていて、それが刻々と変って行く。
ここまでは無料で誰でも入れる。
寝そべる椅子の他に、何台かの特別な椅子もある。
それは寝そべると目の前に小さな画面があり、それを操作すると国際宇宙ステーション(ISS)の現在の位置が分かるようになっている。
しばらく寝そべった後に、エスカレーターで3階に上がる。そこで入場券をセンサーに当てて、いよいよ常設館に入る。
見学に来ているのは中学か高校の生徒達が多く、高齢者は見掛けない。
中に入ったら、右手に大きな「老」という文字が光っていた。
そこは「老いパーク」ゾーンで、私の目当ての「サトウの達人」があるはずだ。「サトウの・・・」と来ると、私の場合は「切り餅」と続いてしまう。
あんなに大きく「老」と書かないで欲しいと感じたのは、年寄りの僻みか?
このゾーンのパンフレットを開いたら、『老いるとどうなるか?、そもそも老いってなんだろう?。ここはだれもが老いと向き合える広場。遊んで、知って、感じてみると、きっと自分らしい老いとの付き合い方が見えて来る』と書いてあった。
もう1ページを開いて驚いた。紙面全体がボヤケている。老眼の体験らしい。老眼鏡で見ても、なにが書かれているか分からない。とりあえず私は最初に「サトウの達人」へ向かった。
『耳が老化すると高い音が聞こえ難くなります。ゲームを通して、聞こえの違いを体験してみましょう』とあった。そして画面に現れた女性が「サトウ」、「カトウ」、「アトウ」という3種類の名前を言う。自分が「サトウ」と聞こえた場合だけ、ボタンを押す。他の「カトウ」と「アトウ」はパスする。
答えが合っていると、画面に大きな〇が出る。間違えるとXである。「カトウ」でボタンを押してしまうと、Xとなる。しかし難しい。よく聞いても、全部が「サトウ」に聞こえてしまう。
10問に対して、私は6問だけ〇だった。これが標準に対してどうかは不明だった。次に私の後ろで待っていた女子中学生達が挑戦しているのを見ていたが、結構、間違えている。高齢者でなくても、これは難しいようだ。
このゾーンには他にはロボット・ペットとか、身体補助器具などがあったが、「サトウの達人」だけが私にはとても面白かった。
(おまけの話)
日本科学未来館に行くには、都バスで「勝どき駅前」から「東京ビッグサイト行き」に乗車する。これが問題で、常に外国人観光客がこの路線に大量に乗り込んで来るのである。
銀座4丁目の停留所は、やっと乗り場を3ヵ所に増やして、私が家に帰る時は楽になった。しかし時には「勝どき駅前」から、「東京ビッグサイト行き」に乗れないほど満員の時もある。
この日はなんとか乗れたが、乗客のほとんどが外国人だった。
運転手がなにかしゃべっている。よく聞いてみたら、英語だった。
『右に見えるのはレインボーブリッジです。左は豊洲です。帰りのバスは反対側になります』と、流ちょうに話しているのでビックリした。
そしてバスは「新豊洲駅前」に停まると、ほとんどの乗客は降りて行った。残ったのは3人だけだった。私は少し先の「かえつ学園西」の停留所で、「東京テレポート行き」の都バスに乗り換えた。
この路線はいつでもガラガラである。
ところがどうしたことか、この日は座ることはおろかギューギュー詰めであった。ほとんどがフィリピン人のようで、「お台場駅前」で全員が降りて行った。そして残ったのは、私を含めて2人だけだった。
帰りはお台場駅前から都バスに乗った。そして途中で乗り換えて、「新豊洲駅前」に着いたら、そこから外国人観光客が大挙して乗って来た。私の降りる「勝どき駅前」では、降りるのに苦労した。オーバーツーリズムをなんとかしてくれー!
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伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
引用元:洞爺湖周辺地域マガジン「むしゃなび」
https://mushanavi.com/author/jiyujin/blog2/see/entry-21395.html
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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老について正面から向き合った展示企画、いいですねー。老いに対する偏見、ひけ目、を軽減するのに、本人も周囲の人にも役立ちます。