【天使のハシゴ】
ある日の夕方に、いつものように窓から富士山を見た。
ところがこの日は雲で富士山は見えず、代わりに素晴らしい光景が見えた。
それは巨大な「天使のハシゴ」だった。

時々、天使のハシゴが見える時があるが、こんな大きなハシゴは初めて見た。
雲の切れ目から、沈む太陽の光線が芝浦方面に降り注いでいた。


 「天使のハシゴ」



【築地場外市場の再開発】
マンションの友人からメールで、築地場内市場跡地の再開発の情報が入った。それによると『3月に再開発事業者が決る予定が遅れ、5月にずれ込むようです。スポーツの公式戦開催施設、エンターテイメント施設の2案が有力なようです。事業者に提示している条件の1つに、勝どきから竹芝まで防潮堤の上を遊歩道にするものがあるようです。そうなれば、魅力的なエリアになりますね』。

そんな情報を受け取った後に、再開発地の横の仮設道を歩いて築地市場にいった。
プラスチックの壁に反射した光が、私の影を横切った。


「築地場内市場跡地」の仮設側道で



【原爆マグロ碑】
大江戸線の「築地市場駅」から外へ出ると、左側の仮設の壁に「原爆マグロの碑」が貼られている。この碑は「1954年にビキニ環礁で米軍により最初に行われた水爆実験で、米軍が想定していた規模をはるかに超えていた。爆心地から160キロ東方沖でマグロ漁の操業中の第五福竜丸には死の灰が降って来た。日本に戻った福竜丸のマグロは、築地場内市場の地下3メートルに埋められた」ことを記している。

この事件から発想を得たのが、人気映画のゴジラである。水爆実験で、海底の眠りから起こされたのがゴジラなのである。


 「原爆マグロ碑」



【カラスの勝手でしょ!】
家の近くの公園で、カラスがなにかを咥えて飛んで来て台の上に止まった。
この辺りは海に近いせいか、カラスより水鳥の方が多く見掛ける。
私はカラスを見上げたら、なにか封筒のようで文字が見えた。
餌にはなりそうにないし、ねぐらにも利用出来そうにもない。

カラスに聞いてみたかった。『それを何に使うの?』
きっとカラスは『カラスの勝手でしょ!』と答えるだろうなー。


「何を咥えているの?」



【34年ぶりの株価】
1989年12月に東証の日経株価は3万8915円を付けてから、バブル崩壊で2003年には7607円まで下げた。その時はさすがに私も「これから日本はどうなってしまうのか」と心配になった。昨年後半より株価は上昇し、2月16日(金)に「あと500円」まで迫った。そこで19日(月)には歴史的瞬間に立ち会えるのではと思い、私は兜町の「カブトワン」に出掛けて行った。現地には私と同じように考える、報道カメラマンもいた。

しかしこの日は逆に、日経株価は「16.86円」下げて終った。
そして6日後の2月22日(木)に、遂に34年を経て日経株価は終値で「39098.68円」を付け、やっと1989年の最高値を抜くことが出来たのであった。


 「カブトワン」の19日の株価表示(2月19日)



【川津桜】
少し前にテレビニュースの騙されて、木場公園の横を流れる大横川の堤防に川津桜を見に行った。ところが川津桜は咲いておらず、寒緋桜が咲いていた。
同じマンションに住む友人からも、TVに騙されたというメールが入った。

『私もTVに騙されてケアマネージャーとの約束をすっかり忘れて、カメラを持ってすっ飛びました。成果は無いしケアマネージャーには心配をかけるはで、大変な1日になってしまい案した』とあった。腹が立ったがどうしようもなく、翌週に近所の晴海埠頭公園の河津桜を見に行った。こちらの桜は咲いていた上に、帆船「日本丸」も停泊していた。


「晴海埠頭公園の河津桜」


【三越デパートの大天井画】
「なにか小さなことでもいいから、ブログネタは無いかなー?」と色々と探していると、東京という場所は結構、見付けることが出来る。
今回は日本橋三越本店1階中央ホールの置かれた「叡獄双龍・東叡山寛永寺根本中堂奉納天井画」である。大きさは6m×12mという巨大なものである。

作者は東京芸術大学名誉教授の手塚雄二氏である。この絵は上野寛永寺の創建400年を記念して、寛永寺が手塚雄二氏に依頼して描かれたものだそうだ。同じ1階からでは、絵が良く分からない。
5階に上がって見たら良く分かったが、2階から撮ったのがこの写真である。


 「叡獄双龍」



(おまけの話)…【4つの写真展】
「ソニー・イメージングギャラリー銀座」と「キャノン・ギャラリー銀座」
やることが無い日は、銀座のギャラリーを見に行くことが多い。
プロの写真を見るなら、ソニーかキャノンのギャラリーである。

ソニー・ギャラリーでは、「果物の肖像」という。とても難解な写真展だった。
キャノン・ギャラリーでは「記憶の記録」という写真展で、昔のプロゴルファーの活躍の数々が並んでいた。どちらも撮影OKなのが良かった


  「果物の肖像」(2月19日~29日)



「富士フォトギャラリー銀座」
ここはアマチュア写真家がお金を払って、自分達の写真展を開催する場所である。
私の友人も以前にここで写真展を開いたが、かなり費用が掛かるようだ。
会場は3部屋に分かれていて、「The TONE」、「尾瀬」、「フォトクラブNAKARAI」が開催中だった。

私は若い頃に女性2人と尾瀬に行き、山小屋に泊まったことがある。
その後も1人で改めて行ったことがあるが、あの自然は素晴らしい。
でも今ではもう尾瀬に行く脚力が無いのが残念だ。 


 「The TONE」(2月16日~22日)



「第8回大回廊写真コンテスト」
この写真展は千代田区観光協会の開催で、第8回の入選作の発表がミッドタウン日比谷で行われた。私はここへ越して来て間もなく、東京タワーに夕陽が沈む写真で入選したことがある。千代田区は金持ちなので今回の発表は立派な場所を借り、観光協会が入選作の冊子を作り、それを無料で配布していた。

最近はカメラを趣味にする人が増えて、私の入選した頃から比べると、かなりレベルが上がってっしまった。だから私は毎年、応募しているが全く入選しなくなった。


「4年振りの神田祭のクライマックス!」


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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