
心の伊達市民 第一号
【乗用ロボット】
「SusHi Tech TOKYO 2024」の企画で、有明アリーナで宇宙飛行士の野口聡一氏の講演があったので聞きに行った。約40分の宇宙船内の話は面白かった。その会場には未来の乗物が展示されていて、特に私は大きな動く乗用ロボットに興味が沸いた。
ロボットの胸の部分から人が乗り、中から操縦できるようだ。展示では外にいる係員がパソコンで、ロボットを操縦していた。これが実用化されたら、何に使うのかに興味がある。
【犬の散歩】
私の住むマンションでは小型犬を飼っている人が多くいる。しかし一方で動物アレルギーの人もいるので、全部で26基あるエレベーターは、4基の内の1基の割合で犬を連れての乗り込みは禁止である。近所を散歩していたら、面白いパネルを見付けた。コンクリートの塀に貼られたパネルには、「犬のひとり歩きはいけません」とあった。
パネルは犬の形をしていて、それがとても可愛い。最近のニュースで「犬が鉄製ポールにおしっこを掛け続けた結果、根元が腐って倒れ子供が怪我をした」と報道していた。よく見掛ける光景だが、ペットボトルの水を少し掛けたくらいじゃ、全く役に立たない!
【GOMI-ICATION】
最近の私は東京ビッグサイトに行く時は、家の前から東京BRTに乗って行く。今までなら勝どき駅前まで歩き、そこから都バスで25分は掛ったが、いまは10分で行ける。
東京ビッグサイトからお台場に行く道路に、面白いアートが何ヵ所かあった。
コミュニケーションに引っ掛けて「GOMI-NICATION」と名付け、ゴミとなった廃材を利用したアートだった。私が気に入ったのは「闘牛」である。
廃材だから短期的な展示だろうが、自然に返るアートもいいものだ。
【無料映画】
毎月1回、銀座のHERMES(エルメス)で行われている映画を見に行った。
5月はイタリアとスイスの合作の「内なる檻」だった。
ストーリーはあまり無く、廃止が決まった刑務所での数日間の物語である。
刑務官と受刑者というと「暴力」などが想像されるが、これはヒューマニズムの物語だ。閉じられた空間で2種類の集団が共存しなければならない。そこで起きる様々な小さな事件を、刑務官と受刑者が信用し協力するようになるのである。久し振りに良い映画に出会った。
【工事再開】
私の住む家の近くで行われているタワーマンションの建築工事であるが、少し前に「コンクリートの強度不足」で工事が中断した。私は『これは大ごとだなー。工事の請負業者に対して責任追及もあるだろう。完成も大幅に遅れるだろう』と思っていた。
ところが最近になり、何事も無かったように工事が再開されているのを見た。
どうも取り壊しはしなかったようで、なにか解決策を見付けたのだろう。
ニュースというものは最初はセンセーショナルに報道するが、解決した時は報道しない。読者の興味を引かないからだろうが、私は知りたい。
【エビの飼育】
マンションの友人のIさんとバスの中で会った。
なにやらビニールに入った水を大事そうに抱えていた。
マンションに着いたので、カフェでお茶をして話をした。
その時にビニール袋に入ったものを見せてくれたが、それは淡水の沼海老だった。
彼は以前から「メダカ」とその餌になる「みじんこ」を育てている。
それに沼海老が加わった。1人暮らしだと、なにか相棒が欲しくなるのだろう。
【工事現場のアート】
景気が回復して来ているのか、アチコチで建築工事が行われている。
昔の工事現場は塀で囲われていて、中の様子が分からなかった。
最近の工事現場はだいぶ変わった。殺風景な塀はアートのキャンバスになった。
中が見えるように、所々にプラスチックの窓も出来た。
更に騒音測定をしていて、それを塀のモニターに表示している。
周りには警備会社の社員もいるし、これでは工事費が高くなるはずだ。
(おまけの話)
マンションのデジカメクラブの例会を、聖路加国際病院のビジネス棟の47階のレストランで行った。女性会員のSさんが『ここからの眺望が素晴らしい』と言うので決めた。
江戸バスに乗り、聖路加国際病院前で降りた。
そして向かい側のビジネス棟に行く。46階までのエレベーターに乗り、そこでエレベーターをレストラン専用エレベーターに乗り換えて47階に行く。
11時半の開店には少し早かったので、レストランの外の展望台に出る。
ここは周りに高い建物が無い。建物の後ろは隅田川、前は自社の病院である。
この地は昔は外国人居留地だったので、公園なども多く広々としている。
こちら側からは勝鬨橋方面が、レストランの反対側に出ると東京スカイツリーが見える。確かに素晴らしい眺望だ。残念なのは、安全のための柵が少し高い。
Xさんは壁近くの石造りの段の上に乗り写真を撮った。降りる時に転んだ。
後日、Xさんに聞いたら、病院で検査したらあばら骨にヒビが入っていたそうだ。
営業時間となり、席に着く。今回は1人が病院で定期検査、1人が仕事で欠席で5人の参加だった。メニューはランチが1600円から6000円まである。
我々は当然、1600円のランチを選んだ。
それでも野菜サラダ、冷製カップスープ、パスタ、デザート、コーヒーが付くから高くはない。好みの味ではなかったが、景観代を考えれば良しとする。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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確固たる想いを洞爺湖で実現させたい! 〜『湖の膳舎 なかむら』 和食職人 中村 悠佑氏〜
2023.4.25 OPEN以来、ずっと気になっていた方をようやく取材することができました。 今回の主人公は『湖の膳舎 なかむら』代表 中村 悠佑さん 千葉県出身、東京都育ち、1児のパパです。 “ My洞爺湖! “ そんな勘違いをしてしまいそうになる景色。 広い窓いっぱいに洞爺湖が見渡せる贅沢空間にその店舗は存在しています。 和食職人と言うと、中学校を出て直ぐ料理の修行をするようなイメージがありましたが、中村さんは和食職人としては珍しい大卒者です。 「本当は、高校を出たら直ぐに飲食業につきたいと思っていました。早くこの世界に入りたかったのです。けれども、親の説得を受けて大学へ行くことになりました」。 とにかく飲食業が好きだった中村さんは、高校一年生の時からファミリーレストランやイタリアンレストランで、大学に入学してからは居酒屋でアルバイトをする日々でした。 「大学では文学部に所属していました。 実はあるリース会社に就職も内定していました。 でも、居酒屋でアルバイトしていた時に感じた、お客様が料理とお酒を楽しんでいる雰囲気がとても好きだったという気持ちを捨てきれず、どうしても飲食業への道が諦められず、その会社を断ってしまいました」。 そんな中村さんが大学卒業後に選んだのは調理師専門学校への入学でした。 「最初はフレンチ志望でした。 かっこ良く見えたんでしょうね。 授業では、和・洋・中をそれぞれ学ぶのですが、授業の中で試食をした時に体にも舌にも自分は和食に向いていると実感しました」。 専門学校卒業後、中村さんは赤坂や新宿の料亭で働き始めました。 修行時代の始まりです。 「就職して初めて飲食業の本当の厳しさを知りました。 労働環境は劣悪でしたよ笑 勤務時間は07:00~25:00 休みの日も糠床をかき混ぜるために出勤していました。 それでもそれほど辛いとは感じなかった。 修行時代を6年ほど過ごし、独立を決めました」。 29歳の時に独立を決めた中村さんは、東京中野の駅前に店舗を構えました。 30席もある店だったそうです。 “ この人みたいになりたい! と憧れる人はいない “ ときっぱり言い切った中村さん。 どこかで聞いたことがある…と思ったら、大谷選手が言った言葉でした。 「え?彼もそんなことを言っていましたか」。と、ご存知なかったご様子。 「修行時代、味付けはさせてもらえませんでした。味付けは最高の位置にいる人の仕事ですからね。 だから、味覚のトレーニングと料理の独自の研究は常に怠りませんでした。 自分の味付けは自分の店を始めてから学びました」。 なるほど。 以前、ある方から、洗い物をする時に鍋についたものやお客様の皿を舐めて味を覚えたという話を聞いたことがありましたが、やはり料理人の世界は厳しいのですね。 「妻は自身で店を持つことを夢に持ち割烹料理店で修行しており、2人で店をスタートしました。東京のお店は住宅街のひっそりとした場所で始めましたが、そこの住宅街にお住まいのお客様はもちろん、近隣の会社様の接待の需要も有り様々なお客様にお越し頂いておりました。その店は、12年間営んでいましたが、北海道行きを決め2023年1月31日に閉じました」。 きっと惜しまれつつ閉じられたのだと思います。 それが証拠に、その時のお客様が東京から洞爺湖までお食事にいらっしゃると言います。 「中村が洞爺湖に店を出したらしいと聞きつけた中野の割烹料理屋時代のお客様がわざわざ来てくださいました。 本当にありがたいです」。 「ところで、何故、洞爺湖を選ばれたのですか?」 「妻の美佳が北斗市出身なのです。いま娘は3歳なのですが、子育ては自然豊かな北海道で育てたいと予々考えていました。そういう視点で北海道を旅した時に、洞爺湖がとても気に入りました。移住するならここが良いなと。でも、果たしてここで商売が成り立つのか? とても不安でした」。 そんな心配を余所に、オープン直後から多くの客様が足を運ぶ店となりました。 「雑誌の「Poroco」や「Ho」に掲載されたことは大きな宣伝になり、とても感謝しています。 札幌圏の方も来てくださるようになりました。ですのでお陰様で夏は順調でした。でも、冬が心配だった。ところが、今度はインバウンドのお客様もたくさん来てくださるようになりました。 シンガポール・タイ・台湾の方が多いです。 海外のお客様は積極的にGoogleにコメントを入れてくださいますので、それをご覧になったお客様がまた来てくださいます」。 予約専門のお店のため、来店者数に合わせて仕込みができるのも強みのようです(席が空いていれば飛び込みも受け付けてくださるそう)。 「どのお料理も素材の味が最大限に生かされていますが、取引先の生産者さんはどのように選ばれているのですか?」 「洞爺湖に引っ越してきたのは2023年の2月で、店のオープンは4月でしたので、野菜は根菜くらいしか手に入らない時期でした。お米は移住前から財田米を食べ比べ、宮内農園さんのお米を食べて「この美味しいお米なら洞爺でお店が出来る」と確信を持てました。宮内農園の佐々木ご夫妻には他の農家さんをご紹介頂いたり、自分達で道の駅で買って美味しかった農家さんにアポを取ってみたりとオープン前は奔走の毎日でした。出来るだけ地元の食材を利用し、地元の方にこんな美味しい食材が地元に有ったんだ!と再発見していただけるようなお店を作っていきたいです」。 特別なものを使うのではなく、地元の方がよく食べているものを使いたいという考え方は素敵だと思いました。 「地元食材を使いながらも、今まで無かった店、今まであまり食べる機会が無かった料理を、職人技で提供する店になりたいと考えています。 とは言え、いまは未だ試行錯誤の段階です。 地元の方に足を運んでいただくためには地域性も大切にしなければいけませんから」。 「ところで、お二人にお尋ねします。移住して良かったなあ〜と思う瞬間てどんな時ですか?」 「最高の食材がすぐ身近にあることが幸せです。 娘がのびのびと成長していると感じる時もまた移住して良かったと感じます」。と悠佑さん。 「洞爺湖を眺めながら大好きな温泉に入っている時です!笑」と美佳さん。 明るい美佳さんは早くも常連さんの人気者です。 「最後に目指しているスタイルがあればお聞かせいただけますか?」 「洞爺湖ならではの和食の店を確立したいです。この素晴らしい借景の中で、洞爺湖でしか食べられないものを提供したい。そのためにも、もっともっと洞爺湖のことを知りたいですし、洞爺湖の食材のことを研究したいです」。 そう力強く語った中村さんの元に、保育園から帰ってきた娘さんが「ありがとうございます!」と言いながらニコニコと現れました♡ ―湖の膳舎 なかむら 情報― 電話 080-9269-2578 住所 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉186-85 Instagram https://www.instagram.com/nakamura0321?igsh=MWR1bm9ieTBya28yNw==
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