(書き溜めておいて、アップするのを忘れたブログ)

築地のビルの2階で、1月27日に一日限りの「下町文化祭」が開催された。
パンフレットによると、伝統芸能鑑賞、伝統工芸体験、伝統文化体験、下町写真展、アートポスター展などがあるようだった。早速、築地まで行ってエスカレーターで2階の会場に上がると、そこで「すっぽんスープ」の振る舞いがあった。

その隣では尺八と三味線の合奏をやっている。イベントの規模が小さく期待したほどでないので1階に下りると、入口で芸者衆が勢揃いで写真撮影に応じていた。


 入口で芸者さんがお出迎え


築地から都バスに乗って、銀座4丁目で降りた。
信号を渡り和光の前に行ったら、若い女性がプラカードを持って立っていた。
そこには「手作りチョコレートで思いを伝えたい人 いませんか?」と書いてあった。
私は「何だろう?」と思い、近付いて聞いてみた。『個人的にやっているのですか?』。

すると彼女は『NHKテレビで毎週木曜日の午後7時57分から8時42分まで放送の「トリセツショー」です』と言った。するとディレクターのような男が現れた。きっと変なジジイが絡んでいると思ったのだろう。次の木曜日に、覚えていたら見てみよう。


 銀座4丁目交差点で。


和光のショーウィンドーが正月の「辰」から、新しいものに変った。
毎月1回程度、模様替えが行なわれるので、それを見るのが楽しみになっている。
1月末に「辰」から変わったディスプレイは、ロボットの手である。

「じょうろ」で水をやる、花束を受け取るなどのロボットが飾ってある。
これらが何を意味するのかは私には分からない。
相変わらず「アートは私には難解」である。


「和光」のショーウィンドー


銀座通りを京橋方面に向かった。
すると松屋デパートのショーウィンドーも、新しいものに変っていた。
説明文を読むと『紀州手毬は江戸時代に紀州地方(和歌山)で始まった伝統的な玩具で、美しい色使いや緻密な作りが評価され、技術や工芸品として高く評価されています。祝福や幸運を象徴するお祝いの場で贈られます』と書いてあった。


「松屋デパート」のショーウィンドー


銀座通りから、有楽町方面に行く路地を曲がる。
2本目を右に曲がると、そこには「澤井珈琲」という店がある。
私はここに朝食用のコーヒー豆を買いに行っている。

以前は築地本願寺の先の方の店に行っていたのだが、図書館が移転してしまい、ついでが無くなったので、こちらの店に行くようになった。豆を買うと、サービルで1杯分のドリップコーヒーと、コーヒーの香り袋をプレゼントされる。以前の店はなにもサービスが無かったので、こちらに替えて良かった。


 コーヒー豆「ブラジル」(澤井珈琲)


コーヒー豆を買ってから、有楽町方面に歩いて行った。
毎年2月14日はバレンタインデーであるが、不二家が以前からこの時期だけ「ハートチョコ」という商品を売り出している。ハート形のチョコレートにピーナツが入っていて、私の好物である。10枚入り1箱が918円である。

ところがである。昨年10月に有楽町のユニクロの地下にオープンしたOKストアに行ったら、同じものが25%引きの680円で売っていた。不二家銀座店とOKストアは、距離にして150メートルくらいである。私は2箱も買ってしまった。


不二家の「ハートチョコ」


OKストアから数寄屋橋交差点を右折して、「銀座ファイブ」の地下でランチにした。
食後に久し振りに「帝国ホテル」に行ってみた。
入口から入ったロビーには、真っ赤なバラが置かれている。

裏口から出ようとそちらに廻ったら、「フランク・ロイド・ライト100周年」の写真と資料が飾ってあった。帝国ホテル二代目日本館「ライト館」は昨年9月に開業100年を迎えたそうだ。そこで老朽化した建物の建て替えが計画されていて、2023年に本館を解体し、2036年に完成するそうだ。私は完成を見られそうにない。


帝国ホテルのロビーのバラ


(おまけの話)
帝国ホテルを後にして、どうやって帰ろうかと迷った。
数寄屋橋のバス停に行くのも遠いので、新橋まで歩くことにした。
JR山手線の線路の下は、新橋まで続く商業施設が出来ている。

有楽町から『産直横丁』、『HIBIYA ROJIURA」、「OKUROJI]と続く。
産直横丁は昼間から営業している居酒屋通り、HIBIYA ROJIURAは洒落た高級ブティックやレストラン、OKUROJIは新橋に近いのでサラリーマン向けの飲食店が入っている。
この通路を歩いて、新橋まで行くのも楽しい。


 高級な「HIBIYA OKUROJI」


新橋に出てから、東京BRTに乗るために「汐留」まで歩いた。
汐留には私の贔屓の店「YATSUDOKI」がある。
ここはシャトレーゼのブランドで、少し高級な店なのである。
汐留店には2階にカフェが併設されていて、私はここでソフトクリームを食べて休憩することが多い。

ソフトクリームは濃厚で、値段は387円と安い。ラクトアイスの「チョコバッキ―」も好きで、買って帰る時もある。値段はもっと安く68円である。
この店で休んで、向かいから出る東京BRTに乗って家に帰ることが多い。


ソフトクリームとチョコバッキ―(YATSUDOKI)


図書館で借りた「怪物に出会った日」を、YATSUDOKIの2階のカフェで読んだ。
この本はボクシングの井上尚弥と戦い、負けた10人の選手に取材した本である。
日本人選手の多くは取材を断るが、外国人選手は喜んで取材を受けている。

彼らが言うのは『スピードが圧倒的で見えない。パンチ力は突出していて、2階級上くらい。ディフェンス力がある。全てが凄い。モンスターだ』と言う。誰でも負けた話はしたくないものだが、多くの負けた選手が「井上尚弥と戦った男」であることを誇りにしている。私はボクシングは詳しくないが、とても面白い本だった。


「怪物に出会った日」★★★


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

コメント

  1. Shinji
    Shinji
    返信

    JR山手線の線路の下の新橋まで続く商業施設、ということですが、昔はそんな洒落たものはなくて、戦後の雰囲気を残す場末の飲み屋街だったのでしょう?都心には既にあれだけたくさんの飲食店などの供給があるということは、需要があるということでしょう。人口が多い証拠ですね。

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